しょうもないお願い事
あらすじ
俺にお客さんがきたよ
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突然の来訪者の使者は魔王がいる森人であったことと何故か俺をフォロットル王国にいることがバレてしまっていたことが気掛かりであった。
下手に魔王勢力には関わりたくないのが本音である。
先程も森人の領土の蛮族の危険性についてグスタフから教えてもらったばかりであるからだろう。
フォロットル城の広間には魔物討伐に出ていた筈のガルシア将軍を初めとした重鎮らやベンケイやナタリアの姿もあったのだ。
すると、俺に気づいたナタリアが声をかけてきた。
「おークロ。何か森人の領土がヤベェらしいからお前にどうにかして欲しいんだとよ~ 」
「グスタフから聞いてたよ!!蛮族だろ!?関わりたくねぇって考えた所なのに~!!! 」
「まぁ、良いじゃねぇかよ? クロなら何とか出来るだろ?」
「俺は神でも勇者でもねぇんだぞ!?そんな問題事ホイホイ解決できるなら世の中平和だわ!!!チクショウめ!!! 」
フォロットル王国周辺の魔物討伐に向かって森人の使者と出会したからこうなったようだ。
つまりは【偶然】であってしまったということだろう。
いや、あの美人局の女神らがそう導いてもおかしくはない筈だ。
小猫族の黒猫になった俺にやたらと干渉的な面があるとは前々から気にはなっていた。
勇者じゃ世界を武力でしか救えねぇから俺に丸投げする気か?日本のブラック企業のクソ上司かよ!?
取りあえず、美人局達の事は今は良いがこのローブで顔を隠した森人の使者とどう話をしたものだろうか。
「あー…オレがクロだけどそちらの領土の蛮族との争いに俺らは…」
「ち、違うのです!!我々の目的は蛮族との仲を持って貰いたいです!!」
・・・・ん?は?なんて?
「その蛮族が話が通じる相手じゃねぇのに雑魚の俺が解決できるかよ!?
そもそも武力行使しかねぇだろ?俺じゃ蛮族とは交渉できねぇよ!? 」
「いえ、その…//////蛮族との血縁を結びたくて…/////」
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えっ?今この森人何ていった?天敵の蛮族と血縁を結びたいから俺に仲に入れと? なんで? オレ、そこまでお人好しじゃねぇよ?
つーか、何がどうなって俺が仲介役をやってくれるって話になってるんだよ?
「うむ!!クロならうまくやってくれるであろう!!この魔王・ガオーンが保証するぞ!!」
両腕を腰に当てて偉そうにするガオーンにグスタフは申し訳なさそうに俺を見つめてきた。
「このおバカの口のせいか~!!! 蛮族と森人の仲介ってどうしろって言うんだよ!?
まともな恋愛経験無しの男だぞ!?身体だけの関係でマトモな愛はなかったぞ!? 」
「まぁー…こうなった以上はやるしかネェだろ? それにフォロットル王国で情報収集するよりも後ろ盾になる魔王領土を増やした方が今後の交渉も楽になるんだろ? 」
荒れたオレの様子を見てナタリアが宥めるようにいう。
確かにフォロットル王国で情報収集に力をいれるにせよ森人と蛮族との仲介役を承るにせよ差はないのは事実である。
つまりはこの話を受けて成功させれば魔王ガオーンと森人の魔王と蛮族の一族の後ろ盾をえられるのは大きなメリットでもあり悪い話ではないのだが…。
「お願いします!!森人は長年の蛮族との戦いで男がおらず、女主体の種族になってしまっています!! 」
「要は男がいないから欲求不満で天敵である蛮族の男の精子が欲しいって話だよね!!? 」
「そうなのです!!人間と魔族の仲を纏められたクロ様のお力を借りたくて… 」
「ただの欲求不満解消の出会い系の紹介人じゃねぇんだぞ!?
オイ誰だ?森人は博識だから情報収集に役に立つだろうっていったの!?
この世界の森人オレの知ってるエルフじゃないエロフじゃねーかよ!? エロ同人誌か!!!」
普通のファンタジーの森人って高貴で他種族を見下す系の狩人とか魔術師とか僧侶のイメージあったのにただのスケベ森人であったのだ。
内容が内容なだけにリザベラとガルシア将軍は笑いを堪えるのに必死になっており、ワーウルフのグスタフとアルベルは自身の魔王が余計な事をしたことに対して目を会わせられないという心情であろう。
いや、でも欲求不満で天敵の種族との仲介役を頼むとかこの世界の森人ってサキュバス並みに欲求不満なのか?
こうなった以上は1度森人の魔王が支配している千年樹の樹海に向かわなくてはならなくなってしまったが内容が内容なだけにしょうもない森人の魔王の面を拝みに行こうと決めたのであった。
リザーナ経由でウチのエルフは基本的に欲求不満なんです!!!
清楚とかそんな概念捨ててビッチなエロフがいてもええじゃないか!!?(ヤケクソ)




