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97話 実験のやり方

私は、お湯をそのままアイテムボックスにしまい、話を続けます。

「このように、魔法に呪文は必要ないので。詠唱ができないから魔法が使えないとは言えません。」


「えっー!……じゃぁ私は今まで何の為にあの恥ずかしい呪文を言っていたの…。」

(……やっぱり呪文は恥ずかしいですよね…)


「それはそうと、どうやってリボンちゃんに魔法を教えるんですか?意思の疎通なんてできませんよ?」

「えっ?まぁ、アリスでもできたんだし、なんとかなるでしょ。」


「…なんか。遠回しにバカにされたような気がします。」


「ソンナコトナイヨ」

「なんで片言なんですか!!

それで、リボンちゃんに魔法を教える方法は?」

「まぁ、2人と同じように使ってみせれば使えるかなって。」


「そんな…猫に魔法を見せたくらいで魔法が使えるなら、それを見てた人全員が魔法を使えるようになるじゃないですか、そんなのありえませんよ!」


まぁ、確かにメイドさんの言うように、見ただけなら難しいでしょう…見ただけなら…。


「まぁ、どうせ暇ですし、全てお兄様に任せますわ。」

そう言ってリッカちゃんは、お兄ちゃんにリボンちゃんを渡しました。リボンちゃんは早速お兄ちゃんのお膝の上でゴロゴロ言っています。

悔しいですが、私のお膝では絶対にありえませんね…。


お兄ちゃんはベッドを作った時の余りの少し大きめの木材を取り出し床の上に置くと、リボンちゃんの前足を握りました。

たぶん魔力を流しているものだと思います。


リボンちゃんは戸惑った表情を浮かべながらも、されるがままって感じです。


そして、お兄ちゃんがリボンちゃんの前足を爪を立たせながら軽く振ると…。


『スッパーン』


っと、風の刃の魔法で見事に木材が真っ二つになってしまいました。


「えっ?今のは魔法?」

「リボンちゃんがやったんじゃないですよね?お兄ちゃんがやったんですよね?」


「にゃー!!にゃー!?」

私達も驚きましたが、リボンちゃんが1番驚いているみたいです。


「うーん、一応できたけど、自発的に試してくれないと覚えられたか分からないなぁ…」

「できた?じゃぁ、今の魔法は本当にリボンちゃんが?」

「そうだよ?アリスに教えた時と同じ様にしてみたんだけど…。」

まぁ、あのやり方なら誰でも覚えられるとは思います……人間ならば…。


「私は信じられませんね、猫が魔法を使うなんて。」

メイドさんの言う事はもっともだと思います。

私も、お兄ちゃんじゃなければ信じません。



リボンちゃんは魔法を使った自分の前足をまじまじと見つめています。


目をまん丸にしていてかわいいです。


そして、おもむろに先ほどの木材に近付き切断面を確認しています。


…これは…魔法を使うのでしょうか?


『ガリガリガリ…』


…そして、爪を研ぎ初めました…。





ガリガリと、ひとしきり爪を研いだ後、リボンちゃんは爪を立てながら、先ほどの木材に向かって軽く腕を振りました。


『スッパーン』


っと言う音と共に、数を増やした木材…


今度はお兄ちゃんの力を借りず、自分だけで魔法を使いました!?


「!!」

「!!」

「嘘!?」

メイドさんが凄く驚いています、私も凄く驚きました。そしてリボンちゃんも驚いています。




そして何回か木材に向かって魔法を使うリボンちゃん。もう木材は粉々で、片付けが大変そうです。

片付けるのはメイドさんでしょうが…。


するとリボンちゃんが私を見つめています。

…こんな事、普段は滅多にありません、どうしたのでしょうか?


リボンちゃんを見ると、まるでネズミを見つけたかのような目付きで、毛を逆立てながらいつでも飛びかかれるような体制で私の事をみています…。


…何か嫌な予感がします…。




「にゃー!!」


次の瞬間、リボンちゃんが私目掛けて、風の刃の魔法を飛ばしてきました!?

「えっ!?えっ!?」

私は戸惑いながらも、咄嗟にシールド魔法を張り、魔法を防ぎます。


「今のを防ぎますか…アリスさん、なかなかやりますわね…。」

リッカちゃんが何か言ってますが、私はそれ処じゃありません!


「ちょっと!リボンちゃん!待って!!」

リボンちゃんは次々と魔法を放ってきます!!

いくらワンピースを着ているとはいえ、お兄ちゃんが教えた魔法です。私のワンピースごとき貫通してくるかも知れません。

私は必死でシールドを張り続けました。




そして数分後…

突然、『コテッ』っと倒れたリボンちゃん。

どうやら魔力が尽きたみたいです。

危なかったです、死ぬかと思いました…。

まったく…この小さい体の何処にこんな魔力が

あるんですか…。



「うん。結論、猫も魔法が使える」

「なに暢気な事言ってるんですか!!こんな危険な魔法をリボンちゃんに教えないでください!!危うく死ぬ所でした」

「ゴメンゴメン、まさか、アリスと遊び始めるとは思わなくて。」

「遊んでません!」

「そうだったんですの?てっきり、遊んでいるのかと思いましたわ」

「だーかーらー、違いますよ!」



ついに猫までチートキャラに…

そして話が進まない…


そして突然ですが1/26日の更新はお休みします

(ガラル☆ルーキーズやりたいので…。)

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