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95話 お姫様のなり方

94話修正

上司→メイド長

そのベッドに寝ていたのは、メイドさん…ではなくメイド長の方でした。

疲れていたのでしょうか?

…まぁ、なんとなく疲れている原因に心当たりはありますが…。

「…なんで、この人が寝てるんですの?」

「さぁ?疲れてるのかな?まぁ、今は寝かせといてあげよう。」

「そうですね、たぶん手のかかるメイドさんとかのせいで疲れてるんでしょう」

「それなら、このお姫様が起きた時にびっくりするようなお部屋に改造致しましょう」

「それはいいですね!」



と言う事で作業再開

お兄ちゃんは音でお姫様を起こさないよう、シールド魔法でベッドを囲っていました。

安眠を妨害して、あのお姫様を怒らせたら怖いですからね。




そして、日付が変わり…朝日が顔を出す頃、ようやくお部屋の模様替えが終わりました。


はい、文章力の関係上、作業行程は全部カットです。完成図は皆さんの想像力で補完をお願いします。



「う~ん…。」

どうやらメイド長が目を覚ましたみたいです。

朝が早いのは職業病なんでしょうか?


「おはようございます」

「おはよ…う?」

起き上がったメイド長が目を丸くしながら辺りを見回しています。


「どうやらまだ、夢の中にいるみたいですね。」

まだ状況が掴めてないんでしょうか?

「いえ。残念ながら、ここは現実です。」

「…現実?………私はお姫様に転生したのですか?」


そう来ましたか…そんな非現実的な事、ある訳ないじゃないですか…。


「はいそうです。女の子なら1度は、お姫様になってみたいですよね!」

でも、とりあえず乗っかっておきます。


「いやいや、転生なんてそんなにいいものじゃないからね?」

お兄ちゃん、まるで転生した事があるような言い様ですね? 


…もしかして、お兄ちゃんってまさか!?


………。


いや…流石に私の考えすぎですね。きっと徹夜したせいで頭がおかしくなっているんでしょう。

そういえば私も眠くなってきました…。


「では。なぜ、あなた達がここに?」

メイド長はまだ完全に寝ぼけてますね…

では、そろそろネタばらしと行きますか。


「その答えは…あなたが、寝る前の事を思い出してみて下さい」

「寝る前の事?…えーと…確か、旦那様の夕食を作って、サボっていたあのポンコツを叱って、お客様の食事中に部屋を掃除しようとしたら、なぜか素敵なベッドが置いてあって…///。」



あぁ、どうやら全てを思い出したみたいですね。顔がどんどん赤くなっています。






「申し訳ありませんでした。まさか、お客様のベッドで寝てしまうとは…。それにしても…この部屋は本当にあの物置部屋なんですか?」


メイド長が土下座をしています。実に綺麗な土下座ですね、これも職業病なのでしょうか?

「残念ながら、あの物置部屋です、どうですか?凄いでしょう!?」

「アリスは、ほとんど何もしてないけどね。」

「失礼な、ちゃんと応援とかしてたじゃないですか!!」

「…できれば物理的に応援して欲しかったけどね。」

お兄ちゃんは何を言ってるんですかね?そんな事したらどうなるかくらい分かるでしょうに…。





「それでは、おやすみなさい。朝食の時間は起こしに来ませんので、どうぞごゆっくり」

そう言ってメイド長は部屋を出ていきました。


「では、私達も寝ましょう。流石に眠くなってきました…」

「ですわねぇ…」

「…俺もこれに寝るの?…なんか恥ずかしいんだけど…。」

「なら、いったい何のために作ったんですか?」

「何のためって言われると…アリスがベッドを壊したから?」

「だーかーらー!あれは私のせいじゃないですって!!」

何回も言わせないで欲しいです。

「まぁ、それは冗談で」

「冗談なんですか!」

「リボンちゃんを抱いたリッカちゃんが寝たら似合うと思ってね」

「それで私をベッドに寝かせたんですの?」

「そうだけど?」

「ちょっと!なんでリッカちゃんだけなんですか!!私には、お姫様ベッドは似合わないって事ですか!!」

「まぁ、アリスはソファーで丸くなってる方が似合うと思うよ?…それにアリスはリボンちゃんを抱っこできないでしょ?」

「うぅぅ…私だって抱っこして、もふもふしたいのにリボンがもふもふさせてくれないだけです!!なんでもふもふさせてくれないんですか!!」

「それを俺に聞かれてもねぇ…本人に聞きなよ?」

「それが出来れば苦労は…。………まさか、お兄ちゃんは…リボンちゃんの声を聞けるんですか?」

「えっ?聞けないけど…。………でも…もしかしたら聞ける?…のかな?」

「…なんで疑問系なんですか?」

「試した事がないしね…まぁ、ちょっと調べてみるよ。…でも今は…眠いから後で。」

それには同意ですね。とりあえず寝てからにしましょう。

「じゃ、おやすみ」

そう言ってお兄ちゃんは、さっさとベッドに潜り込みリッカちゃんを抱き枕にして眠ってしまいました。


と言うか、いつの間にリッカちゃんはベッドに?完全に先を越されてしまいました…。

そして、ちゃっかりリボンちゃんも抱いてます…。


悔しいですが、似合いますね。



なんで部屋のリフォームの話になったのか自分でも謎すぎるw

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