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85話 羽の数え方

ーーーその頃、王宮にてーーー


「なに?ゴンザが魔物の群れに襲われただと?」

「そのようです。それでゴンザが壊滅、どうやらその魔物はそのまま王都の方に向かって来ているとの報告が来ました。」

「なんだと!?」

「ですが安心してください、既に街門には軍を配備させました、冒険者ギルドへの応援も依頼済みです。」

「そ、そうか。だが油断はするなよ、ゴンザを壊滅させる程の魔物だ、何があるか分からんからな。」

「分かっております。それで、ゴンザへの支援の件ですが、いかが致しますか?」

「ふーむ…。まず被害状況の調査からだが、その前に目の前の魔物をどうにかするのが先だろう。そして、そのまま狩った魔物を支援物資にしてしまえばいいだろう。」

「それもそうですね。」




翌日


「どう言う事だ!魔物が多すぎるぞ!」

「どう、と言われましても…。」

「ここから見るだけでもあの土煙の量だ。あれは1000や2000じゃ済まないぞ!」

「はい、推定5000と思われます」

「こうしては居れん!直ちに市民の避難を開始させろ!終わり次第城門を閉める!戦える者は城壁の上に集めろ!急げ!」







ーーー同じ頃、ネス領主邸ーーー

「おお、ようやく見つかったか!」

「はい、どうやら例の高級宿に泊まっているようです。従業員が客の個人情報をなかなか割らなかったので時間がかかってしまいました。」

「ふむ、あの宿の従業員はしっかりと訓練されているからな。時間がかかるのも仕方ないだろう。」

「ですので、明日の午前中に接触し午後にはここに連れて来るように手配致しますので…」

「うむ、もてなしの準備をさせよう。」

「よろしくお願いします」



翌日


「どう言う事だ!?あの者達がいないだと?」

「はい、門番の話によると、夜遅くに出立したようでして…北門から出てそのまま歩いて北に向かったようです。」

「なに!?子供2人を夜遅くに…。既に追いかけているんだろうな?」

「はい、既に馬で追跡を開始しています。」

「そうか、幸い北方面は暫く一本道で馬で2日程の場所にはピーケの街がある、直ぐに追い付けるだろう。」

「ええ、お任せください!!」







ーーーその頃、普通にアリス視点ーーー


ヤバいです!

もうお昼を過ぎています!!

そしてそんな事など露知らず、抱き合って暢気に寝ている2人…じゃなくて2羽



どうでもいい事ですけど、なんでウサギさんは1羽、2羽…と数えるんですかね?

そしてペンギンさんの数え方は1羽、2羽…で合ってるんでしょうか?


あぁ、そんな事より早く2羽?を起こさないと…。

「お兄ちゃん、起きて下さい」ゆっさゆっさ


「うーん…アリス?…おはよう」

「おはようじゃないです!もうお昼を過ぎてます!」

お兄ちゃんが黙って窓の外を見つめます。

そして…。

「うん…おやすみー」

「ちょっ、なんでまた寝るんですか!」

「昨日魔力を使いすぎて怠い、だから寝る!」

「えっ、今日は町を出るんじゃないんですか!?早くしないとまた面倒な事になりますよ!」

「アリス、ちょっと五月蝿い」

そして、お兄ちゃんに魔法を使われたと思ったら私の意識が失くなりました。






「うーん…。」

次に私が目を覚ますと…。


………あれ?おかしいですね。

窓の外が暗いです。

えーと。何があったんでしたっけ?

…確か見事に寝坊して、慌ててお兄ちゃんを起こしたら、うるさいって言われて魔法で寝かされて…。


で、今は夜…と…。


「アリス起きた?」

「お兄ちゃん、おはようござい?ます?」

「もう夜だよ?」

大丈夫です、知ってます。

「私の貴重な1日が…」

「じゃあアリスも起きたし出発しようか。」

「えっ、外は真っ暗ですよ?」

「今日中に出発するんでしょ?それに面倒な事になりそうなんでしょ?」

「いや、確かにそうですけど…。」




そして、私達は冒険者ギルドにやって来ています。ギルドは夜中でも賑わっていて…まぁ、オークの解体をしてるからなんですが…。

ちなみにギルドに来た理由はリッカちゃんが「私、気になりますわ!」って言ったからです。

リッカちゃんがさっそく受付のお姉さん?に話し掛けます。

「すいません、ちょっとお聞きたい事があるのですが」

「子供がこんな時間になんの用ですか?」

まぁ、その質問は至極当然ですね、問題があるとすれば、お姉さん?も子供に見える点です。

まぁ、私よりお姉さんだと思いますが、お姉さんと言うよりお姉ちゃんですね。

「オークが増え始めたのはいつからですか?」

「子供は寝る時間よ、早く帰りなさい」

ダメですね会話が成り立っていません

「あなたも子供ではないんですの?」

「私は13歳、貴方達より大人です」

お姉ちゃんが渾身のドヤ顔を決めています。

すると、リッカちゃんは無言でギルドカードを差し出します。

「何よ?ってBランク…。」

リッカちゃんが首を振りながらカードを指差しています。

「………。すいませんでした!」

……なにがあったんでしょうか?



リッカちゃんが聞き出した話によるとオークが増え始めたのは10日程前とのこと。



「これは何か裏がありそうですわね」

「何かって、なんですか?」

「魔物の大量発生って、この前もありましたわよね?」

「えっ!?」

何かありましたっけ?

えーと……あれ確か…。

「………!!」

「思い出しましたか?」

「そういえばゴンザが魔物の群れに襲われたね」


「それは私が言いたかったのに!!」




ググった結果、ペンギンの数え方は羽みたいです


一つ賢くなりました!(キリッ

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