65話 予定の立て方
「いきなりすまんな、俺はこのゴンザの街の冒険者ギルドのギルドマスターをやっているゴンザレスという者だ」
ゴンザのゴンザレスですか…ネタみたいな名前ですね…。
そして、そのゴンザレスさんの話をまとめるとこんな感じに…。
現在、このゴンザの街でホワイトウルフが原因と思われる流行り病が流行している。
それにより少なくない数の死者も出ている。
現在、根本的な治療法もなく感染者が後を立たない。
二次感染の可能性も高く、体調の優れない者はおそらく宿には泊めて貰えないだろう。
との事。
「それじゃ俺はこれで、あまり関わって俺が移るなんて訳にはいかないからな。」
そう言ってギルマスはギルドの中へ戻っていきました。
「それじゃどうします?」
「とりあえずリッカちゃんを、このままには、しておけないから。いったん街を出て街の外に家を出そう」
そして私達は街の外へやってきました。
リッカちゃんはお兄ちゃんにお姫様抱っこされてました。ずるいとは思いませんでしたが羨ましいです!
お兄ちゃんは家を出してシールドを張っています。
そう言えば私は朝は寝ていて家を片付けてませんね…。
そして、お兄ちゃんはリッカちゃんをベッドに寝かせ、今度は2人で作戦会議です。
「それで、どうするんですか?このままじゃリッカちゃんが…」
「まぁ、大丈夫だよ。いざとなれば魔法を使おうと思ってるし、それにたぶんあれは…。」
「あれは…なんですか?」
「あれはアリスに移されたただの風邪だと思うよ。」
「えっ…流行り病なんじゃ…?」
「普通は街について早々流行り病になんてかからないよ。それに、一応魔法で調べてみたしね」
「………お兄ちゃんって何でも出来るんですね、使えない魔法とかあるんですか?」
「何でもは出来ないよ、知っている事だけ。」
「たとえばどんな事なら出来ないんですか?」
「うーん、死者を蘇らせたり、時間を止めたり進めたりとか?。まぁ、アイテムボックスに入れれば擬似的に時間は止まるけど…。」
「え…、それじゃぁ瞬間移動したり空を飛んだりとかは…。」
「瞬間移動は…。
この程度なら。」
「えっ?」
私の視界から突然お兄ちゃんが消え、後ろから話しかけられました。驚いて振り替えるとお兄ちゃんがいます…。
「空はこうやって浮かぶ事はできるね、移動するには風魔法を使うのが簡単かな?」
「…。」
お兄ちゃんが浮いています…もう何があっても驚かないです。
「それで、そろそろ本題に入りたいんだけど、いいかな?」
「本題?」
「そう、明日からどうするかについてね。」
「どうするんですか?」
「俺はリッカちゃんの看病をするよ、今は1人にしておけないしね。だからアリスはどうする?」
「そうですね…私も暫くは家でおとなしくしていようと思います。これでも病み上がりなので」
「そっか、じゃぁ暫くは休みって事で。」
「はい!じゃぁまずは一緒にお風呂に入りましょう!」
「…なんでこの流れでお風呂になるのさ?」
「いいじゃないですか、たまには2人で広々とお風呂に浸かっても!」
「広々と使うなら1人でも…。」
「だめです!一緒に入るのは確定事項です!」
「えぇ…まぁ、いつもの事だけどさ…。」
それでも、何だかんだ言いながら一緒に入ってくれるのは嬉しいです。
「なんでアリスは広々と使うはずの大きな風呂でわざわざくっついてくるのさ?」
「えへへー」
「すごいニコニコしてるけど答えになってないからね?」
ニコニコしてのが答えですよ?
そして、いつものように頭や体を綺麗に洗ってもらいました。
その後、パジャマに着替えてリッカちゃんの様子を見に行きます。
「リッカちゃん大丈夫ですか?」
リッカちゃんは寝ているようですが汗だくで顔を赤くし苦しそうに呼吸をしています。
すると、お兄ちゃんはおもむろにリッカちゃんの服を脱がせてタオルで体を拭き始めました、そして魔法で氷を出し頭に置き…いつの間に手に入れていたのかは知りませんが…その…何故か手慣れた様子でオムツを充てて、さらにパジャマを着せて布団を掛けました。
私が移した風邪?ですが、私はそんなに酷くならなくて良かったです。この年になって…その…オムツなんて充てられたら、恥ずかしくて死んでしまいます。
「これで、いいかな?俺達は風邪が移るとよくないから今日は客間で寝ようか。」
「リッカちゃんを1人にしていいんですか?」
「まぁ、隣の部屋だし大丈夫でしょ?アリスがリッカちゃんと寝たいなら止めないけど」
「いえ、私はお兄ちゃんと一緒に寝ます!」
私はそう言ってペンギンさんに抱きついて寝ました。
「おやすみなさい」
初投稿から2ヶ月…
累計PVが3000を突破!
皆さんのお陰です ありがとうございます。
そこ!少ないとか言って笑わない!
そしてなんと!ブクマまでして頂いて更新を心待ちにしているロリコンの方が8名も!
はい、あなたの事ですよ?振り返って後ろを見ても誰もいませんよ?




