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62話 風邪の引き方

家を出した私はさっそくベッドに潜り込もうと2階へ…

「アリスどこ行くの?今日は汚れてるからちゃんとお風呂入らないと駄目だよ」

しかし回り込まれてしまいました…。


私は眠い目を擦りながらお風呂に入ります、当然お兄ちゃんとリッカちゃんも一緒です。

ぼけーっとお湯に浸かっているとお兄ちゃんに全身を洗われました。そして、洗われて気持ち良かったからか、そのまま意識がなくなってしまいました。






「くしゅん」

うぅ…寒いです…。

私はベッドの上で目を覚ましました、…全裸で…。

どうやらお風呂に入ったまま寝てしまったようです…。

そう言えば着替えやらパジャマは全部アイテムボックスの中でしたね…。

でも裸で寝かせる事ないと思います!

隣では、そこいつものようにペンギンさんとうさぎさんが抱き合って寝ています。

ペンギンさんに抱かれてるのが私なら寒くなかったかもしてないのにひどいです!


とりあえず寒いので服を着ましょう、と言っても魔法のワンピースなんですけどね。


それにしても、まだ体の怠さが取れませんね、それに頭も痛いような…昨日頭を打ったせいでしょうか?

「くしゅん」

…誰が噂してるんですかね?さっきからくしゃみが…。


とりあえず朝なのでお兄ちゃんを起こしましょう。


「お兄ちゃん朝ですよー」ゆっさゆっさ

って、あれ?

『ドサリ』と、私はお兄ちゃんに倒れかかりました

「いてっ…アリス、もう少し優しく起こしてくれると嬉しいな…」

「あぁ、ごめんなさい。ちょっとふらついてしまって…」

「アリス、なんか声おかしくない?それに顔も赤いような?」

するとお兄ちゃんが顔を近づけてきておでこを合わせてきました。

お兄ちゃんの顔が近いです!

「うーん、やっぱり熱があるねぇ…まぁ裸で寝てたのが原因だろうけど…。」

びっくりしました、キスされるのかと思いました。

「まったく、服くらいちゃんと着せてから寝かせてくださいよ。それか寝ている時に抱きしめてくれてもよかったです。」

「自分の服は全部自分で持ってるでしょ?それにどうせ抱きしめるならもふもふしてる方がいいじゃん?」

「うぅ…まぁ、そうですけど…。くしゅん!」

「…大丈夫…?鼻水出てるけど…。」

お兄ちゃんがアイテムボックスからハンカチを取り出し鼻に当ててくれます

『ちーん』

「とりあえず…リッカちゃん朝だよー」ゆっさゆっさ

「うーん、やめてくださいお兄様…そこは、そこはだめですわ…むにゃむにゃ…」

…いったいどんな夢を見ているんでしょう…?

「いいから起きてねー」

お兄ちゃんがリッカちゃんのほっぺたをペチペチしています

「はぁん、もっと強く…ですわ…。」

本当になんの夢を見てるんでしょう…。

「痛い痛い!!」

今度はほっぺたをつねっています…それは痛そうです

「おはようリッカちゃん」

「いたた…お兄様おはようございます、…あの、お兄様?もう少し優しく起こしてくれてもいいのですよ?」

「優しく起こしたら、もっと強くって言われたんだけど…?」

「まぁ?いったい誰がそんな事を言ったんですの?ひどい人もおりますのね?」

リッカちゃんが私の方を見ながら言ってきました。

自分で言ったのに…。

「それよりアリスさん?なんだかお顔が赤いような?だめですわよ!?兄妹でなんて!」

リッカちゃんが何かよからぬ勘違いをしています…。

「それが、アリスが風邪を引いちゃったみたいでさ…」

「そうなんですの?大丈夫なんですの?」

「はい、大丈夫です。ちょっと寒気がして頭が痛くてふらふらしてますけど、ちょっとくしゃみが出るくらいですから。」

「それに熱があって声もおかしいよ?」

「完璧に風邪ですわね…まったく、裸で寝るからそんな事になるんですのよ?」

「うぅ…眠かったんだから仕方ないんです…。」

「今、お粥を作ってきますからギリギリまで寝ていなさい」

と言ってリッカちゃんは部屋を出ていきました


「それで、俺はどうすればいい?」

「えっ?それじゃぁ一緒に寝てください、当然ちゃんと抱きしめてくださいね!」

「つまり添い寝すればいいの?俺に移さないでよ?」

「分かりました!ちゃんと移して治します!」

「うん、分かってないね。これは、もしかしたら重症かもしれないな…。」


そしてベッドに入るとお兄ちゃんも入ってきて更に魔法で氷を出して頭を冷やしてくれました。

ひんやりしていて気持ちいいです。



いつ毎日更新が途絶えてもおかしくない状況です。

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