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31話 クッションの使い方

「何かご用ですか?」

「あぁ、俺達は『創生のアリオン』と言う4人パーティーなんだが、この前魔法使いのやつが抜けちまってな、今メンバーを募集してるんだがよかったら…」

「お断りしますわ、それに私は冒険者ではありませんので、それでは失礼しますわ」


私達はギルドを出て…


「いいんですか?あんな断り方で…」

「あれで充分ですわ、それにあの方達の目当てはアリスさんのアイテムボックスだけですから」

「そうなの?」

「それ以外考えられませんわ、アリスさんはアイテムボックスの重要さと稀少さをもっと知るべきですわ!」

「うぅ…確かにお兄ちゃんにも戦争の道具にされないようにって言われたけど…」

「戦争の道具って何ですの?」

「輸送の必要がなくなってなんとかって言われたような…」

「はっ!確かに輸送の問題点が劇的に改善されますわね…。そこに気付くとは…流石お兄様ですわ。」

「何か悪い事考えてない?」

「大丈夫ですわ、アリスさんに赤紙を送り付けたりしませんわ。」


そして私達は暗くなる前に宿に戻りました、また誘拐されそうになったら大変ですからね…。



宿の外ではお兄ちゃんが何かやっていました。

また檜の棒の加工ですね…。


「お兄ちゃんただいまー」

「おう、おかえりー」

「そろそろ完成しそう?」

「あぁ、明日の夜営の時には使えると思うよ」

「おぉ、それは楽しみです!」

「期待して待ってなよ」



「お兄様は何を作ってるんですの?何か箱のような物でしたけど…」

「さぁ?私にも教えてくれなくて」

「そうなんですの?」

「そうなんです」


私達は部屋に戻りました

程なくしてお兄ちゃんも帰ってきました。

完成したんですかね?


「あー疲れた。」

「お兄ちゃんお疲れ様」

「お疲れ様…ですわ…」

「リッカちゃんはお兄ちゃんの前だとしおらしいんですね」

「そそそ、そんな事…ないですわ…。」



「それで、この宿風呂も食事もないみたいだけどどうする?」

「もう、外に出たくありませんわ…」

「私リッカちゃんの料理がいい!」

「俺もそれに1票」

「へ?私の?」

「普通のお店の料理よりおいしいよ?」

「うん、いいお嫁さんになれると思う。」

「お、お嫁さん…///」



「し、仕方ないですわね、私が美味しい物を作って差し上げますわ!」


((やっぱりチョロい))



リッカちゃんに美味しい物を作って貰ってお腹も膨れたので寝る事になります、暫くお風呂に入ってないのでそろそろ入りたいですね…幸いまだ暑い時期ではないのでいいですが…



ダブルのベッドは3人で寝ても余裕がありますね、私は寝袋でぎゅうぎゅうになって寝るのも好きですが…


「1つ気になった事があるんだけどさ」

「「何です(の)か」」

「何で俺が真ん中なの?」

「「お兄(様)ちゃんの隣で寝たいから(ですわ)」」

「そ、そう。」




そして朝


今日の抱き枕は私でした!

とりあえず暫く優しさに包まれていようと思いますが、少しするとリッカちゃんが起き出しました。

右腕を押さえてます、あれ、そう言えば…。

そしてリッカちゃんと目が合いました…

「起きてたんですの?」

えぇ、起きてました。

「私は朝ご飯を作るので、まだ寝ていていいですわよ?」

「そうですか?」

私はお兄ちゃんに抱きつきます

「うぐぅ…」

リッカちゃんは悔しそうにしながら料理を始めました。




「お兄様、ご飯ができましたわよ」ゆっさゆっさ

「あぁ、リッカちゃんおはよう」

「おはようございますですわ、さぁ、冷めないうちにどうぞ」



リッカちゃんのご飯は今日も美味しかったです




宿のロビーで待っているとヤイルさんとメイドさんが階段を降りてきました。

メイドさんのお肌がツヤツヤしています、逆にヤイルさんはゲッソリとしてますね…何かあったのでしょうか?

「おはようございます、ゆうべはおたのしみでしたね」

「あぁ…おはよう…。」

「おはようございます、はい!おたのしみでした!」


?……よく分かりませんが楽しかったなら良かったです


「それじゃ馬車屋に行きましょう!」

今日のメイドさんはなぜか元気ですね?




馬車での移動です、楽しみです、馬車はヤイルさんが操縦してくれるみたいです。ちなみに私とお兄ちゃんは操縦できませんがリッカちゃんは操縦できるそうです。えっ、メイドさん?

あはは…。


馬車が走り出しました、私はすかさずクッションを取り出します、クッションを用意しておいて良かったです、お兄ちゃんは魔法を使っているのでしょう、少しお尻が浮いているように見えます、リッカちゃんとメイドさんのお尻は衝撃を吸収しきれずダメージを受けているみたいです

するとお兄ちゃんはアイテムボックスから毛布を取り出しメイドさんに渡しました、そしてリッカちゃんは抱き寄せて膝の上に!

ああ!!ずるいです!それはダメです!反則です!

リッカちゃんは真っ赤になってしおらしくしています。ぐぬぬ…


その様子を見ていたメイドさんは御者台の方へ移動しました。

向こうで何が起きてるのかは分かりません。




期限内に50話(10万字)には届きそうです


読んでくれる人?自己満足だから居なくてもいいのだ!

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