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28話 慈悲の持ち方

朝起きるとお兄ちゃんがいません、そして外からゴソゴソと音がします。

私は眠い目を擦りながら外に出ます。

「お兄ちゃんおはよう」

「アリスおはよう」

「何を作ってるんですか?」

見ると勇者の檜の棒を削ってお兄ちゃんが何かを作っていました。

「完成してのお楽しみかな、まだ暫くかかるけど。」

「そうなんですか?なら楽しみにしておきます」

まだぜんぜん完成図が見えませんね、檜の棒の皮を剥いだだけのようです。

「じゃあ朝ご飯にしようか、今日は何がいいかな…」



その後は普通に出発し午前中は商人の馬車とすれ違っただけでお昼を食べ、午後は7~8名程の馬に乗った兵士を引き連れた貴族の馬車に追い抜かれただけでこれと言ったイベントもなく(途中でオークとかを狩ったけど…。)夜になりました。


書く事がなくて大変な作者の悲鳴が聞こえてきます


そして昨日と同じような事を繰り返した今日が終わりました。


翌日も朝早く起きたお兄ちゃんによる外での作業が少し進んでいた程度ですぐに朝食を食べて出発しました。


そのまま少し進み、お昼に差し掛かろうかと言う所で作者が待ちに待ったイベントが!


「ん?前に何かいるな…」

「何か?」

「魔物かなぁ?30匹くらい、それと動物が10匹人間が10人くらい」

「それはつまり…」

「狩っているのか、勝っているのか、はたまた飼っているのか…。」

「そう言う言葉遊びはいいですから…。」

「それで、どうする?危険そうだから近づかないって選択肢もあるけど?もちろん危険なのが魔物だけとは限らないけど…」


そうです、もしかしたら盗賊とかかもしれません。一昨日も誘拐犯に襲われましたし…


「とりあえず見える所まで近づいてみましょう、かっていた場合はスルーして先に進みましょう」


そして10分程歩き…

「人間がたた"かって"いますね?」

「そうだな、たた"かって"いるな」


今私達は小高い丘の上にいます、見下ろした先には20頭程まで減ったオーガ、全滅したらしき馬、そして3人の兵士と思われる人間…と寝んねしてる馬車…。

「確実に襲われてますね?」

「あるいは襲ったけど返り討ちになったかも?それでどうする?」

「お兄ちゃんに慈悲はないんですか?」

「なかったらアリスを助けてないけど、今回はアリスが危険になる可能性もあるしね。」

やっぱりお兄ちゃんはやさしいですね。

「でもまぁ、助けに行きましょう!」


私達が走って近づいている途中、馬車から剣を持った人が出てきました。

出てきたのは女の子です、その女の子をもう1人が引き止めているように見えます。引き止めているのはメイドさんでしょうか?


近づいている間に兵士さんは全員倒れていました、女の子はオーガに向かって斬りかかりました、オーガの首が飛び次のオーガに斬りかかります、2匹目のオーガの首を飛ばしたあと他のオーガに殴られ地面に転がりました。

私は、なぜか女の子の戦い方に違和感を覚えました。

メイドさんは立ち尽しているだけのようです。


そしてメイドさんがオーガに殴られそうになった所でオーガの頭が撃ち抜かれました、ようやくお兄ちゃんの攻撃範囲に入ったみたいです。


私も水の刃でオーガの首を飛ばしながら近づきます。

程なく残り10頭まで減っていたオーガが全滅しました。


「うぅ…痛いですわ…」

女の子が立ち上がりました、剣で攻撃を受けたのは見えてましたが、痛いだけですんだようです。

お兄ちゃんは倒れている兵士さんの様子を確認しています、兵士さん達は血塗れで…グロいです。…生きている人は…いるのでしょうか…。


メイドさんは呆然と立ち尽くしています。

こっちは使い物になりそうもないので、私は女の子の方に話かけます。


「大丈夫ですか?…あれ?」

「えぇ、私は大丈夫で…って」

「確かパーティーの時に…名前は確か…リッカちゃん?」

「年上の人をちゃん付けで呼ぶなと言ったはずですわよ…?アリスさん?」



「なんだ?知り合いか?」

お兄ちゃんが兵士さんに肩を貸しながら歩いてきました。

「はい、この前のパーティーの時に…」

「パーティー?」

そう言えばお兄ちゃんは筋肉痛で寝込んでいましたね…。

「お兄ちゃんが寝込んでいる時に受けた依頼の時に会ったんです」

「そうなんだ、俺はシェイドですアリスがお世話になりました」

「ぃ、ぃぇ、こちらこそ…私はリッカといいます」

なぜかリッカちゃ、さんがしおらしくなってますね…



「それで残念だが生きていた兵士はこの人だけみたいだ、戦闘そのものよりも倒れて踏み潰されて死んでる人の方が多かったな…。」

この兵士さんも右足が変な方向に曲がっていて左腕が潰されてます…痛そうを通り越してヤバそうです…。

「す、すまんが俺は置いて行ってもらって構わない、お嬢様を王都までお連れ願いたい…。」

「あー、とりあえず事情は分かった、一応治療してみるけど効果は期待するなよ?」

「お兄ちゃんは治療魔法も使えるんですね?」

「いや、使った事なんてないけど…」


「「「…えっ?」」」


見事に3人の声がハモりました。



アリスとリッカじゃドキプリと同じやん!?って後になって気付いた…。(書き貯めの40話くらい)

いっそマナとマコトも登場させるか?

でもアグリは厳しくない?名字ならいけるか?

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