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24話 妹のなり方

「ガチャリ」

執事さんの話を聞いていると突然ドアが開きお姉ちゃんが入って来ました、年は私より2~3歳上でしょうか?

「あなたが私の妹になってくれる人?」

「なんかちょっと違う気もしますが、間違ってはいないです」

「妹ではなく護衛ですよ、お嬢様」

どうやらこのお姉ちゃんが今回の護衛対象のようです

「まぁ、どっちもにたようなもんでしょ。さあ、急がないとパーティーが始まってしまうわ!」

「パーティーは昼過ぎからなのだでまだ充分間に合います、お姉様」

「あなたお名前は?」

「私はアリスって言います」

「そう、私はサーヤよ。よろしくねアリス、私の事はサーヤお姉様と言うのよ?」

「分かりました、サーヤお姉様」

「今日の仕事内容は私に近づくお邪魔虫の排除と主役であるマシュー様へさりげなく私の魅力を伝える事よ」

「は、はぁ…。」

「そうと決まればさっそく準備に取り掛かりませんと!」

私はサーヤお姉様に手を引かれ廊下で待機していたメイドさんと共に衣装部屋と書いてあった部屋に連行されました


「さっそく今日のドレスを選ぶわよ!」

勝負服ってやつですかね?サーヤお姉様、気合い入ってます!

サーヤお姉様はメイドさんと一緒にアレでもないコレでもないとやっています。

私もこのワンピースでの参加は避けた方がいいですね、私は大量に掛かっているドレスを見ながら考えます。

(このスカートかわいいですね、それにこっちのフリルを着けて…、ベースはこれがいいかなぁ…それにこのリボンを着けて…色はやっぱり薄桃色で赤のラインかな…。)

そんな事を考えながらシールド魔法を使うと思った通りのドレスができました。どやっ!

頭は守れませんが誕生日パーティーならそんなに危険はないでしょう!

さんざん迷いながらもサーヤお姉様はドレスが決まったようです。

「さぁ、次はアリスのドレスを選ぶわよ…って、あなた、いつの間に着替えたの?でもこんなドレス持ってたかしら?しかもサイズまでぴったりだし、どうなってるの?」


なんだかんだで昼になってしまいました、女の子の準備は時間がかかるので仕方ないです。

私達は馬車に乗り込み揺られる事20分…。ガタゴト。

馬車は思ったより乗り心地が悪いですね、いつ依頼で馬車に乗る事があるか分かりませんが、その時に備えてクッションを買っておきたいですね。

そして戦場に到着…ちょっと緊張してきました。


貴族のパーティーには遅れてやってくるのがマナーらしいですが、もう大半の招待客が揃っているようです。


会場の中に入るとゴミのように人がいます、そのゴミの1つが私ですね。


少しすると主催者の挨拶があり、主役のマシュー様が紹介されました。なるほど、あの人にサーヤお姉様をアピールすればいいんですね?


「皆さん!今日は私の14歳の誕生日パーティーにご参加ありがとうございます…」

主役様の長々とした挨拶を聞き流し、私はサーヤお姉様に近づくお邪魔虫の排除に目を光らせます、特にやる事もないので…。


主役の話も終わり会場がガヤガヤし始めました、そして近づいてくるお邪魔虫ABC。


サーヤ様ごきげんよう、私○○子爵家のAと申します、なんちゃらかんちゃら…


っと言うのをBとCも回繰り返し…


「アリス、ここは料理のコーナーへ避難しますわ、料理を食べていれば話かけられませんから、タイミングを見てマシュー様の所に行きますよ!」


てな訳で私は料理を食べてます、どれもこれも美味しいです、こっそりお兄ちゃんへお土産に持って帰りましょう!

そして大量に料理を取り半分をこっそりアイテムボックスにしまいながら食べまくる私…


はっ!護衛の仕事は!?

見ると、ちょうどマシュー様がフリーになっています。

「サーヤお姉様、今がチャンスですよ!?」

「い、いえ、まだ心の準備が…」

どうやらかなり緊張してるご様子…ここは無理にでも連れて行く事にします! ズルズル


「マシュー様こんにちは!」

「やぁ、こんにちは、えっと君は…」

「私はアリスって言います、それでこちらがサーヤお姉様です、さぁサーヤお姉様?頑張って下さいね!」

私はそっと背中を押します、するとサーヤお姉様はスカートの裾を踏んでしまいバランスを崩します。

「おっと!」

ちゃんと受け止めてくれるマシュー様


ええ、もちろんわざとやりました。

「じゃぁ後はごゆっくり~」

そう言って私は離れました。





その後…パーティーの参加者から私への口撃がやみません…。

どうしましょう…。


特に女の子からの口撃がすごいです、主にドレスについての質問が多いです。

何時誰がどの様に作ったのか…と…

さっき私が適当に作ったとは言えないですね、そんな事言ったら我も我もと私に作らせようとする気がします…誰か助けて。


「貴女、ちょっとこっちに来なさい!」

そう言われて女の子に引っ張られ私は会場を出ました。


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