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23話 該当者のなり方

朝起きると今日は抱き枕にされていませんでした、ちょっと残念です。

「お兄ちゃん、おはよう」

「……おはよう…。」

「…? どうかしたんですか?」

「……痛い…。」

「もっ、もしかして私の寝相が悪くて寝ている間にお兄ちゃんに怪我を…。」

「いや、これはたぶん…筋肉痛…。」

「…そうですか…。」

「足だけだからアリスをおんぶした時だな。」

「私のせい、みたいに言わないで下さい!お兄ちゃんが全力で走ったせいです!」

「あれ、そうだっけ?」

「そうです!」


結局、お兄ちゃんは今日はお休みして寝てるそうです、宿の延長も頼まれました。


筋肉痛で寝てるお兄ちゃんは放っておいて。

私は1日中寝てるのは暇なのでギルドに猫さんの様子を見に行きつつ、良さげな依頼があれば受けてみようと思います。


私は受付で宿の延長をお願いした後、朝食を取りギルドに向かいました。


ギルドはいつもより騒がしかったです、何かあったのでしょうか?

キャシーさんも忙しそうにしていたので私はそのまま猫さんに合いに行きます。


猫さんは今日ももふもふです、癒されます。

猫さんをもふもふしているとカリカリの大きな袋を持ったギルマスさんがやって来ました、猫さんもご飯のようです。

ギルマスさんの袋を見た猫さんはギルマスに駆け寄ります、袋を開けて猫さんに渡します。

パーティー空けされたカリカリは初めて見ました!

「これで銀貨4枚するんだから味わって食べろよ…。」

通常サイズの猫なら安いカリカリも大きい猫さんだと高いみたいですね。

「この猫さんの調査って終わったんですか?」

「いや、何も分からん、明日あたり王都に行っていたギルド便が帰って来る予定だ、帰ってきたらこの猫の事を手紙にして王都に蜻蛉返りして運んでもらう予定になってる。」

「王都ってどれくらいの距離なんですか?」

「馬車で3~4日って所だな、心配せんでも王都から反応があるまではギルドで預かるよ。」

となると10日くらいは預かって貰えそうですね。でも、いつまでもこのままにはできないので早めになんとかしないとですね…。



「ところで、あのミノタウロスはどうしたんだ?進行方向が街寄りになった場合に備えて冒険者達と待機していたのに完全に無駄足になったじゃないか。」

「ああ、それはすいません。あの牛さんは狩りをしようと夜営した後に偶然遭遇したので、これ幸いと、全部倒したんですよ。結構大変でした。」

「普通なら大変じゃすまないんだがな…23頭の群れならBランク5~6人のパーティーが2つは必要なんだが…」

「いえ、牛さんは40頭以上の群れでしたよ?キャシーさんに止められてギルドには半分くらいしか納入できなかったので…。」

「なっ!40頭以上の群れだと!それでまだ半分も持っているのか!?」

「ありますよ、まぁ、持ってるのはお兄ちゃんですけど。」

「なるほど…早めに売って欲しいんだが…それで、そのお兄ちゃんはどうした?」

「お兄ちゃんは宿で寝込んでます。」

「なんだ?どこか悪いのか?」

「はい、昨日無理をしたようで…」

「なに!結構酷いのか?」

「ええ、1人で歩けないみたいです」

「なんと!それで置いてきたのか?」

「お部屋に閉じ籠ってても暇なので…」

「そうか…『お大事に』と言っておいてくれ」

「分かりました?…伝えておきます。」


筋肉痛くらいで大袈裟ですね?



ギルドの中に戻った私は依頼のボードを眺めています。

何か良さげな依頼はないでしょうか?



あ、これは…


『Cランクお嬢様の密着護衛』

姉妹に扮しお嬢様を護衛する(女性 14歳以下 Cランク以上 1名)


これ…該当する人居るんですかね?男女比率的に女性は3割以下ですし、大半の冒険者は成人してますし…(成人は16歳)

しかも募集が今日の昼までで護衛は今日の昼からって…。

まぁ、夜には終わるみたいだしこれにしよう。

ビリビリ

私はボードから紙を剥がして、何はともあれキャシーさんの所へ…


「キャシーさん!これ受けます!」

「アリスちゃん、おはようございます、えっと…これは貴族様からの依頼ですね、ギルドからメッセンジャーを出しますのでしばらくお待ち下さい」



しばらくして…

「君が依頼を受けてくれる冒険者かね?」

メッセンジャーの人が連れて来たのは如何にもと言わんばかりの執事さん、メガネの素敵なおじさまです。

「はい!アリスって言います」

「ずいぶん幼く見えるが本当にCランクかね?」

「いいえ、私はBランクです。」

そう言って私はギルドカードを見せます

「本当にBランク…失礼しました、今回の護衛の詳細をお話致しますのでお屋敷の方に来てもらえますか?」




「お邪魔しまーす…」

「どうぞ、こちらへ」

私は応接室らしき場所に通され執事さんの話を聞きます

「今回の依頼はご友人の誕生日パーティーに参加するお嬢様の護衛となります、本来ならば旦那様も出席する予定でしたが、体調を崩してしまい参加できなくなってしまいました。お嬢様は1人でも行くと言いだし、仕方なくギルドに依頼を出す形となりました。」

お友達の誕生日パーティーなら堅苦しい感じではなさそうですね、ちょっと安心しました。



エントリーに10万字で1話2000字だと11/30までに50話って結構キツくない?


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