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18話 閑話 続々、魔法少女の作り方(リナ視点)

「それで午後からはどうする?」

「どう?って?」

「いや、一応鍋が洗えるようになったじゃん?だから、これからどうするのかって事。」

「うーんと…。」

どうしましょう?鍋をパリパリするのが楽しくて何も考えてませんでした、そう考えればもっとゆっくりやって時間ギリギリまでイチャイチャしてればよかったです…。

「別に、何でもいいよ。宿に帰ってもいいし、別の魔法を教えてもいいし、麗らかなお日様の下お昼寝してもいいし。」


うん、宿に帰るのだけはないですね。せっかく休みを貰ったのに途中から仕事になってしまいます。

別の魔法は…何を教えてくれるのでしょうか?でも、そんなに簡単に覚える事ができ……るかもしれませんね…お兄さんが教えてくれるなら…。

お昼寝は…一緒に…ねんね……腕枕…とか………アリスちゃんみたいに、抱き枕にされたり……。

駄目です、絶対に私が耐えられません!


と言う訳で、消去法で別の魔法ですね!


「別の魔法って何を教えてくれるんですか?」

「特に決めてないけど?そもそも、いつも寝てたからお昼寝かと思ったし。」

「!!」

大変です、お兄さんにいつも寝てるダメダメな娘だと思われてました。

ここは出来る所を見せて汚名返上しないと!

「それなら、アイテムボックスの魔法を教えてくれませんか?」

「ああ、あれ便利だもんな。」

そう、便利なんです。お使いに行っても帰りに重い荷物を持たなくていいし、卵とかも入れておけば割れる心配もありません。超便利です!

「それじゃ覚悟はいいかな?」

お兄さんが手招きしています。もしかしなくても、またお膝みたいです。


「じゃあ始めるよ。」

そう言うとお兄さんはまた私の両手首を掴みます。

「まず、前を指指して」

私は指差します

「そして亜空間を開く…」

目の前の空間が若干歪んでます。

「それで物を入れるんだけど…さっきの鍋でいいか。」

鍋が消えました!

「それでこれを閉じる、っと」


「はい、出来上がり」


「えっ、この魔法ってこんなに簡単なの?」

「魔法なんて1回覚えちゃえばそんなもんだよ?」

「じゃあ今度は鍋を取り出してみて」

「分かりました!えい!」

「じゃあ、次は応用ね。その鍋をこっちのコップだと思って入れてみて」

「鍋をコップだと思って?」

「うん、コップの大きさで仕舞えれば小さくなった分たくさんの物が入れられるからね。」

「なるほど…っと」

「どう?小さく出来た?」

「たぶん小さく入れれたと思います、見えないので分かりませんが…」

「なら大丈夫かな。もし、できてなかったらまた教えてあげるね。」

「はい!」


それなら後からできてなかったと言えばまた魔法を教えて貰う口実にできますね!(ニヤリ)


「それじゃ次に、せっかくシールド魔法を筒状にして使えるようになったから、本来のシールド魔法の本来の使い方も教えるね」

確かに、鍋を洗うシールド魔法が使えるのに普通のシールド魔法が使えないのはおかしいですね、でも筒にする前の板を張るだけじゃないのでしょうか?

「アリスのワンピースってわかる?」

「アリスちゃんのワンピースですか?あのフードが付いてるかわいいやつ?」

「そう、それ、あのワンピース実はシールド魔法なんだよ、透明な服って教えたのに何故かワンピースになったけど。」

「あのワンピースが魔法!自分で服が作れるって事ですか!?」

「まぁ、そうなるね。」

「ど、どうやって作るんですか!」

「アリスに教えた方法をそのまま言うと、シールドの服を着てると思えばいい、薄くて、丈夫で、汚れない、雨を弾き、燃やしても燃えない、切っても切れない、刺しても刺さらない、引っ張っても破れない、夏涼しく、冬は暖かい、そんな服を…アリスの服をイメージしてやってみて。」

なるほど…さっそく試してみましょう…

(アリスちゃんの凄いワンピース…。)

「こんな感じでしょうか?アリスちゃんは黒かったので白にして見たんですが…。」

「かわいいと思うよ、後は強度を試させてね、っと。」

「バシャン!」

スカートの裾の辺りに水魔法が放たれました、貫通されても大丈夫な所ですね。手加減したからなのか、服が破れたりはしませんでした。

「なんで俺の魔法弾かれるんだろ…?」

どうやら強度もお兄さんのお墨付きを貰えたようです。

「この服はどれくらいの攻撃を防げるんですか?」

「魔法は俺の全力を耐えれると思う、物理はアリスがオークの攻撃受けてたけど、何事もなかったように立ってたな。」

…どうやらかなりの強度があるみたいです。ママのげんこつくらいなら痛くないかもしれません。



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