↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

試験(後日)

・・・


「ん…ここは?知らない天井だな、確かギルドの試験会場にいたはずなんだが…」

少年が現状を確認するように、呟いていると、近くの扉から看護婦らしき女性が入ってくる。

「高瀬 悠真様、試験お疲れさまです、ここはギルド直属の病院です、試験会場で倒れていた 悠真様をこちらで看病させていただきました」

「すいません、ありがとうございます、えっと…僕の所持品は何処に?」

「はい、悠真様の所持品はこちらで預かっております、退院の時にお渡しいたします」

「そうですか、ちなみに退院はいつになりそうですか!」

「はい…刺し傷7ヶ所、切り傷13ヶ所、退院するまでには1週間、全治は3週間程になります」


・・・


目覚めてから、約1週間たち、退院する日になった。

「退院おめでとうございます」

看護婦に荷物を受け取る。

「あの…入院費とかは、大丈夫なんですか?」

「はい、今回はギルドの試験での入院でしたので、入院費はギルドが負担してくれるそうです」

「そうですか、1週間ありがとうございました」

少年は、深々と頭を下げる。

「まだ完全には治っていないので、無理しないでくださいね」

「はい!無理せずに頑張りますね」

看護婦に見送られながら、少年は病院をあとにし、ギルドへと向かう。


・・・


病院とギルドの間にある路地裏の壁に、少年はよりかかっていた。

「チッ…ギルドの試験で能力を使うとはな、多少は難しいとは思ってたけどよ、全身鎧の男とタイマンとか、ムリゲーすぎんだろ」

悪態をつきながら、ローブの内ポケットへ、手を突っ込む。

「あー、傷もまだ残ってるしよ、まぁでも傷薬も盗めたし…いいとするか」

手の中で握ってる、緑色の小瓶を見つめる。

「一応相手の方が先に倒れてたから、合格してるだろ、てかしてないと結構不味いよな、金もないし」

小瓶をポケットに戻し、欠伸をする。

「能力の事も聞かれたらめんどくさいな、でもまぁ…ここにいても、なんも変わんないし行くとしますか」

悪態をついていた時の刺々しい雰囲気とは違う、柔らかい雰囲気を纏って、人混みの多い大通りへと戻っていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。