ギルドと試験開始
ギイッと扉の開く音がする
少年は、突き刺さるような視線を無視して、カウンターへと歩いてく。
「すいません、そちらへ加入させていただきたいのですが」
少年は、やさしい声で人懐っこい笑みを浮かべる。
「はい!加入希望者の方ですね、ではこちらの書類に、名前 生年月日 得意な武器と能力持ちであれば能力をお書きください」
受付嬢の女性が一枚の紙とペンを取り出す。
「はい、ありがとうございます」
少年は紙とペンを受け取り、人の少ないテーブルに座った。
・・・
「一応ですが、書けました」
「お預かりしますね、高瀬 悠真様ですね、これから冒険者になるための、試験がありますので、奥の扉へお進みください」
受付嬢の指示に従い、指示された扉へと向かう、向かった先には広い空間があり、鎧を着込んだ、冒険者らしき男が立っていた。
「貴様が、高瀬 悠真だなこれから試験を行う、今回の試験を担当するものだ、普通は名乗ったりするのだろうが、試験に落ちたら意味など無いし試験に受かったら、いつか知ることになるだろうから、名乗りは控えさせてもらおう」
鎧の男は、手を差し出す。
「わかりました、これから試験をよろしくお願いします」
少年は、その手を握る。
「簡単に、ルールを説明させてもらおう、命を奪うこと以外なら、何をやっても良い、異論はあるか?」
「いえ、異論はありません了解しました」
「そうか、お互い準備が必要だろう、そうだな…8分後に開始しよう」
・・・
「準備はできたか?」
「はい…本気でいかせてもらいますね」
少年は先程まで着ていた、黒のローブを脱いで動きやすい服装でナイフを、鎧の男は両手剣を構える。




