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鬼神王覚醒  作者: 森豆太郎
70/109

第70話 ◇作戦会議◇ 01/07

2021/10/17 01:00投稿に関して、入力途中の中途半端なままでした。

4:06に改めて更新しております。

◇作戦会議◇ 01/07


 どんなに忙しくしていても、朝の目覚めは、虚しさから始まる。

 今朝も香炉に線香を焚いて骨壺に手を合わせてからリビングでコーヒーを飲んで、執務室に【瞬間移動】した。


 秘書官室に顔を出してから執務室に戻り、9時を待って副官室の塙田(はなわだ)さんに内線を繋いだ。


 内線とは、隣に移転した病院の若森病院長に確認したら交換機に余裕があるというので、病院の交換機を利用して指揮所内に内線回線を施設する作業が、やっと完成したので、執務室、秘書官室、厨房(これ大事)、副官室、陸上部隊室、機甲部隊室、航空部隊室、特科部隊室、整備部隊室、輸送部隊室、医官控室、看護師控室、受付事務所、未使用な参謀室、幹部会議室等指揮所内各所で、内線通話が利用可能となったのだ。


 「もしもし、塙田さん、新宿(にいじゅく)教官と緑川さんの4人で、今後について少し話がしたいので、9:30目途に幹部会議室に集めてもらえますか。」


 「了解しました。では9時半に会議室で。」


 続いて厨房に電話を架けて


 「はい、こちら厨房ですけど」


 「おばちゃん。早矢仕です。すみませんが9:30に幹部会議室に、ブレンド3杯と紅茶を出前お願いします。」


 「わかったよ。女の子に出前させるよ。」


 「お願いします。」


 暫くすると、食堂からの出前が届いたようだ。

 さて、今日の会議は、訓練の進捗具合と今後の地上奪還の方針確認が、議題だ。

 時間になったので、私室経由で会議室に繋がる扉を開けると、3人が揃っており、それぞれがコーヒーと紅茶を飲んで寛いでいた。


 「皆さん、おはようございます。」


 「「「おはようございます。いただいてます。」」」


 「早速だが、最近の地上の様子の説明と今後の地上奪還の方針について確認したいと思う。

 まず、最近、地上に行ったのは、宝塚市、つくば市、八幡神社と周辺、六甲アイランド、渋谷のスクランブル交差点、下田の舞磯浜、埼玉県の戸田市、東京駅中央口なのだが、どこもそう変わらずヘルハウンドやオークなどが居ただけで、大した戦力は、居なかった。恐らくは阪神の競馬場のような大規模に集められる場所に集結していると思われる。


 地上奪還に向けての方針を確認したいと思う。」


 「現在の訓練状況について報告します。

普通科部隊については、各人の適性を見極めながら基礎体力の向上と各種武器の習熟訓練を繰り返し実施していますが、正月休みのブランクもあり最低レベルに達するには、後2週間程度は、必要と考えています。」


 「そうですか。機甲や特科部隊の方は、どうですか?」


 「そちらに関しては、習熟訓練も進んでますので、実践可能ですが、人員の関係で、動かせてもそれぞれ1両といったところです。」


 「そうですね。確かに人員不足は早期に解消したいですね。緑川さん隊員の新規応募者の状況は、どうなってますか?」


 「現在、昨日迄に応募してきた人員の集計中ですが、配置希望だけでみると普通科:143名、機甲科:122名、特科:89名、航空科:78名、整備科:62名、輸送科:98名、医官:18名、看護師:86名で、農業:389名、酪農:149名、漁業:21名、インフラ整備:92名、無所属:1,024名となっています。」


 「それで、無所属と言うのは?」


 「はい、特に希望はないが、地上に戻るために何か働きたい。という人なので、技能や希望などを聞き取りして各所に配属していく予定です。」


 「わかった。早急な配置を決めて、訓練や作業を開始してくれ。」


 「”大災厄”で富士山から日本中に広がった魑魅魍魎共だが、陸続きの国内は、ほぼ占領されたと考えて良いだろう。

ここからどうやって地上を取り戻すかという事だが、何か意見はあるか?」


 「新宿さんや緑川さんたち4人だけで話すのではなく、各部隊からも参加させて意見を出し合うべきだと思います。」


 「そうだな、各部隊からも誰か集めてきてくれ」


 それから暫く待っていると続々と会議室に参加者が集まて来た。

 元々、出席していた副官の塙田さん、教導責任者の新宿さんと緑川さんと俺の4人に加えて、衛生部隊責任者の京町(きょうまち)先生、機甲部隊長の鞍月(くらつきさん)、航空部隊長の(あずま)さん、特科部隊長の市広(いちひろ)さん、普通科部隊長の市場(いちば)さん、普通科分隊長の山王(さんのう)さん、同じく普通科分隊長の杉妻(すぎつま)さん、普通科分隊長市上(いちがみ)さん、普通科分隊長の万代(ばんだい)さん、偵察部隊長の下山(しもやま)さん、整備部隊長の薮田(やぶた)さん、輸送部隊長の市丸(いちまる)さんにインフラ担当として黒ちゃんの15人が加わって総勢19名で会議を行うことになった。


 「ちょっと、早矢刺さん。俺は、会議よりも棚卸を優先したいんですけど・・・・」


 「黒咲君のいう事も理解できるが、今後の避難所運営や地上奪還についても知っていてもらった方が、役に立つと思うから整理は、子供たちにある程度、任せてこのまま会議に参加して欲しい。

 他のみんなもそれぞれ仕事や作業があると思うが、出来るだけ短時間で集中して議題を進めていきたいと思う。改めて現状について説明をしたいと思う。


 最近、地上に出た時の様子だが、地上で偵察した場所だが、宝塚市、つくば市、渋谷の八幡神社と周辺、六甲アイランド、渋谷のスクランブル交差点、下田の舞磯浜、埼玉県の戸田市、東京駅中央口などで、物資回収などを行ったが、どこも状況はそう変わらず、ヘルハウンドやオークなどが、疎らに居ただけで、大した戦力は、居なかったので、恐らくは、奴らが大量に集結していた阪神の競馬場ように広大な場所に集まっていると思われる。


 地上奪還に向けて、現在の戦力について確認したい。」


 「新宿です。私から現在の訓練状況について報告します。

普通科部隊については、各人の適性を見極めながら基礎体力の向上と各種武器の習熟訓練を繰り返し実施していますが、正月休みのブランクもあり最低レベルに達するには、後、2週間程度は、必要と考えています。


 続いて、機甲科や特科部隊についてですが、鞍月さんと市広さんが、習熟訓練も進んでますので、実戦可能ですが、人員の関係で、動かせてもそれぞれ1両といったところです。」


 「緑川さん。隊員の新規応募者についてお願いします。」


 「はい。現在、昨日迄に応募してきた人員の集計中ですが、配置希望だけでみると普通科:143名、機甲科:122名、特科:89名、航空科:78名、整備科:62名、輸送科:98名、医官:18名、看護師:86名で、農業:389名、酪農:149名、漁業:21名、インフラ整備:92名、所属希望無しが1,024名です。


 所属希望無しは、配属希望先はないが、地上に戻るために何か働きたい。という人々なので、技能や希望などを聞き取りして各所に配属していく予定です。」


 「わかった。機甲科や特科希望者も居るようだから、それぞれの適性を見極めて早急に配属を決めて、しかる後に訓練を開始してくれ。医官、看護師については、若森病院長の面談後、病院業務につけるよう依頼してくれ。

 それからインフラ整備については、黒咲君に一任するので、人員と設備を活用して早急な連絡網の構築を頼む。さっさと連絡網を構築しないと女性陣から尻を蹴とばされるからな。頼んだぞ。」



 「さて、ここまでで何かあるかな?」


 「よろしいですか。」


 「東さん。どうぞ。」


 「ありがとうございます。我々航空科ですが、現状、手元にあるのは、AH-1S、AH-64D、UH-60JA、CH-47J/JA等のヘリコプターになりますが、今回の78名の中には、F4,F2,F15,F35A等のパイロットが居ると聞いてます。彼らの能力を生かすためにも回転翼機ばかりではなく、戦闘機や輸送機を手配することは、出来ないでしょうか?」


 「東さん。ご意見ありがとう。戦闘機乗りは貴重な戦力だと思うが、現状の我々には、滑走路を含む航空基地を地上に維持する能力は、ありません。従って、平坦地があれば、離着陸可能な回転翼機一択となります。他に何かありますか?」


 そうやって、皆が意見を出してくれるたびに回答を繰り返し最後に


 「これから、どうやって地上を取り戻すかという事だが、何か意見はあるか?」


 と地上奪還に向けて意見を集めることとした。

この小説を見つけ出して読んでいただける皆様、ありがとうございます。

ブックマークしていただくと更新が、すぐわかりますのでご利用ください。

挿絵(By みてみん)

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