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鬼神王覚醒  作者: 森豆太郎
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第66話 ◇ニューヨーク◇ 01/05

2021年10月7日の地震後、読者の皆様が無事に過ごされていることをお祈りしております。

拙作も、250,000文字を超えましたが、これからも応援よろしくお願いいたします。

◇ニューヨーク◇ 01/05


 そうこうしていると、京町先生がやって来た。


 「早矢仕さん。秘書官から食堂に来るように言われたんだけど。」


 「先生。この子が先月の25日に足を怪我したみたいなんで、診察をお願いできますか。」


 「10日前ですか。どれどれ。痛めたところを見せてくれるかな。」


 「ほら悟。先生に見せてみな。」


 「えーっと。痛くしたのは、右足のくるぶしの所を捻ったんですけど、今は痛くありません。」


 「どれどれ。痛くないと言っても場合によっては、歩くのが不自由になったりするからほったらかしてはダメなんだよ。」


 と言いながら足首を回したり押したりして痛い箇所がないか問診したり、歩き方を見たりしていると、笑顔になって。


 「どうやら、問題はないようだね。」


 「トイレに閉じこもった時は、水道が出たんで、水をためて冷やしてたら兄ちゃんが、痛み止めといっぱいの湿布を持って来てくれたんで、ずっと湿布して過ごしていたから、痛くなくなったんだ。」


 「匠君だっけ。湿布とか痛み止めだとか良く気が付いて集められたね。よく頑張ったな。怪我も良くなっているようだし、食事の次はお風呂かな。」


 お風呂と言う言葉に飛びついたのは、女の子たちだ。


 「お風呂入りたいです。水で体拭くだけだったんで、湯船に浸かりたーい。」


 「そうか。ここには隊員宿舎の風呂と銭湯があるけど、どっちが良いかな。」


 「湯船はおっきいですか?」


 「まさか、温泉じゃないですよね?」


 「露天風呂なんかないですよね?」


 「まさか混浴じゃないですよね?」


 本当に食いつきが良い。


 「そんないっぺんに言われても・・・

えーっと答えは、銭湯の湯舟は、幅は15mはあるんで大きいし、源泉かけ流しの温泉で、露天風呂もついているが、残念ながら、混浴ではない。」


 「それなら、断然、銭湯が良いです。」


 という事なので、緑川さんに6人を銭湯に連れて行ってもらうことにした。


 「お前たちが、銭湯から帰ってきたら暮らす家の事を聞くから忘れずに相談しておけよ。」


 「「「「「「はーい。」」」」」」


 「緑川さん。6人をよろしく頼みます。帰ったら銃のメンテナンスをしましょうね。」


 「りょーかいでーす。」


 「じゃあ。みんな行きますよ。離れずについてきてください。万が一、迷子になったらその辺に居る人に”指揮所はどこですか”と聞けば、教えてくれるからね。」


 「「「「「「はーい。」」」」」」


 ・・・・・・・・・・・・・・・


 あれ?緑川さんが帰ってこない?

 なーと思いながら食堂で待っていると佐藤兄弟が2人で帰って来た。


 「あれ、みんなを連れてった緑川さんはどうした?」


 「4人と一緒に女風呂に入って行ったから多分5人でのんびりしてるんじゃないですか。いくら待っても出てこないんで、2人で帰ってきちゃいました。」


 「そっか。二人とも風呂上がりで喉が渇いてるんじゃないか。おばちゃんに言って好きな飲み物を貰っておいで。」


 「はーい。ありがとうございます。」


 「おばちゃん。冷たいコーヒー牛乳とかありますか?」


 「アイスコーヒーと牛乳があるからお好みで、コーヒー牛乳作って飲みな。」


 「「はーい。」」


 「これが、アイスコーヒーと牛乳に氷とガムシロにマドラーとストローだからね。」


 「ありがとうございます。」


 「兄ちゃん。俺牛乳だけでいいや。」


 「そうか。お前は、まだまだ子供だな。」


 コーヒーじゃなくてコーヒー牛乳の時点で、お前も子供なんだがな。と思いながら二人を見ていると、ガヤガヤと5人が帰って来た。


 「「「「ただいまー」」」」


 「ただいま戻りました。」


 「今日の温泉は、登別の乳白色の硫黄泉でした。美肌を促すというので、思わずみんなと長湯をしてしまいました。」


 「そうか、美肌の湯か。みんなも風呂上がりで喉が渇いてるんじゃないか。おばちゃんに言って好きな飲み物を貰っておいで。」


 「「「「はーい。おばちゃん。冷たい牛乳をください。」」」」


 「はいよー」


 「緑川さん。この後、銃のメンテナンスがあったのを忘れたのかな。」


 「あーー。はい。そうでしたね。」


 こいつ、明らかに美肌の湯で頭がいっぱいになって、銃のメンテナンスがあること忘れてたな。


 「まあいい。明日、倉庫に行ってメンテナンスの道具を取ってきて忘れずにメンテナンスするんだぞ。もう、今日は自由行動にしよう。」


 「はい。そうと決まればビール。ビールっと。」


 今度は、ビールで頭がいっぱいになってるんじゃないか。


 「お待たせ。冷たい牛乳だよ。4杯で良かったよね。」


 「「「「ありがとうございます。m(__)m」」」」


 「すみません。私はビールをジョッキでお願いしまーす。」


 「おや。瑠璃ちゃんはビールだね。はい。ジョッキビール。」


 「それじゃ兄弟から聞こうか。」


 「俺たちは男だからあいつ等とは別の家が良いんだけど、出来たら隣が良いです。」


 「だってよ。4人はどうするんだ。」


 「えーっつと。私たちは6人一緒でも良いってことになったんだけど、2人が隣が良いというならそれでよいです。」


 「そらじゃあ、纏めると6人は、2人と4人に分かれて隣同士が良いという事だな。」


 「「「「「「はい。よろしくお願いします。」」」」」」


 「わかった。それじゃ匠と里奈。飲み終わったら秘書官の居た部屋は、分かるな。」


 「「わかります。」」


 「秘書官に隣同士で、入れる宿舎を案内するよう指示しておくから、落ち着いたら秘書官室に行ってくれ。」


 「俺は、この後、自宅に戻るから、何か困ったことがあれば、秘書官に相談してくれ。」


 「それじゃ、また明日。おばちゃん。ごちそうさまでした。」


 という事で、[ハウス]に戻って来た。

 夕食は、食堂で作って貰った弁当で済ませて入浴そして洗濯機を回してからベットルームに入るとウォークイン横のテーブルに置かられた香炉に線香を焚いて骨壺に手を合わせて”夢でも良いから会いに来て欲しい”と祈ってから眠りについた。


 残念ながら翌朝まで何もなく新しい朝が来ただけだった。


----銭湯ニューヨーク中の4人と1人---------------------


 緑川:あれ?綾香ちゃんて確か14歳と言っていたはずだけど、なんで大人の私より大きいのだろうか?それに他の3人も綾香ちゃんほどではないが、私より・・・・


 綾香:あれ?何だか緑川さんの視線が怖いんだけど。


 優梨愛、里奈、真由:なんだか綾香と緑川さんが、見つめあってるのか睨み合ってるのか?何でだろう。


 「あのー綾香ちゃん。」


 「はい。なんですか?」


 「綾香ちゃんって14歳だったよね。」


 「そうです。」


 「何か特殊な訓練とかマッサージとかしてるのかな?」


 「訓練とかマッサージって何ですか?」


 「そのー、あのー、・・・・」


 「何かあるならはっきり言って欲しいです。」


 「じゃあ言うね。その大きなおっぱいになるには、どうすれば、なれますか。」


 「「「「えっえーーー!!」」」」


 「だって。男の人って大きなおっぱいに憧れるって言うじゃない。きっと司令も・・・」


 「それで、さっきから私の事を見ていたんですかー?」


 「ごめんなさい。気が付いてましたか。」


 「あれだけ見られたら誰だって気が付きますよ。」


 「そ、そうだよね。ごめん。」


 「特に訓練もマッサージもしてませんけど、しいて言えば、子供のころから牛乳と大豆製品を良く飲んで食べてたくらいですよ。」


 「子供のころの食習慣かーーー」

 はい。諦めた。今からじゃ無理ー。


 てなことがあったようです。なにせ女風呂の事なので詳細不明です。

この小説を見つけ出して読んでいただけた皆様、ありがとうございます。

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