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鬼神王覚醒  作者: 森豆太郎
60/109

第60話 ◇右腕候補?◇ 01/04

ついに文字数が200,000文字を超えて、60話に到達しました。

書きながら話を進めているので、冗長しやすいのが、玉に瑕ですが、少なくとも日本から魑魅魍魎を殲滅するまで続ける予定ですので、今後とも応援よろしくお願いいたします。



◇右腕候補?◇ 01/04


 執務室に戻って秘書官室に居た緑川さんを誘って食堂に行って昼食を食べることにした。

 今日から食堂のメニューも平常メニューに戻っていたので、オムライスとサラダを注文したら


 「早矢仕さんって、オムライスが好きなんですか?」


 「嫌いではないけど、おかしいだろうか。」


 「おかしいんじゃありません。私もオムライスが大好きなんで、怖い人だと思っていたので、一気に身近になったというか親近感が湧きました。

 すみません、私も早矢仕さんと同じオムライスとサラダお願いしまーす。」


 二人でオムライスとサラダを持ってテーブルに向かい合わせに座った。


 「どうだろう。事務官の仕事とか大丈夫そうですか?」


 「今は、右も左も分からないので手探り状態ですが、奴らを殲滅するために頑張ります。」


 「それならやって欲しい事が、二つあります。」


 「一つ目が、今日の14時にこの食堂に各地の避難所から医療関係者が集まってくるので、病院の若森病院長にどこに誘導するのか聞いて、係員小鬼たちを使って誘導して欲しい。」


 「はい。分かりました。昼食が終わったら若森病院長に相談しに行ってきます。」


 「もう一つは、これなんだけど」


 と言って大河さん、黒咲君、西原さん、成田さん、神山君の家族情報が、書かれているメモを緑川さんに手渡した。


 「こっちの案件は、緊急性はないんだけど、なる早でお願いしたいんだが、ここに書かれているのは、私が会社勤めをしていた時の仲間たちのご家族情報です。

 他の秘書官と相談しながら避難民の中から探し出したら大河さんが、原宿避難所の22W60S55R1《住宅エリア22の西60南55ルーム1》、黒咲君と西原さんが、22W58S13R5《住宅エリア22の西58南13ルーム5》、成田さんが22E3S1R10《住宅エリア22の東3南1ルーム10》、神山君が鹿島基地の1号単身寮2階3号室に居るから教えてあげて欲しい。」


 「わかりました。」


 「それから、緑川さんの訓練の事なんだけど、今日の午後、時間は未定なんだけど殲滅軍の打ち合わせがあるんで、そこで少し話をしましょう。」


 「よろしくお願いします。私も家族の恨みを晴らせるように訓練頑張ります。」


 食後のコーヒーを飲みながら一服していると


 「それじゃぁ、私は若森病院長の所に行ってきます。」


 と言って緑川さんが出て行った。

 執務室へ戻ろうと食器を下げに行ったら、おばちゃんに


 「あの娘は、年末に運ばれてきたエルフの娘だろ。良さそうな娘じゃないか。頑張りなよ。」


 と言われてしまったので、慌てて


 「違いますよ。勘違いです。あの子は今日から”殲滅軍”の事務官として働いてるだけなんです。」


 と訂正してから執務室に戻って、秘書官に


 「農業やインフラ作業してくれる内政向きの人材登録状況はどうなっている?」


 「各避難所から情報とデータを吸い上げているところですが、申告が、バラバラなのでまとめるのに時間がかかりそうです。」


 「そうか。避難所内の人間同士で使える連絡手段を早めに構築したいんだけど、誰か出来そうな人材はいなかった?」


 「そうですね。司令のお知り合いの黒咲さんからは、ネットワーク構築すると連絡をいただいてますが、連絡手段と言うと電話とかの方が、良いですよね。そうなると今、ある人材情報の中には、適切な人材は居ません。申し訳ありません。」


 「いや、無いものねだりしているだけなんで、謝らないでくれ。引き続き取りまとめの方をよろしく頼む。」


 「かしこまりました。」


 執務室に戻ったが、ひと通り手配をしてしまったので、やることが無くなってしまった。

 そうなると博子のことが思い出されてしまい、悲しみが込み上げてきてしまい、どうしようもないやり場のない気持ちで一杯になってしまったので、【無限蔵】からH&K USP9の入ったホルスターを腰に下げて、左手に大包平(おおかねひら)を持って、秘書官に


 「悪いが、少し地上に出て憂さ晴らしをしてくるから何かあったら【念話】で呼んでくれ。それから塙田さんと新宿さんと緑川さんたちに16時から幹部会議室で打ち合わせすると伝えておいてくれ。頼んだ。」


 と言って渋谷のスクランブル交差点に【瞬間移動】すると、大声で、


 「くそ野郎ども。聞こえるかーーーー!!。俺はここに居るぞーーーー!!」


 【瘴気感知】で周囲を探っていると四方八方から悪魔犬(ヘルハウンド)が、集まって来たので、【隔離結界】を全身に張りながらのんびりと相手をしていると冥界犬(ケルベロス)小悪魔(インプ)|、オークが、100匹ほど集まって来たので、片っ端から大包平で切裂いていく、属性付与してあるとはいえ天下の名刀なだけあって、切れ味が一向に衰えないのは流石だ。


 ひと通り集まって来た魑魅魍魎は、1時間ほどで心地よい疲れと共に殲滅が完了し、スクランブル交差点一帯が死体であふれたので、【閉鎖型紅炎】で残骸を包み込んで、綺麗さっぱりと消滅させた。


 汗を流すために[ハウス]に戻って風呂に入ることにした。

 今日の温泉は、露天が草津温泉の硫黄泉で、内湯が長野県小谷温泉の炭酸水素塩泉になっている。


 温泉に浸っていると秘書官から


 (そろそろ幹部会のお時間ですが、どちらにおられますか?)


 と【念話】が届いた。

 腕時計を見ると15:30を過ぎていたので、


 (今は[ハウス]にいるからすぐに向かう。)


 と【念話】を返してから、慌てて着替えて執務室に【瞬間移動】して秘書官室に顔を出すと緑川さんが、アイスコーヒーを手渡してくれた。

 湯上りには腰に手を当てて一気牛乳という定番があるが、アイスコーヒーも悪くない。


 「緑川さん、この後の会議の事で、話があるんで執務室に来てくれ。」


 と言って来てもらったら


 「早矢仕さん。このへや何だか腐った卵のような匂いがします。」


 と笑いながら言いやがった。


 「ちっ、違うぞ。これはだな家で、草津温泉の硫黄泉に入っていたからで、断じてそのような匂いではないから勘違いしないでくれ。」


 と思わず訳の分からない弁明をしてしまったら、


 「えっ草津温泉とか入れるんですか?」


 「言ってなかったか。俺の家は気分で色々、変えたりするが、避難所内には、公衆浴場がいくつも設置されていて、月替わりで誰でも日本各地の温泉に入れるぞ。」


 「公衆浴場は、恥ずかしいので、今度、早矢仕さんの家のお風呂に入れて貰えませんか?」


 「別に構わないよ。それなら俺の後輩とかとBBQでもやって、その時に入れば良いんじゃない。」


 「はい、楽しみにしています。」


 と我が家でBBQパーティ開催が決定した瞬間であった。


 「そんなことよりも、これからの訓練のことだが、この後の会議で教導担当の新宿さんに頼んでみるが、緑川さんの意思としては、殲滅軍で奴らを殲滅するのが、最優先という事で良いのかな?」


 「そうですね。奴らは親や仲間たちの仇ですから私の手で、一匹でも多く殲滅したいです。」


 「そうなると、このまま事務官と言う訳にもいかないか・・・」


 「いえ、早矢仕さんのそばで、事務官も続けたいです。」


 「そうは言っても訓練と事務官の両立は、ハードだからどちらかに絞った方が良いと思うんだけどな。」


 「言い忘れてましたが、両親から戦闘訓練は禁止されていましたが、戦術訓練はしっかりと教育されていたので、良い参謀になると思います。」


 「えっ!?戦術訓練?参謀?」


 「そうです。今の私に必要なのは、戦闘訓練で自分と早矢仕さんの身を護れるようになることだと思ってます。」


 「という事はですよ。緑川さんが私の参謀として戦場に出ていくという事ですか?」


 「当然、そうなりますね。」


 「意志も固いようですから、その線で行けるところまで行ってみましょう。

 それでは、そろそろ会議の時間なんで幹部会議室に行きましょう。」


 と執務室から俺の私室を通って幹部会議室に入ると、塙田さんと新宿さんが待っていた。


 「お二人ともお待たせしてしまって申し訳ない。

 早速だが、彼女がエルフの緑川さんで、暫くの間、新宿さんには、各種戦闘訓練を指導していただきたい。

 エルフの戦術訓練は受けているそうなので、私の参謀として戦場に出てもらう”予定”なので、よろしく頼みます。


 それから、提案なのですが、推金さんを普通科山王分隊に入れて、長島君を市上分隊に移動、緑川さんの兄の真司さんを偵察分隊に入れて高知さんを杉妻分隊にと言う風に2名追加して、2名を移動させたいと思っていますが、どうでしょうか?」


 「まだまだ、組織として固まる前なので、新宿さんが良いなら私に異論はありません。」


 「教導教官としても、訓練はこれからなので、問題ありません。が、緑川さんの参謀と戦闘訓練と言うのはどういう事なんでしょうか?」


 「特に意味はありません。本人の希望なんで、実力が伴わなければ、事務官に戻ってもらうだけなんで、しっかりと、厳しく指導してもらえないでしょうか。」


 「わかりました。しっかりと指導し判断させていただきます。」


 「え?えっー。私、早矢仕さんの」そばに居られないんですか。」


 「大丈夫です。しっかりと訓練して、参謀として十分な資質があると示してもらえば良いだけなんで、頑張ってくださいね。」


 「はい。(^▽^)/ 頑張ります。新宿教官よろしくお願いします。」



この小説を見つけ出して読んでいただける皆様、ありがとうございます。

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挿絵(By みてみん)

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