第39話 ◇発電所設置会議◇ 09/14~
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◇発電所設置会議◇ 09/14~
オハヨウゴザイマス
新しい朝がやって来ました、結婚前なのでしっかりと避妊しましたからご安心ください。
今日から、避難所それぞれに火力発電所を設置し始めます。
まずは、この原宿避難所からです。
が、その前に配分を考えましょう。
発電所の在庫は、100万kWが8基、90万kWが2基、70万kWが3基となっている。
片や避難所は、
大規模避難所が5か所
・原宿避難所
・伊勢避難所
・札幌避難所
・熱田避難所
・霧島避難所
小規模避難所が3か所
・諏訪避難所
・気比避難所
・吉備津避難所
なので、どうしたら良いものか悩みどころです。
小規模避難所は、避難民を入れないので、ほとんど電力を必要としません。
片や大規模の方は、避難民が相当数入る予定なので電力確保が重要になるからどうしたものか・・・
決めた
・原宿避難所 100万kWが3基
・伊勢避難所 100万kWが1基+90万kWが1基
・札幌避難所 100万kWが1基+90万kWが1基
・熱田避難所 100万kWが1基+70万kWが1基
・霧島避難所 100万kWが1基+70万kWが1基
予備に100万kWと70万kWが1基ずつ残しておけば、大丈夫だろう。
方針が決まったので、全避難所の責任者たちに[ハウス]に集合してもらうよう【念話】を飛ばした。
巨大な避難所なので、所在地の地番を整理して以下のように周知してある。
画像をクリックすると拡大するので、見やすくなります。
この[ハウス]であれば、22E1S1と表す。
意味は、住宅エリア22の東1南1という意味になる。
16名が集まることになるので、和室2間をつなげて、座卓と座椅子を並べてコーヒーを飲みながら待つことにした。
・原宿避難所担当の武さんと東狐さん
・伊勢避難所担当の天翔さんと西狐さん
・札幌避難所担当の久久能さんと南狐さん
・熱田避難所担当の月読さんと北狐さん
・霧島避難所担当の迦具津さんと狐嶋さん
・諏訪避難所担当の多紀理さん
・気比避難所担当の志さん
・吉備津避難所担当の大山さん
・特別避難所担当の金狐と銀狐
金狐と銀狐が一番乗りでやって来たので、銀狐に博子の手伝いでお茶出しをお願いした。
30分ほどで全員が揃ったので、これからについて話を始めた。
「急にお集まりいただきありがとうございます。
昨日までに避難所に設置する発電所を確保することが出来ましたので、これからの発電所設置に関して説明と協力をお願いするためにお集まりいただきました。
まず初めに、ここで初めて顔合わせした方もいますので、各自で自己紹介をおねがいします。
最初は、避難所運営の総責任者である金狐さんからお願いします。」
と皆の自己紹介が終わったので、最後に裏方だった銀狐と博子を皆に紹介した。
「先ほどからお茶出しなど裏方をやってもらっていた、この娘が金狐さんの娘で銀狐さんです。
金狐さんと一緒に原宿の特別避難所を担当してもらっています。
そして、こちらが俺の大切な人の博子です。
皆さんよろしくお願いします。」
「博子です。
よろしくお願いします。」
「「「・・・よろしく(ね、じゃ、おねがいします、っす)・・・」」」
「それでは、発電所に関して説明していきます。
まず、本日の課題にした火力発電所ですが、3種類13基の発電施設を確保しましたので、各避難所の最奥部に隔離エリアを作り、そこを発電所エリアとしますが、確保した火力発電施設は、化石燃料の代わりに[炎石]の熱を利用して、冷却系は[水石]を使うように改造する必要がありますので、ここ原宿避難所から始めて順次、大規模避難所に発電所を設置していきます。
小規模避難所は別の発電所を考えるので、火力発電所の設置は行いませんので、次のように配置予定です。
・原宿避難所 100万kWが3基
・伊勢避難所 100万kWが1基+90万kWが1基
・札幌避難所 100万kWが1基+90万kWが1基
・熱田避難所 100万kWが1基+70万kWが1基
・霧島避難所 100万kWが1基+70万kWが1基
予備に100万kWと70万kWを1基ずつ残してありますので、何かあれば予備発電所を使用する予定です。
ここまでで、何か質問ありますか?」
「うちらの小規模避難所の電力は、どうするつもりですか?」
と諏訪避難所の多紀理さんから質問が出る。
「予定しているのは、風力発電と太陽光発電を考えています。
これらの施設は、”大災厄”が起きてから、皆さんに各地の既存施設から回収してもらって設置するつもりなんで、8カ所の避難所周囲にある施設の場所の把握をしておいて、魑魅魍魎共に破壊される前に回収してください。」
「他にありますか?」
「・・・・・・・」
「無いようなので、各避難所の建設進捗で遅れているところとか、問題があったら教えてください。」
「・・・・・・・」
「ありませんね。
12月に入ったら徐々に避難民の受け入れを開始しますので、各避難所は、受入れ準備をお願いします。
最後に、不足している物資や欲しい物資があれば、教えて下さい。」
原宿避難所担当の武さんから
「出来たらで良いんだけど、娯楽用品が無いんで、欲しいです。」
金狐から
「家庭の風呂も良いが、せっかく温泉が出るのだから、源泉別の銭湯があると良いと思う。」
札幌避難所担当の久久能さんから
「できたら、図書館を作って欲しい。」
霧島避難所担当の迦具津さんから
「さっき、”大災厄”の話が出たけど、奴らが出てきた時の武器なんかは、何を使うつもりなのか聞いておきたい。」
「・・・・・・・」
「他に無いようなので、順番に答えていきますね。
娯楽用品は、各避難所で購入してください。
源泉別の銭湯についても、各避難所の裁量で作ってください。
図書館については、久久能さんが音頭を取って、札幌避難所に大図書館を作ってください。
私の書斎にも購入した書籍がいくつかあるので、興味があったら帰りに覗いて行ってください。
ここまでの話に関して、支払いに使うお金は各避難所毎に1億円ずつ用意するので、帰りに持ちかえってください。
お金が足りなくなったら、補充しますので教えてください。
対魑魅魍魎用の武器ですが、日本は法治国家であり銃器や刀剣を所持することが、難しい事は皆さんご存じだと思います。
そこで、年末になったら、自衛隊基地や銃砲店、そして博物館などから武器になる物を回収していき、属性付与する予定でいますので、皆さんの避難所近くにある、自衛隊基地、補給処、銃砲店、博物館所蔵の刀剣類などの情報を今から集めておいて、”大災厄”が起きたら、一気に回収して回ってください。
属性のついていない武器なんて何の役にも立ちませんから、武器の回収は最優先で行っていただきたいので、よろしくお願いします。」
と答えて、昔使っていた帆布製のバックに1億円ずつ入れて手渡しながら
「何か困ったことや要望があれば随時、連絡してきてください。
それでは、みなさんお忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。」
と解散した。
久久能さんが書斎の蔵書を見たいというので、2階に案内しようとすると武さんが、
「はーい、はーい、私たちは、博子さんと少し女子会したいんですけど、残っていても良いですか?」
博子の様子を見ると笑っているので、問題ないだろうと判断し
「それぞれの仕事に支障が出ないのであれば、ごゆっくりどうぞ。」
と言ってやったら、ぞろぞろと武さん、天翔さん、西狐さん、南狐さん、月読さん、迦具津さん、狐嶋さん、多紀理さんに金狐と銀狐がリビングとキッチンに集まりだした。
女三人寄れば姦しい。というのに11人も集まると、とても敵わないので、2階の書斎に逃げ込むことにした。
久久能さんだけかと思ったら、東狐さん、北狐さん、志さん、大山さんも一緒に上がって来たので、書斎とサンルームの間の仕切りを開け放って2階は男子会ということにした。
久久能さんに蔵書を案内していたら、志さんと東狐さんが、パソコンを使って良いかというので、ロックを解除してあげたり、ベランダから外を見たいと大山さんと北狐さんが言うので、サンルームの扉を開けたりしていたら、博子と月読さんが、コーヒーとクッキーを持って来てくれたので、ベランダに椅子を出して、コーヒータイムになった。
皆が好き勝手に話をしていると久久能さんから
「こんなにのんびりした時間を過ごしていると、この後”大災厄”が起こるなんて信じられませんよね。
このままの時間が、ゆっくりと過ぎていってくれないもんですかね。」
という言葉に皆が頷き少し暗くなってしまったので、
「”大災厄”で出てくる奴らをさっさと殲滅して地上を取り戻したら、我々は避難所と地上で楽しく暮らしていくためにも、頑張りましょう。」
と話してコーヒータイムが、終了した。
飲み終わったカップを持って下に降りていくと、奥の方から
「この風呂は、炭酸がシュワシュワを体に纏わり付いてくるぞー。」
と金狐の声が響いてきた。
キッチンに入っていくと随分人数が減っていて、博子と銀狐に月読さんが後片付けをしていたので、カップを渡して
「金狐はお風呂?」
と聞くと
「金狐さんと天翔さんに多紀理さんの3人が、入浴中で、武さん、西狐さん、南狐さん、狐嶋さんは、お帰りになりました。
潤さんは、行ったらだめですからね。」
と念を押されてしまった。
今日の温泉は、有馬温泉の含鉄泉と岐阜県下呂の炭酸泉に変えたばかりなので、俺も試したかったのに残念だ。
女子会が終わった後、帰宅組と温泉組に分かれたようだ。
丁度、昼飯時になったので、博子に皆の分の昼食も作れるか聞いたら、笑顔でOKマークが返って来た。
次話 ◇発電所設置開始(1)◇ 09/14~




