第34話 ◇追加清掃(1)◇ 09/05~
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◇追加清掃(1)◇ 09/05~
8:40に本社を訪問しクボキ部長に迎え入れてもらい14階の小会議室に移動すると、”重要会議中 立入厳禁”と書かれた注意書きがドアに貼られていた。
中でモチヅキ役員と挨拶を済ませて二人の荷物を預かると、ドアに鍵をかけてから3人で、【隠蔽】&【鬼動】を使って関西地電:観浜原発入口に到着した。
入口には、関西地域発電の荒川副社長と西尾課長が待っていたので、【隠蔽】を解いて挨拶したら二人ともびっくりしていた。
早速、車で観浜原発の原子炉建屋に案内してもらい1号機、2号機それぞれの処理する範囲を確認してから【真眼】で点検[天石]を投げ入れ【隔離結界(闇)】+【閉鎖型紅炎】で処理が終わったので、大きく口を開けている原子炉跡地を埋め戻すか聞いてみた。
「荒川副社長、この空いた穴ですけど、無料で埋め戻ししますけど、どうします?」
無料のキーワードに少し悩んだようだが、1号機跡はそのままで2号機の穴を埋め戻して欲しいと言われたので、要望に沿って2号機の穴の部分だけ埋め戻して11時には作業終了と認めてもらった。
多飯原発の方は、2か所とも埋め戻して欲しいという事だった。
多飯原発には、町屋部長が昼食を用意して待機しているという事なので、荒川副社長から町屋部長に3人で、これから移動すると伝えてもらってから二人と別れて3人で【隠蔽】&【鬼動】で多飯原発に移動した。
多飯原発入口では、丁度、町屋部長が車で到着したところだった。
昼食は後にして1号機、2号機それぞれの処理する範囲を確認してから【真眼】で点検[天石]を投げ入れ【隔離結界(闇)】+【閉鎖型紅炎】で処理した後に2か所とも埋め戻しが終わったので、皆で食堂に集まって昼食を食べることにした。
そこには、先ほど観浜原発に居た荒川副社長と西尾課長も揃っていたので、聞いてみるとヘリを使って移動してきたという事だった。
昼食は、刺身定食に天ぷら盛合せが付いた豪華版だった。
「モチヅキさん、あなた方は一体どうやって移動してるんですか?
と言うか、その前にさっきの真っ黒な壁みたいなものが、出たと思って、壁が消えたら原子炉建屋が跡形も無くなくなっているなんて、誰に説明しても信じてくれませんよ。
一体何をどうしたらこうなるんですか。
私たちがヘリで着いたと思ったら、もう処理作業が終わっているなんて、いったいどんな魔法を使ったんですか?
この後は、鶴賀に戻って作業するんですよね。
ヘリで移動されますか?」
とモチヅキ役員へ矢継ぎ早に質問を投げかけて困らせている荒川副社長だった。
「荒川さん、落ち着いてください。
そうですね、簡単に言ってしまうと、すべてが早矢刺社長の力です。
鶴賀へも早矢刺社長に連れて行ってもらうんで、ヘリは大丈夫です。」
「力?
早矢刺社長の力って何ですか!!」
「その力とは、私が使える【異能】という能力です。
必要な範囲を隔離して内部に太陽フレアを発生させ放射性物質すら残さず消滅させたり、私が覚えている場所に一瞬で移動が可能ですよ。
その【異能】を隠すために、皆さんには守秘義務契約を締結していただいていることをお忘れなく。」
「こんな事を言っても誰も信じないと思いますが、守秘義務は必ず守ります。」
と言うような話をして原子力発電の品川副社長に連絡してもらい現地で待機中という事なので、3人で移動した。
鶴賀原発入口で品川副社長と大井部長に小山課長に出迎えられ早速、処理現場へ案内してもらった。
いつものように処理する範囲を確認してから【真眼】で点検[天石]を投げ入れ【隔離結界(闇)】+【閉鎖型紅炎】で処理した後に品川副社長に埋め戻しの確認をすると、埋め戻しせずに現状維持と言われたので、後日行う東開原発の跡地もそのままか聞いたら、そっちは埋めて欲しいという希望だった。
原子力発電の3名が呆気に取られているうちにさっさと帰ることにしてモチヅキさんとクボキさんに声をかけて新橋の小会議室へ帰ってきたら、モチヅキさんの携帯に品川副社長から着信があった。
「はい、モチヅキです。」
「モチヅキさん、今どこですか!!今起こったことについて確認したいので、話を聞かせてください。」
と大きな声が携帯から漏れてきた。
モチヅキさん、悪い顔して、そ知らぬ風を装って
「品川さん、申し訳ない。
今は新橋本社の14階小会議室に帰って来てしまったので、お話は来週の東開原発処理のときでは、駄目でしょうか?」
「新橋!!本社!!モチヅキさん、いったい何を言っているんですか?
今さっきまで鶴賀に居た人間が、どうやって一瞬で新橋の戻れるんですか!!」
と、大きな声が
「品川さん、落ち着いてください。
出来る範囲のお話は、来週の東開原発で説明しますからそれまで、お待ちください。」
と電話を切った。
と思ったら、会議室の内線が鳴り出したので、クボキ部長が電話に出たが、
「品川さんからです。」
とモチヅキさんに受話器を渡すと
「お電話変わりました。
モチヅキです。」
「なんで、あなたが電話に出られるんだ。」
と品川副社長の声が受話器から響いてきた。
「品川さん、落ち着いてくださいよ。
さっきからお話してるでしょ。
新橋本社に帰ってきてるので、来週の東開原発で詳しくお話ししましょう。
今日の出来事は、守秘義務契約の範囲内ですから、くれぐれも情報は漏らさないでくださいよ。」
と説明して受話器を戻した。
「品川さんにも困ったもんですなぁ。」
と言いながら悪い顔をするモチヅキさんたちと別れた後、ハウスに寄って温泉に浸かってから帰宅した。
◇追加清掃(2)◇ 09/06~
8:40に本社を訪問しクボキ部長に迎え入れてもらい14階の小会議室に移動して、モチヅキ役員と挨拶を済ませて二人の荷物を預かると、9時になったので、ドアに鍵をかけてから3人で、【隠蔽】&【鬼動】を使って中国地電:島根原発入口に到着した。
入口には、中国地域発電の足立副社長と青井課長が待っていたので、【隠蔽】を解いて挨拶したら二人ともびっくりしていた。
早速、車で島根原発の原子炉建屋に案内してもらい処理する範囲を確認してから【真眼】で点検[天石]を投げ入れ【隔離結界(闇)】+【閉鎖型紅炎】で処理が終わったので、大きく口を開けている原子炉跡地を埋め戻すか聞いてみた。
「足立副社長、この空いた穴ですけど、無料で埋め戻ししますけど、どうします?」
無料のキーワードに皆が悩むようだが、この現場はそのままで居方原発の2か所の穴は、埋め戻して欲しいと言われたので、この現場は作業完了となった。
青井課長に居方原発で待機している平野部長へこれから移動すると連絡してもらってから二人と別れて、3人で【隠蔽】&【鬼動】で居方原発に移動した。
居方原発では、平野部長が入口に車を横付けして待っていてくれたので、挨拶もそこそこで車に乗り込み現場へ移動した。
現場到着と共に処理する範囲を確認してから【真眼】で点検[天石]を投げ入れ【隔離結界(闇)】+【閉鎖型紅炎】で処理が終わったので、大きく口を開けている原子炉跡地を【無限蔵】にある土砂で埋め戻しが、完了したので、食堂で昼食をいただくことになった。
用意されていた昼食は、鯛めしにキジハタの刺身と煮つけに伊予牛のステーキだった。
食べていると足立副社長と青井課長が、足早にやって来たかと思ったら、デジャビュの様に昨日の繰り返しが始まった。
「モチヅキさん、あなた方は一体どうやって移動してるんですか?
それよりも、さっきの真っ黒な壁が、出たと思って壁が消えたら原子炉建屋が跡形も無くなくなったなんて、誰も信じてくれませんよ。
一体何をしたんですか。
私たちがヘリで着いたと思ったら、もう処理作業が終わっているなんて、いったいどんな魔法を使ったんですか?」
とモチヅキ役員へ矢継ぎ早に質問を投げかけて困らせている足立副社長だった。
「足立さん、落ち着いてください。
そうですね、簡単に言ってしまうと、すべてが早矢刺社長の力です。」
「力?
早矢刺社長の力って何ですか!!」
「その力については、私が説明しましょう。
私が使える能力は【異能】という力です。
必要な範囲を隔離して内部に太陽フレアを発生させ放射性物質すら残さず消滅させたり、私が覚えている場所に一瞬で移動が可能ですよ。
その【異能】を隠すために、皆さんには守秘義務契約を締結していただいていることをお忘れなく。」
「なんだか、私の理解の範疇を超えた事が起こっているという事は分かりました。守秘義務は必ず守ります。」
と言うような話をしてモチヅキ役員から九州地域発電の豊島副社長に連絡してもらい現地で待機中と確認が取れたので、3人で厳海原発に移動した。
厳海原発入口で九州地域発電の豊島副社長と高松部長に西池課長に出迎えられ早速、処理現場へ案内してもらった。
いつものように処理する範囲を確認してから【真眼】で1号機、2号機の周囲を点検後に[天石]を投げ入れ【隔離結界(闇)】+【閉鎖型紅炎】で処理した後に豊島副社長に埋め戻しの確認をすると、1号機跡地は埋め戻しせずに現状維持で2号機跡地は埋め戻すと言われたので、【無限蔵】から土砂を出して埋め戻して作業完了となった。
九州地域発電の3名が呆気に取られているうちに、帰ろうと思ったが、昨日の二の舞になるのも面倒なので、豊島副社長に
「我々は、作業が終わったので、東京に帰らせていただきますが、よろしいですね。」
と確認したら
「まっ待ってください。
今、目の前で起こったことについて説明を求めます。」
とまあそうなるよな。
「その件については、私が説明しましょう。
私が使える能力は【異能】という力です。
必要な範囲を隔離して内部に太陽フレアを発生させ放射性物質すら残さず消滅させたり、私が覚えている場所に一瞬で移動が可能です。
その【異能】を隠すために、皆さんには守秘義務契約を締結していただいていますので、その点をお忘れなく。」
「その【異能】とかいう力は、早矢仕社長にしか使えないものなのですか?」
「私の一族で使える者はいますが、表に出ているのは、私だけですから探すだけ無駄ですよ。
これ以上のご説明は、契約の範囲を超えてしまいますので、ご勘弁ください。
それでは、失礼しますね。」
と断ってからモチヅキさんとクボキさんに声をかけて新橋の小会議室へ帰ってきた。
明日は、先週購入した大量の物資が舎人の倉庫に届くので、駅の近くの鰻割烹で弁当を買ってからアパートに帰って来て、最後になるだろう銭湯でゆっくりしてから、帰ってきて弁当を食べてから就寝した。
次話 ◇購入品搬入◇ 09/07~
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