いたずら電話2
いたずら電話の相手を突き止めようと皆は必死です。
ハム助が急いで連絡を取った相手は、フェレットのクーでした。
チュー!(ご主人様が何者かに狙われているのでカトリーヌ様の力を借りたいですわ!)
クー!(それは大変っすね! すぐにカトリーヌ様に伝えるっす!)
最近は、インコのピーちゃんのおかげで人間との伝達も早くなっています。
「空お姉さま!大丈夫ですか!?」
「カトリーヌちゃんどうしたの?」
旅行の一件以来、空達は尊敬されているらしいです。
「空お姉さまが何者かに狙われていると聞いて!」
「狙われている? ああ、いたずら電話の事だね?」
「それですわ! パパンに言ってプロの方々を連れてきましたわ!」
逆探知用の機材等を揃えた者達がカトリーヌの後ろに居ました。
準備を終えて待っていると電話が鳴りました!
プルルル プルルル
「はい、宇佐見です。」
『空ちゃん、俺俺。』
プロが伸ばすようにジェスチャーしています。
その横でハム助が同じジェスチャーを取っていました。
空が頷き電話応対を続けます。
その横でうさくんが頷き空を見守っていました。
「何度もすみませんがどちら様でしょうか?」
『本当にわからないの? 俺だよ俺。』
毎回同じやり取りを続け、ついに正体が分かりました。
『君の愛する知事だよ。』
「知事ですか? 奥様いましたよね?」
『今度の休みなんだけど』
「予定が入っています。」
…ツーツー
「空お姉さま、逆探知成功ですわ!」
⦅成功だ、やった~!⦆




