とある場所にて?
昼間と言うのにそこは誰がいるのか分らない程に薄暗い。
そんな場所から数匹の声が聞こえて来た。
モソモソ?(3ジューシー帰ってこないよ?)
ガーガ(もう少しかと…)
ブーン!(大変です!3ジューシーが寝返りました!)
モソモソ?(どういう事かな?)
ミツバチのビーにもたらされた情報に困惑の色が出ていた。
さらに説明は続き、宇佐見家の事も話題に上った。
キュー?(白い兎?)
モソモソ(君にそっくりだよね。)
ボコボコ(仕方ない迎えに行ってくるか。)
モソモソ(ブリの君じゃ無理だよ。)
魚類ナンバーワンとは言え、ブリの祐治郎には荷が重かった。
宇佐見家にいる面々を警戒してか自分が行くと言う者は大幹部だけである。
その大幹部も諸事情で行く事が出来ない。
パカパカ?(僕も無理だよね?)
祐治郎と同じ理由でホタテのオーホツクにも無理だった。
ガーガ?(私が行ってきましょうか?)
キュー?(貴方は、ボスのお守りがあるでしょ? それにカラアゲと仲悪いでしょ?)
アヒルのガー子はボス専属の秘書をしており、カラアゲとはいつもいがみ合っていたのだ。
家畜組でも特に恐れられている兎のフィーが名乗りを上げた。
キュー(私が行ってくるわ。 白い兎も気になるし)
モソモソ♪(君なら安心だね♪)
ボコボコ(任せたぞ。)
モソモソ(時に皆で撫でないで欲しいな。)
サワサワサワ
ガー子はボスを溺愛していたのだ!
家畜組のボスは小さい体から生える無数の毛が気持ち良かった。




