ママの命名
空がいつになく考え込んでいると思ったらクラゲの名前を考えていたらしい。
「う~ん、決まらないな~。 帰って来たから考えよう! 行ってきます。」
「いってらっしゃい。」
空が仕事に行った後、うさくん達も散歩に出かけたので私はクラゲを観察していた。
「あらあら、本当に一心同体の様に泳ぐわね。」
ブクブク!(うち達の優雅なダンスに見とれている様ね!)
今日は、お仕事お休みだから家の事をする事にした。
お洗濯や掃除、料理を終わらせていつもの様に過ごしていたけれど何故か視線を感じる。
「…あなた達なの?」
ブクブク(早く名前を付けて~)
そう言えばこの前もらった紅白餅に似ている気がする。
「赤いのが紅、白いのが白、2匹合わせて紅白餅ね。」
ブクブク!(良い名前!)
私が適当な名前を付けたら2匹のクラゲがピンク色に変色したけれど、気に入ったのかしら?
「紅白歌合戦。…元の色に戻ったわね。 紅白饅頭。…変わらないわね。 紅白餅。…ピンクになったわね。」
「この家は、変な子ばかり増えて行くわ。」
散歩から帰って来たうさくん達に確認済みなので私は空に教えてあげる事にした。
「ただいま。 今日も疲れた~。」
「おかえりなさい。 空、餅が大切なのよ!」
「餅?…ってクラゲちゃん達がピンク色になってる!?」
「紅白餅って名づけたら変色したのよ。 餅以外受け入れてくれなかったわ。」
「仕事中名前考えてたのに~!」
ブクブク(仕事はちゃんとして。)




