第12話弥生ラプソディー 〜鬼道の女王・卑弥呼伝〜
時は弥生、
風はざわめき、土は騒ぎ、
人と人とがぶつかり合う、終わらぬ小競り合いの時代。
――だがしかし。
「この人に任せたら、なぜか丸く収まる」そんな不思議なカリスマ、現る。
その名も、ドラマチック女王・卑弥呼や!!
天を見上げて未来を語る、
「明日は晴れやろ」
……気象予報士か!!
神の声を受け取り伝える、
「これは神のお告げや」
……巫女か!!
穢れを払って場を清める、
「はい、浄化〜」
……掃除屋か!!
ちゃうちゃう、何言うてんねん。卑弥呼はな、「鬼道」っちゅう呪術と占いのミックス奥義でバラバラの国を、ぎゅっと束ねたんや。
その暮らしぶりもまた異次元。
高い建物にひっそりと住み、
外界とは距離を取り、
仕える侍女はなんと1000人。
警備はガチ、ガチガチの鉄壁仕様。
それはまるで――
要塞にして、トップアイドルの楽屋。近づく者、まず通れん(笑)
さらに外交も抜かりなし。
海を越え、中国の魏へ使者を送り、「親魏倭王」という称号をゲット。
もろた韓国ノリ? 韓国コスメ? いやいや今どき卑弥呼ちゃうねん(笑)
もろたんは、鏡や宝物。
いわばこれ、古代版“公式認証バッジ”。
ピカッと光る、その権威。
国際的にも「この人ホンモノやで」とお墨付き。内政よし、呪術よし、外交よし。
万能すぎるやろ、卑弥呼さん。
――今の時代にもおったらええのになぁ。
今卑弥呼、ほんま頼んまっせ。




