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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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全部が僕のために益

いや、ミスタードーナツからずっとだ。あの日以来全部が僕のために益だった。


文庫本ひとつ読まないマンガ小僧でありましたのでね、こちらは。あなたと原稿用紙の遣り取りをする約束をしたはいいが、このままだとやばいぞ、みっともない事態になるぞと、まじ心配しましたよ。そのあとからだ、物を書く努力をしたのは。でなきゃあ今ごろホームの職員と同じになっていた。日本人の顔をして日本語の出来ないのが揃っているからね、介護業界へ流れつく手合いには。


アットランダムに読みましたっけ、小説だ随筆だ何だと。学業なんぞそっちのけ、テレジア様を唸らせる文章をものすのだと、そのことで頭がいっぱいだった。一生懸命になって書いたんだよ、あれでも。ドラゴンボールからいきなりテレジア様の共同執筆者だもの。小学生の作文だったろうね、毎々僕が提出する一千字は。けれどそうやって文通する間これっぱかしも笑ったり蔑んだりする素振りを見せなかった。感激したような挨拶しかしなかったよ、あなたという人は。


別れてからは国文バカになってやれと心に決めた。あなたを見返したくって。それのみが目的で。好きでもないことに邁進いたしまして。結果なんとか日本の文字が扱えるくらいにはなったかな?お陰様をもちまして。

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