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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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よくあの辺を歩きに

あなたは十六になるまで、お父さんお母さんと雑居ビルの最上階で暮らしていた。十六年のあいだ、ご両親と共にした空間......寂しいことだけれど取り壊されたようだね。専属オジヘルとして出勤初日、伯母さんに場所を書いてもらって、帰りに寄り道したよ。グーグルマップを頼りに行ってみたら二階建てのリサイクルショップになっていた。狭いお家だったろうね。狭い店だもの。あれじゃ二階がないと売り物がおさまらない。


スーパーは旧の建物のまんま......中はだいぶリニューアルしたけど。きっとお使いで通ったんだね。


おとといも実家へ帰る途中に寄った。一日雨だったけど丁度小やみになって懐かしい近所を散策したよ。実家から通うようになって、最近よくあの辺を歩きに行く。

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