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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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二人の主題

〈 2026年5月17日、主日。暑い日になりそう。朝からテレジアと留守番。伯母様はミサに。わたしはテレジアのもう一つの宝物だったろう、古い文語体の聖書を、隣に掛けて読み聞かせる。二人の主題:すべてが共に働いて益となる。もとはこのよう:凡てのこと相働きて益となるを我らは知る。伯母様に教えを請うて、わたしも読んでみようと思う。〉



つ づ き


ノックの音を聞くまでそんなことをした。駅の多目的トイレだと忘れて没頭していた。


場所をプラットフォームに移して、可能なだけ応募した。月は始まったばかり、月末に近いほど「募集中」が残っている。次々、三つも四つも応募した。しまいに、月の五週目から、月曜日と火曜日を続けて選んだ。今度水曜日に出勤したら、彼女の入浴日を調べて一つを取り消せば良い。まだ先のことだ、取り消すとてダメージはあるまい。


そのあと水曜日まで数日の間、わたしはオムツ交換の方法を研究した。ユーチューブに出ている動画から吸収できる限りの事を吸収したかった。ある動画は何十回と再生したろう。


イメージトレーニングした。交換を始めるに当たっての備品確認から、交換を終えての環境整備まで、それら一つ一つのプロセスを脳内に焼き付けた。自分のベッド上に空想した要介護者を相手にシャドー交換して練習した。サンドラッグに行って数種類のオムツとパッド類を手に入れた。それらを使ったシャドー交換に明け暮れた。そうして水曜日の朝を迎えた。

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