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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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一年でもっとも厳かな

そういうわけで、ひとめぼれでも何でもなかった。時間がかかりました。中学の二年生が三年生になり、中学生が高校生となって、高校も二年目が過ぎようとしている寒い頃でした──クラスメイトとファミレスに入って興じていた何気ない話がもとで、彼女を恋うている内側を照らし出されました。けれど照らし出されるが早いか、止めようもなく思いは燃え上がりました。それもまた、わたしの幼さだったかも知れません。


さらに三十四年がたった今、今朝は夜勤明け。彼女の身体介護をして帰宅したわたし。彼女はカトリック。わたしは無宗教。でも彼女の神に誓いを立てようか立てまいか検討中のこの身であってみれば、代わりにミサに参列せねばならない。今晩は一年で最も厳かな行事とされる『復活徹夜祭』だと言う。


少し寝たら宗教行事に出掛けるであろうわたし。明日は仕事が休みの日曜日だ。教会では『復活祭』のミサを催行する模様。本当なら明日も朝から教会に行くべきなのだろうけれども一つ神様に勘弁してもらって。彼女との経緯を書かせてくださいと祈りつつ。

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