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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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誠に、心より、感謝いたします

伯母様に感謝します。神様仏様伯母様──だと語呂が良くないですかね。神様伯母様仏様。弟子入りさせてください。伯母様は私にとって救世主であります。誠に、心より、感謝いたします。


われわれは完全勝利を勝ち取りました。何もかも伯母様のお陰です。ありがとうございました。


それにしても伯母様のエネルギーたるや。バイタリティーたるや。威風たるや。とてもそんなお歳には見えませぬ。とてもとても。


かねがね看護婦をしてらしたとは伺っておりましたけれども、そのようなお偉い方だとは。ケアマネの御経験も豊富でいらして、はなからお見通しだったわけです。いやはや感服仕り候。


初めゆうべ、こちらとしては出るところへ出てでもなど息まいておりました。昼前にホームへ参りましたら営業部長とやらのお出まし。一年働いてお顔を拝したことがありませんでした。姉妹施設の長やら何やらの歴々。そこへ伯母様の姿。姪っ子を引きつれて。子分のケアマネを従えて。むろんテレジアもそこに。


伯母様の前で皆小さくなっている。部長はまともに口がきけない。もじょもじょ何を言っているのかも分からない。


けっか来週あたりから五十助はテレジア専属になるようです。伯母様が仰るのだからほぼ確定です。専属ヘルパー。これで文字通りオジヘル。おじさんヘルパー。ワーカーでなくなります。ホームの職員でなくなる。そんなものいちぬけぴ。


今度は正真正銘のヘルパーとなってテレジアのお役に立ちに行くのであります。外部のヘルパーステーションから。


さしあたり明日は友人、同級生、の肩書で一日テレジアの居室を訪問予定。堂々と胸をはってホームの廊下を歩いて良い。ノープロブレム。すべては伯母様のお陰です。


テレジア。明日は天気だから散歩に出ましょうね。夏日になるってさ。つつじが綺麗だよ。

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