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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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来るものが来た

長く勤める幼稚園で主任の職につき、四年あまりが過ぎました。いよいよ40代後半を迎えた朋子です。


仕事のミスをする日がありました。何でもなさそうなパソコン事務を間違えるのです。


帰宅する道すがら買い物をして、買ってきた材料を使って食事を作る、といった日々の繰り返しを難しく感じることがありました。


彼女は、来るものが来たと考えたに違いありません。


かねてより関連書物を調べ、自分でも聞き取り調査をするなど、並々ならぬ探究家であった彼女は、あるいは50パーセントの確率でそれが来るのでないかと推論していました。とうから宿命を受け入れていたわけです。


しかも、もし来た場合、新たな召し出しだとも心得ていた。


彼女はただの一度も、天を恨む言葉を吐かない人でした。常に召し出しを感謝する人でした。


神父様には最後の告解をしてから、神奈川県にある住宅型有料老人ホームに移り住みました......


さあ、真菜先生。 朋 子 こ そ 田 村 君 の 聖 女 で あ り ま す 。


朋子が聖女でなければ、誰が聖女でしょうか。朋子ぐらい超ハイレベルな聖女が、かつていたでしょうか。


今日も田村君は、くㇽーくㇽーと眠る聖女を4回80分間抱っこしたのです。

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