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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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胸をなでおろしました

そんなこんなで、田村君は去年、2025年6月をもって、朋子が暮らすホームの介護士となりました。一カ月間、日雇いで通った結果、直接に雇用されるパート職員になったのです。


朋子の身を守るための策が講じられているのを見て、ひとまず胸をなでおろしました。


あのホームで行われていたであろう、猟奇的な犯行を、朋子に対しては絶対に行なえない環境でした。


はじめ、そこまで厳重にしてあるのを目にした時、却って凍り付いた。


朋子は田村君が来る前に、不同意わいせつを働く者の餌食になったのか、と。


しかし、考えてみれば、その可能性はありませんでした。被害にあった入居者が、そのまま同じホームにいるはずがない。


以前に入っていたどこかで何かされた、という可能性もありませんでした。朋子には初めての施設がここ。ここに入った頃はまだ会話が出来、自分の足で歩いていたのです。


やや後になって知ったのでしたが、すべては、申すまでもなく、伯母様の知恵だったわけです。


あらゆる方法で未然に防ぐ、邪な考えを起こす前にその芽を摘む、伯母様流のやり方でした。

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