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俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
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なにゆえあっての

田村君は、日雇いで行った二日目から、その事で施設長に呼ばれたのでした。


直々に言われました。


朋子さんの部屋に入ればカメラがある。


自動でつく照明装置がある。


けれども、自動照明とは別に、手動で室内の明かりをつけるように。電機スイッチを全部オンにして、あとはいじらないように。明るさは最大値に設定済みだから、いじって暗くしないように。


室内に朋子さんがいようと、いまいとに拘わらず、部屋に入る際は毎回そうするように。夜間、朋子さんが寝ていようとも、例外でない。


親族と施設との間で決めたことだから、全職員は注意して守らなければならない、とのことでした。


施設長の説明はそんなものでした。


まだ介護経験が浅く、素人同然の田村君ではありましたけれど、なにゆえあっての照明とIPカメラかは、あえて施設長に尋ねることでもありませんでした。

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