表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の初恋は若年性  作者: わたしはオジヘル
PR
136/143

一本の線

飲食業界で働き続けることにこれ以上意味が見いだせなくなってきた頃、自分は残りの人生を福祉分野で頑張ってみようかと、田村君は例の気まぐれから思いつきました。


かつて中学三年生だった、その時分に見た母親の姿を思い出して、何かそんな気になったのでしょうか。


たくさん悪いことをした関係上、福祉でもやって良心を誤魔化したい理由もあったことでしょう。


福祉を始めるのに、介護職員初任者研修というのを受けました。


介護職員初任者研修を受ければ、だいたいどんな介護施設へいっても働くことが可能です。


「朋子の介護をしに行け」と酔っ払いの同級生にからかわれた田村君、その気さえあれば、朋子の介護をしに行くぶんには、それなりの資格と技術を持っていました。


上のような経緯で、再び田村君と朋子とが一本の線でつながってしまいました。


別れ別れになっていた二人が再会したとき、彼女は若年性認知症になっていました。


神聖不可侵の人が、未婚の母になっていました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ