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美味しい惣菜いかがですか? シーズン1  作者: 蒼凪 悠


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9/24

9話 コロッケはよく売れます!

みんなおはようございます!ひな子ですっ!

今日はコロッケま――

ドカッッ!    痛ーいっ!

何やってるのよ、ひな子!冷凍庫のドアの前に立ってないでよ!

うぇーん!ごめんなさいぃ!

……第9話始まりまぁーす(泣)


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


「(明日はコロッケ祭りじゃあ〜っ!)って、昨日、優さん言ってましたけと、祭り?」

「優さん、急に特売したくなったら祭りってタイトルつけるんだよ(笑)」

「他にもあるんですか?」

「あるよ、焼鳥祭り、お弁当祭り、唐揚げ祭り…etc」

「へぇ!優さん面白いですね!」

「呑気な事言ってれるのは今だけだよ…祭りシリーズ…怖い」

「あ、文先輩がそんな事言うって…なにが怖いんですか?」

「冷凍庫見て来てごらん」


ガラッ


「な、なんじゃこりゃあっ!」

「今日販売するコロッケだよ(汗)」

「今日って、1.2.3…20ケースもあるじゃないですかっ!」

「うん、2000個のコロッケを売り切るミッションだね」

「う、売れるんですか?」


ユラァッ――――― 


「ふっふっふ…(売れる)ではなく(売る!)のだよひな子君!」

「優さん!」

「ふっふっふ…2000個÷3個入り=666.66....パック!」

「666パック!」

「×100円=売上66,666円!」

「す、凄い! …んですか? 文先輩」

「はは、ひな子まだそう言う事わかんないもんね」

「ふっふ…ふははははは!」

「文先輩…優さんいつもとキャラ違うくないですか?」

「気にしない。優さんやる気でたらああなるから」

「はぁ…」


「ひな子!コロッケもうないからすぐパックして!」

「は…はいっ! ってさっきからもう200パックぐらいつくってますよ?」

「だから、言ったでしょ! 呑気な事言ってられるの今だけだって」

「そ、そうですけど…お客様コロッケしか買ってませんよ?」

「いいのいいの! 今日はコロッケ祭りじゃ! ふははは!」

「…優さんのイメージが崩壊する」

「もっと揚げるのだ! もっと積み上げろぉ!」

「だめだ、優さん完全にハイギアだ…」 


「やっと落ち着きましたねぇ…」 

「だね、今でもう半分は言ったから、後は夕方のピークだね」

「え!2時間で1000個売れたんですか?!」

「売れるんだよ、これがまた」

「凄い…優さんさすがですね」 

「なに言ってるの。それを作ってくれる文やひな子がいてこそのコロッケ祭りよ。助かるわ」

「優さん…素敵」

「ふ…ふははは! 見たか! お客様達よっ! コロッケの恐ろしさをっ!」

「優さん…キャラ…」

「あれぐらいじゃなきゃ、チーフって職は持たないみたいだよ(笑)」



「ふぅ!かんば〜いっ!すごーいっ」

「おつかれひな子、しんどかったでしょ?」

「はい、こんなに一度に100パックとかしたこと無かったから疲れたってより、ビックリです。」

「私はこの忙しいのが好きなんだけどね(笑)」

「わかります!売れてるって感じがして」


「ふはははは!次は800パック狙うぞ!」



□□□□□□□□□□



「ただいまー」

「おかえりひな子、今日は遅かったわね」

「ちょっと忙しくて、1時間残業してきたんだぁ」

「そうなの?無理してない?」

「うん、全然平気」

「なら良いけど。先にお風呂にはいるの?」

「どうしようかなぁ…ご飯たべようかな」

「わかった、じゃあ準備するわ。今日はコロッケよ」

「………やっぱり先にお風呂はいる」



△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


「しばらくコロッケ見たくなぁい…」

「ははは、わかるよ、その気持ち」

「なにを甘えてるのよっ! コロッケぐらいで!」

「だってぇ……」

「まだまだこれからよっ!」

「怖い……」


次回『ご飯を食べにいくのです!』お楽しみにぃ!



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