6話 5月病ですね!
「みんな!こんにちわ!ひな子です(ニコッ)」
「私も入社してもう1ヶ月たったよ・・・・。」
「……4月1日に初出勤して週休2日だから実質21日労働力を提供したことになるね…」
「キャッ!雫ちゃん突然現れないで…それに、そこまで考えてもなかったよ。」
「今の時代、労働時間、出勤日数は自分でも把握しておかないと色々大変なことになる…」
「色々大変ってどんなに大変なの!?」
「……第6話始まります」
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「あ、川口さーん!今日の広告のヒレカツっていつものと違うんですか?」
「あぁ、今日はスポット品で特売するって優ちゃんからの指示だよ。」
「スポット?」
「メーカーさんや卸業者さんが数量限定の特別価格で売ってくれる商品の事だよ。」
「そんなのあるんだ!なんで特別価格なんですか?」
「それは……色々あるからここでは言えないねぇ」
「…色々とは。」
「川口さん!ヒレカツ順調なんで20パック積み上げといて下さい。」
「あぁ、千秋ちゃん了解。」
「それじゃ、僕はこれだけ追加したらあがらしてもらうねぇ」
「あら!もうそんな時間…。了解です。」
「ひな子ちゃん、ちょっと事務所来てー」
「はぁい! ……千秋先輩っ!!」
「ん?どうかした?」
「優さんに事務所呼び出されたんですけどっ!」
「ひな子も慣れてきたし、そろそろ遅番も入れて行こうかって話じゃない?」
「本当ですかっ!もしかして 『オィ、お前最近生意気だな!ちょっとつらカセやぁ』 みたいなのじゃないですよね!」
「それ体育館裏に来いよっでしょうに!てか古いわよっ!」
「あぁぁ…どうしよう… 『お前、ちょっとそこで飛んでみろょ! チャリン! 金持ってんじゃねぇか!』 みたいな!」
「今時の18歳は何を見てそれを覚えるのよっ?逆に教えてちょうだい!」
「あわわわわ……恐ろしいぃ」
「早く行かないと怒られるわよ。」
「ですね!行ってきます…」
「お疲れ様です、お待たせしました…」
「お疲れひな子ちゃん。座って。」
「はい…(ガクガクブルブル)」
「な、なんでそんな怯えてるの?」
「い、いえなんでもないです。」
「そ?でね、もう1ヶ月たったけど、どう?問題ない?」
「問題…それは千秋先輩が文先輩に近いから悔しいって話ですか?」
「……問題なさそうね」
「しんどい!とかもう嫌だ!とかは無い?」
「朝が辛かったり、上手く盛り付けできなくて『もう嫌!』ってなる事もあるし、まだ覚えれてない事が多いですけど、楽しいです!」
「そか!盛り付けは得手・不得手もあるし、覚えれないのはまだまだ当然だよ。私だってチーフやってるけど、わからない時あるんだから。」
「そうなんですか…」
「そんなもんよ。100%できる人間なんてそうそう居ないから、安心して。ひな子は十分やってくれてるよ」
「あ、ありがとうございます!」
「で、1ヶ月朝を中心にやってもらったんで、そろそろ夕方以降も勤務する(遅番)を入れたいんだけど。」
「あ、いつからでも大丈夫です!」
「わかった。それに慣れてきたら早番、遅番って週替わりになるからよろしくね」
「わっかりました!」
「他、何か言っときたい事ある?なんでもいいよ。」
「うーん、最近眠れないんです…食欲もあんまり無くて…」
「おいおい、ダメじゃない!原因はわかるの?」
「いつも千秋先輩が文先輩にちょっかい出してる所をみたり、2人が恋人同士のように仲良くしてたりするのを見ると…」
「お………おぉ」
「あ、でもこれってよく言う『5月病』ってやつですね!」
(ひな子……症状は似てる見ただけど違うから。でもなんか頑張れ!)
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「今日は文先輩お休みだからやる気出なかったですぅ」
「知らないわよ!MINEでもしたらいいじゃないの」
「あ…私まだ文先輩のID知らなかった。」
「ははは、残念ね、私の知ってるのにね」
「本当ですよ!別にいらないのに…」
「おまぇちょっと裏こいや!」
「次回!『花ちゃんと皐月ちゃん』 お楽しみにっ!」




