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美味しい惣菜いかがですか? シーズン1  作者: 蒼凪 悠


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23/24

23話 お泊まり保育じゃないのです!

みんなこんにちは!ひな子です!

今日は文先輩のお家にお泊まりする日です!

どうしょう…ワクワクとドキドキがとまらない…

23話始まりまぁす!


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


「おつかれさまでぇす!」

「あ!おつかれ皐月ちゃん!」

「なんすか、ひな子さん今日は元気っすね!」

「そぅ?!そんな事ないよ!いつも通りだよ!」

「いや結構ハイテンションですよ、なんか良い事あったんすか?!」

「実はね…今日、文先輩の家にお泊まりなの!」

「わぁ!良いなぁ!!楽しそう!」

「ふふん!良いでしょ!楽しんでくる!」

「はい!あとはおまかせあれっす!」

「文先輩、お待たせしました!」

「うん、お疲れ。」

「お疲れ様です!」

「さて、晩御飯どうしよっか?どこかで食べる?」

「どこでも良いです!何でも良いです!文先輩と一緒なら!」

「じゃぁ…ひな子スパゲティは好き?」

「はい大好きです!特にカルボナーラがっ!」

「一緒だね!じゃぁ家で私が作るよ。それでもいい?」

「あ…文先輩の手料理が食べれるのですか!?」

「大した物じゃないけどね…(汗)」

「やったぁぁっ!!」

「じゃぁ行こうか。」

「はいっ!」

「ひな子もだいぶ慣れたね仕事。」

「文先輩のおかげです!」

「いやいや、ひな子が頑張ってるからだよ。」

「そんな事ないです!文先輩がいるから頑張れるんですっ!」

「そ、そう?ありがと。」

「お礼を言うのは私ですよ!」

「千秋とも仲良くやってるじゃない。」

「でも千秋先輩はすぐ拗ねるから…」

「あははは!確かに!」

「この前も文先輩にアイス買ってもらったって言ったら(なんで私のはないのよ!)って拗ねるし。」

「大人気ない奴だまったく…」

「でしょ!?だから一口あげたんですよ。そしたらご機嫌さんでした。」

「あははは、ひな子に単純馬鹿っていう資格ないね!」

「本当ですよ、まったくもう。」

「でも嫌いじゃないでしょ?千秋の事。」

「それは…そうですね…」

「素直でよろしい!さぁ着いたよ。」

「文先輩、会社から徒歩圏内なんですね!」

「うん。一人暮らし決めた時、どうせなら通勤が楽なところって思ってね。」

「確かに。私は一駅だけど始発に乗るの面倒です。」

「ちょっと電車通勤ってのも憧れるよ?」

「そうですかぁ?しんどいですよ、帰り混んでるし。」

「早番の時は帰宅ラッシュにかぶるのかぁ…」

「そうなんですよ!」

「さぁ上がって、狭いけど。」

「ここが文先輩の家…おしゃれ…」

「そんな事ないよ、殺伐としてて男の部屋っぽいってよく千秋に言われるんだ。」

「千秋先輩は来た事あるんですかっ!?」

「あいつはしょっちゅうくるよ。泊まりにも。」

「ぬぬぬ…千秋先輩め!一人だけせこい!」

「あはは、じゃぁご飯作るからゆっくりしてて。」

「私も手伝います!」

「そう?じゃぁお願いしようかな。」


(文先輩と二人でお料理…これはまさに新婚さん!)


「ひな子、目を閉じて包丁使ったら危ないって。」

「あ、すいません!つい妄想を!」

「妄想?」

「あはは…つい新婚さんみたいだなと…」

「はは…ひな子にはベーコン切ってもらおうかな。」

「はい!」

「うん、そうそう1cm幅で。そう!上手!」

「はい!」

「じゃぁ次はサラダ作るのにレタスを洗ってみよう!」

「はい!」

「水でじゃぶじゃぶね、土が付いていないかしっかり見ながらね。」

「はーい!」

「じゃぁ次はきゅうりを1cm幅に輪切りしてみようか。」

「はぁい…」

「上手上手!手は猫の手を忘れないでね!」

「はぁい」

「切った野菜をボールに入れてね、綺麗に盛りつけできるかなぁ!?」

「…できました。」

「ひな子ちゃん上手にできたねぇ!」

「あ、あの文先輩?」

「ん?」

「私…保育園児じゃないんですからこれくらいはできますよっ!」

「あ…ごめん!つい姪っ子と料理してるのと同じになった(笑)」

「文先輩、姪っ子さんいるんですか?」

「そうなんだよ。実家帰った時とかに一緒に料理するからつい…ごめんごめん。」

「別に良いんですけど…姪っ子さんは何歳なんですか?」

「5歳だよ。」

「あはは、可愛い年頃ですね(5歳児と同じ扱い…)」

「さぁ、こっちもできた。食べよう。」

「はぁい!」

「はい、いただきます!」

「いただきます!」

「うん、成功だね。」

「カルボナーラ美味しいです!」

「ほら口についてるよ。綺麗にしましょうねぇ。(フキフキ)」


(文先輩に口拭いてもらった!!!)


「手にもちょっと付いてるよ。綺麗綺麗しましょ!」


(あーっ…)


「どう?美味しい?」

「すごく美味しいです!毎日でも食べたいです!」

「毎日はダメだなぁ、ちゃんと人参もピーマンも食べれるようになったらまた作ってあげるね。」


(これはぁ……)


「全部食べきって偉いねひな子!はい、ごちそうさまでした。」

「…ごちそうさまでした。」

「さぁ、一息ついたらお風呂に入って寝ようね。」

「あの…文先輩?」

「どうした?一人じゃ頭洗えないかなぁ?」

「いや…一緒に入ります!頭洗えないです!と言いたいところなんですが…」

「?ダメだよ、お風呂入らないのは!」

「入りますよっ!」

「じゃぁ行こうか、頭洗ってあげるねぇ!」

「文先輩とお風呂……(ドキドキ)」

「はぁ!気持ちよかったねぇ!麦茶飲む?」

「はぁい!もらいます!(ウットリ)」

「じゃぁ歯磨きちゃんとしようねぇ。」

「あははは…はい」

「寝る前にトイレも行くんだよ?」

「はい!」

「一人で寝れる?一緒に寝ようか?」

「あのぉ文先輩?」

「ん?」

「一緒に寝てくれるのはすごく嬉しいんですが…私5歳じゃないですよ?」

「あ……あはははは」

「でも文先輩から一緒に寝ようって言ってくれたんだし、私はお断りする事など無いですよっ!(照)」

「……なんか恥ずかしくなってきた。」

「何言ってるんです!文先輩が言ったんだからダメですよ!(ニヤ)」

「はぃ…」


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

「どうだったのよ、文との初お泊まりは?」

「……」

「あら、楽しくなかったの?」

「いや、そりゃもう楽しかったし嬉しかったですよ!」

「じゃぁ何なのよ、そのテンションの低さは?」

「なんか…お泊まり保育みたいでした…」

「あはは!何よそれ!」

「ずっと姪っ子ちゃんのように…寝る時なんて絵本読まれかけました…」

「あははははは!!!お腹痛いっ!!!」

「もぅ!笑いすぎです千秋先輩!早く予告してください!次でシーズン1最終回ですよっ!」

「だって!あはは!じ…次回『夏の終わりはもうすぐです!』お楽しみ…あははは」


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