↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
美味しい惣菜いかがですか? シーズン1  作者: 蒼凪 悠


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
21/24

21話 定休日だからみんなでお出かけです!後編

「はい!後半はじりまーすっ!いくわよひな子!」

「そんな雑でいいんですか?」

「いいのよ、誰もここ読んでないから。」


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


「花ちゃん、水に顔はつけれるの?」

「それは大丈夫です。小さい頃よく雫とバケツの水に顔っ込んで息止め競争してましたから」

「危険な遊び!じゃ、じゃあとりあえず腕も伸ばしてまーっすぐ浮いてみようか」

「わかりました!」

「お、やってるね!はい、コーラ」

「文先輩!ありがとうございます。」

「どんな感じ?」

「普通に浮けますし、バタ足ぐらいならすぐですよ!」

「ほんとうですか!?」

「ははは、もと水泳部が言ってるんだったらきっとそうだよ。」

「頑張ります!」

「うん、花ちゃんもコーラ。」

「ありがとうございます!」


「うーっ!暑い〜だしてぇっ!」

「何してるのよ?」

「千秋先輩!花に埋められたっす!助けてください!」

「いいじゃない、みんなそれで平和なら。」

「ひどいっ!」

「もうすぐ潮も上がってここも沈むだろうし。」

「えっ!えぇ…そんな!明日ニュースになっちゃうじゃないですか?」

「なんてよ?」

「可愛い女子高生、浜辺に埋まったまま水死体で発見!人魚のような美しさのまま沈んでいた!とかっ!」

「…楽しみだわ。」

「嘘ですよ!助けてくださいよ〜っ!」 

「もぅ、しょうがないわね。」


ザクッ ザクッ


「あら、意外にガッツリ固まるのね砂って。セメントでも混ぜたのかしら。」 

「いゃいゃ、それは本当に犯罪っす…いゃ花ならやりかねん…」

「はぃ!もう出れるでしょ!」

「あ、本当だ!ありがとうです!」

「ほら、コーラでも飲みなさい。」

「やったぁ!千秋先輩は文先輩とずっと一緒ですか?」

「そうねぇ、保育園から一緒ねぇ。」

「私達と一緒だ!」

「腐れ縁よねぇ。なんでもわかるもの。」

「わたしもっ!花がしょーもない事で悩んでたりしたらすぐわかるっす!」

「例えば?」

「この間もお腹グゥグゥならしてたから、絶対また太ったとかでご飯食べてないんだと思ってサンドイッチ口に押し込んでやりました!」

「あら、以外と優しいのね。」

「花、1キロ増えただけで大騒ぎなんですよ!すぐ食べなくなるから心配になっちゃう。」

「そう。私達は逆ね。そんな事してくれるのは文の方ね…」

「そうなんですかっ!じゃあ千秋先輩も花みたいな堅物真面目ちゃん!?」

「……ちょっと違うわ。」


「そう花ちゃん!まーっすぐ体を伸ばして、股関節から動かす感じ!」

「上手上手!頑張れ花!」

「手離すよ!」


バシャバシャバシャ!


「プハアッ!」 

「やったね花ちゃん!10メートルは泳げたよ!」

「え…本当だ。」

「よかったね、花。これで全然泳げないじゃなくなった。」

「文先輩…ひな子さん…ありがとうございます!」

「ううん、花ちゃんが頑張ったからだよ。」

「…もう一度いいですか?」

「うん、もちろん!」


「文、向こうは何してるのよ。」

「花の水泳特訓だね。」

「ひな子が教えてるの?」

「あぁ、さすが元水泳部だけあって教えるの上手だったよ。」

「あの子もなんだかんだ、しっかりしてるわよね。」

「なんだよ、千秋が褒めるなんて珍しいな。」

「いつも褒めてるわよ!」 

「そうだったかな?ははは」

「文…いつもありがとう、助けてくれて…」

「な、なんだよ気持ち悪い!」 

「な、なによ!気持ち悪いって!」

「ははは、千秋も花の特訓いこうよ」

「そうね…まったくもぅ」 

「花!泳げるようになったの!?」

「えぇ、少しですがひな子さんのおかげで!」

「すごいじゃん!頑張ったじゃん!」

「雫…」

「花、私がおまじないをしてあげるわ。」

「千秋先輩?」

「アナタハイルカドコマデモスイスイオヨゲルイルカ…」

「あははは、そんなんで泳げたらみんなやってるっす!」

「イ…ル…カ……私はイルカ……」

「ひな子?」

「うおぉ〜っ!」


バシャバシャバシャバシャバシャバシャ!


「ひ、ひな子さんすごい!」

「はやーいっ!ひな子さんイルカになったっすか!」

「んな訳ないじゃない…」

「おお〜いっ!ひな子ー!戻ってこーいっ!」

「私はイルカ!何処までも泳ぎ続ける!!」

「単純ね……」

「んなこと言ってる場合かっ!雫、ひな子止めるぞ!」

「文さん、了解です!」


「あ、あれ?私…」

「千秋の変な呪いにかかって猛スピードで泳いでたんだよ」

「あははは!ひな子さん面白い!」

「でもすごかったですよ、スピード。」

「あははは、そう?」

「でもそろそろ終わりにしよう、寒くなってきたし。」

「そうっすね!」

「……また来たいなぁ」

「結構楽しかったものね。」

「また来ようよ。」

「私もお願いします。」

「私もついて行くっす!」

「うん、みんなで来よう。他の所にも行こう!」

「はい!文先輩っ!」

「ところで優さんは?」

「あ、あそこっす!」

「どんだけ飲んだんだあの人……」

「ねぇ。」

「ん?」

「帰り運転誰するの?」

「……」


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


「いやぁ、ひな子が運転免許持ってて助かったよ。」

「もう!優さん飲み過ぎです!」

「すまんすまん!これからも帰りは頼むわ!」

「………」

「次回!『おつまみセットは激アツです!』 お楽しみに!」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。