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美味しい惣菜いかがですか? シーズン1  作者: 蒼凪 悠


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17/24

17話 宿題しないと駄目なんです!

こんばんわ…ひな子です。

この時期になると、とても恐ろしいことが起こります。

それは突然やってくる恐怖…。

17話…始まるのです…


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


「お疲れ様でーす!」

「お疲れ様、皐月ちゃん」

「ひな子さんお疲れ様です。」

「花ちゃんもお疲れ様!」

「交代しますよぉ!後はこの皐月にお任せあれっ!」

「あはは、頼もしいねぇ。じゃぁ任した!」

「ハイッ!」

「何がお任せあれですか。あなたまだ手も洗ってないでしょ。」

「…洗ってくるぅ!」

「相変わらず元気だねぇ皐月ちゃんは。」

「元気だけで生きてますからね。」

「どう言う事?」

「洗ってきましたぁ!帽子もオッケー!」

「じゃあ始めましょうか。」

「花は何するの?」

「私は明日の準備漏れを確認します。」

「じゃぁ私は揚げ物減ってないか見てくるーっ!」

「あぁ、皐月ちゃん!さっき補充しといたから洗い物からして欲しいな。」

「そうですか!了解しました!」

「皐月、タッパー欲しいから洗ってくれる?」

「タッパータッパー洗ったっパー!」

「…………かなり寒いですね。」

「何ぉぉ!」

「もういいから早く頂戴!」

「この皐月様のギャグが理解できないとは、しょうもない女だぜっ!」

「はいはい、早く洗い物しなさい。」

「ふんふふんふふぅ〜んっ♪ あ、タッパーの蓋割れてるっ!」

「あら、優さんに言っとかないと。」

「タッパータッパー割れたッパ〜!(ニヤ)」

「ニヤ じゃなの!早く洗え!」

「またすぐ本気で怒る〜。鬼嫁かっ!?」

「もう…ついていけないわ。」

「皐月ちゃん、花ちゃん。私も終わったから帰るね。」

「あ、わかりました。あと何かしとく事はありますか?」

「今日は特に無いから、いつも通りでお願いします。」

「あ、ひな子さん!タッパー割れタッパー!」

「え?」

「気にしないでください、タッパーの蓋が割れているみたいです。」

「あぁ…そうなのね。ありがとう。それ台の横に置いといて。」

「わかりましたぁ!」

「じゃぁ、よろしく。お疲れ様ぁ。」

『お疲れ様です』

「にしても、もう夏休みも半分かよぉ。3ヶ月ぐらいあったらいいのに!」

「そんなにあったら高校4年制になりますよ。」

「それは絶対やだ!」

「なら夏休みは今のままね。」

「それもやだ!」

「わがままですね、相変わらず。」

「もっと遊びたい!遊び足りない!」

「明日、海へ行くじゃない。」

「今年は一回しか行けないじゃん!」

「なぜ?」

「だってバイトあるしっ!」

「それは仕方ないですね。バイトもしないと遊ぶお小遣いないのだから。」

「花火大会も行きたいし!プールも行きたいし、川にも行きたいし!キャンプもお買い物も!」

「頑張って働いていきましょうよ。」

「やだ、花おごれ!」

「バカですか?」

「何おぉぉ!?」

「なんで私があなたに奢らないと行けないの!?」

「いいじゃん!いつも面倒見さしてやってるんだから!」

「そう!わかってるのね皐月。面倒見てあげてるんだから、あなたが私に奢るべきなのよ。」

「うっさぃ!うっさい!」

「ところで洗い物は終わったの?」

「終わったよっ!」

「じゃぁ明日の冷凍の準備して頂戴。」

「それはする!だって冷凍庫涼しいからっ!行ってくる〜!」

「……単純」


「うううぅ、汗かいたまま冷凍入ったら冷えすぎて寒い…と思ったら揚げ物追加で熱い!」

「それはそうでしょうね。」

「この温度差なんとかしろぉ!」

「…みんなそれで頑張ってるんだからあなたも我慢しなさい!」

「求む!働きやすい職場環境!」

「誰なの、あなたは…」

「そんな事より明日は何時に出発?」

「明日は駅に9時集合ね。」

「早っ!」

「普通でしょ?あなたが朝弱いだけで。」

「だって人が気持ちよく寝てるのに朝からうるさいんだよ。」

「何が?」

「ガキンチョ達のラジオ体操!」

「…今の時代にもあるの?ラジオ体操。」

「何を言ってるんだ?」

「ちゃんと起きて来なさいよ、ほっていくからね。」

「モ、モーニングコールプリーズ…」

「……はぁっ」

「熱っ!油はねたし!」

「よそ見してるからでしょ!」

「明日はクラスのみんなで海、明後日は花と山田さんと吉永さんと映画、その次は花と吉永さんと買い物、その次は花ん家にお泊まり会でぇ…」

「結構予定入れてるのね?」

「うん!後は花とみっちゃんとよしちゃんとで遊ぶでしょ?んでもって花と花火、花と買い物、花と山田さんとお泊まり会、花ん家と私ん家でキャンプ、花と映画…」

「満喫しすぎじゃないの?」

「全部…毎日…花がいる……」

「知らないわよ!嫌ならキャンセルしていいのよ!」

「ううう…」

「しかも誘ってきたの全部あなただから。」

「まじか……」

「ところで、満喫するのはわかったけど。」

「何だよ?」

「そこにバイトも入るわけよね?」

「そうだぞ!皐月様が来ないと優さんも文さんも千秋さんも、ひな子さんだって悲しむからなっ!」

「……宿題はいつするの?」

「なぬ?」

「宿題よ。私もうちゃんと半分終ったわよ。」

「……宿題なんてものはっ!最終日にするものだ!」

「昭和の考えよそれ。31日に泣きながら家族総出で宿題するの。」

「……昭和」

「しかも今年の宿題、結構多いから冗談抜きでしといた方がいいわよ。」

「……」

「先に行っておくけど、手伝わないからね。」

「こ、怖いこと思い出させやがって…」


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


「私はちゃんと早いうちに終わらしてたわよっ!」

「千秋先輩っぽくない!」

「ぽくないって何よっ!」

「あはは、確かに千秋は泣いて31日にやってそうに見えるよね。」

「…それは文、あなたでしょ。」

「ええ!文先輩そうなんですか?」

「……あははは、次回予告どうぞ (アセッ)」

『次回! 「ざるうどんセットを作るのです!」 おたのしみにぃ!』

「で、皐月はちゃんとしてるの?宿題。」

「大泣きする事確定でしょうね……」


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