17話 宿題しないと駄目なんです!
こんばんわ…ひな子です。
この時期になると、とても恐ろしいことが起こります。
それは突然やってくる恐怖…。
17話…始まるのです…
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「お疲れ様でーす!」
「お疲れ様、皐月ちゃん」
「ひな子さんお疲れ様です。」
「花ちゃんもお疲れ様!」
「交代しますよぉ!後はこの皐月にお任せあれっ!」
「あはは、頼もしいねぇ。じゃぁ任した!」
「ハイッ!」
「何がお任せあれですか。あなたまだ手も洗ってないでしょ。」
「…洗ってくるぅ!」
「相変わらず元気だねぇ皐月ちゃんは。」
「元気だけで生きてますからね。」
「どう言う事?」
「洗ってきましたぁ!帽子もオッケー!」
「じゃあ始めましょうか。」
「花は何するの?」
「私は明日の準備漏れを確認します。」
「じゃぁ私は揚げ物減ってないか見てくるーっ!」
「あぁ、皐月ちゃん!さっき補充しといたから洗い物からして欲しいな。」
「そうですか!了解しました!」
「皐月、タッパー欲しいから洗ってくれる?」
「タッパータッパー洗ったっパー!」
「…………かなり寒いですね。」
「何ぉぉ!」
「もういいから早く頂戴!」
「この皐月様のギャグが理解できないとは、しょうもない女だぜっ!」
「はいはい、早く洗い物しなさい。」
「ふんふふんふふぅ〜んっ♪ あ、タッパーの蓋割れてるっ!」
「あら、優さんに言っとかないと。」
「タッパータッパー割れたッパ〜!(ニヤ)」
「ニヤ じゃなの!早く洗え!」
「またすぐ本気で怒る〜。鬼嫁かっ!?」
「もう…ついていけないわ。」
「皐月ちゃん、花ちゃん。私も終わったから帰るね。」
「あ、わかりました。あと何かしとく事はありますか?」
「今日は特に無いから、いつも通りでお願いします。」
「あ、ひな子さん!タッパー割れタッパー!」
「え?」
「気にしないでください、タッパーの蓋が割れているみたいです。」
「あぁ…そうなのね。ありがとう。それ台の横に置いといて。」
「わかりましたぁ!」
「じゃぁ、よろしく。お疲れ様ぁ。」
『お疲れ様です』
「にしても、もう夏休みも半分かよぉ。3ヶ月ぐらいあったらいいのに!」
「そんなにあったら高校4年制になりますよ。」
「それは絶対やだ!」
「なら夏休みは今のままね。」
「それもやだ!」
「わがままですね、相変わらず。」
「もっと遊びたい!遊び足りない!」
「明日、海へ行くじゃない。」
「今年は一回しか行けないじゃん!」
「なぜ?」
「だってバイトあるしっ!」
「それは仕方ないですね。バイトもしないと遊ぶお小遣いないのだから。」
「花火大会も行きたいし!プールも行きたいし、川にも行きたいし!キャンプもお買い物も!」
「頑張って働いていきましょうよ。」
「やだ、花おごれ!」
「バカですか?」
「何おぉぉ!?」
「なんで私があなたに奢らないと行けないの!?」
「いいじゃん!いつも面倒見さしてやってるんだから!」
「そう!わかってるのね皐月。面倒見てあげてるんだから、あなたが私に奢るべきなのよ。」
「うっさぃ!うっさい!」
「ところで洗い物は終わったの?」
「終わったよっ!」
「じゃぁ明日の冷凍の準備して頂戴。」
「それはする!だって冷凍庫涼しいからっ!行ってくる〜!」
「……単純」
「うううぅ、汗かいたまま冷凍入ったら冷えすぎて寒い…と思ったら揚げ物追加で熱い!」
「それはそうでしょうね。」
「この温度差なんとかしろぉ!」
「…みんなそれで頑張ってるんだからあなたも我慢しなさい!」
「求む!働きやすい職場環境!」
「誰なの、あなたは…」
「そんな事より明日は何時に出発?」
「明日は駅に9時集合ね。」
「早っ!」
「普通でしょ?あなたが朝弱いだけで。」
「だって人が気持ちよく寝てるのに朝からうるさいんだよ。」
「何が?」
「ガキンチョ達のラジオ体操!」
「…今の時代にもあるの?ラジオ体操。」
「何を言ってるんだ?」
「ちゃんと起きて来なさいよ、ほっていくからね。」
「モ、モーニングコールプリーズ…」
「……はぁっ」
「熱っ!油はねたし!」
「よそ見してるからでしょ!」
「明日はクラスのみんなで海、明後日は花と山田さんと吉永さんと映画、その次は花と吉永さんと買い物、その次は花ん家にお泊まり会でぇ…」
「結構予定入れてるのね?」
「うん!後は花とみっちゃんとよしちゃんとで遊ぶでしょ?んでもって花と花火、花と買い物、花と山田さんとお泊まり会、花ん家と私ん家でキャンプ、花と映画…」
「満喫しすぎじゃないの?」
「全部…毎日…花がいる……」
「知らないわよ!嫌ならキャンセルしていいのよ!」
「ううう…」
「しかも誘ってきたの全部あなただから。」
「まじか……」
「ところで、満喫するのはわかったけど。」
「何だよ?」
「そこにバイトも入るわけよね?」
「そうだぞ!皐月様が来ないと優さんも文さんも千秋さんも、ひな子さんだって悲しむからなっ!」
「……宿題はいつするの?」
「なぬ?」
「宿題よ。私もうちゃんと半分終ったわよ。」
「……宿題なんてものはっ!最終日にするものだ!」
「昭和の考えよそれ。31日に泣きながら家族総出で宿題するの。」
「……昭和」
「しかも今年の宿題、結構多いから冗談抜きでしといた方がいいわよ。」
「……」
「先に行っておくけど、手伝わないからね。」
「こ、怖いこと思い出させやがって…」
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「私はちゃんと早いうちに終わらしてたわよっ!」
「千秋先輩っぽくない!」
「ぽくないって何よっ!」
「あはは、確かに千秋は泣いて31日にやってそうに見えるよね。」
「…それは文、あなたでしょ。」
「ええ!文先輩そうなんですか?」
「……あははは、次回予告どうぞ (アセッ)」
『次回! 「ざるうどんセットを作るのです!」 おたのしみにぃ!』
「で、皐月はちゃんとしてるの?宿題。」
「大泣きする事確定でしょうね……」




