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美味しい惣菜いかがですか? シーズン1  作者: 蒼凪 悠


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16/24

16話 おにぎりがいっぱいです!

私も去年の今頃は夏休みだったのに!

これが社会人……

大変だよ……

16話 始まるよぉ〜


「ひな子ー!?もう6時よーっ!仕事はぁ?」

「はっ!」


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


「おはようひな子ちゃん」

「ひやぁっ!」

「なんで毎回私が登場したら驚くの?」

「だ、だって雫ちゃんいつも突然なんだものっ!」

「そう?」

「そうだよ、まだ心臓がドキドキしてるよっ」

「それは恋なの?」

「言ってる事がわかりません…」

「それよりひな子ちゃん、ちゃんと話を聞いて。」

「どこに話を聞くような場面があったのっ!?」

「久々に登場したのにひどいよひな子ちゃん」

「ご、ごめんね雫ちゃん…」

「私達サブキャラはすぐ忘れられるのに…」

「そ、そんな事はないよっ!」

「それよりちゃんと話をきいて。」

「だからどこにちゃんと話を聞いていない私が書かれてるのよぉ(泣)」

「今日は5件だから忘れないでね。じゃあまたいつの日か。」

「一方的〜っ!そして5件って何がぁっ〜?」

「……(ニヤッ)」

「(ニヤッ)って去っていかないでぇ!ちゃんと作者に登場回数増やしてあげてって言っとくからぁ!」


□□□□□□□□□□


「おはようございます。」

「おはようひな子、どした?」

「優さん、さっき久々登場した同期の雫ちゃんに(今日は5件)って言われたんですけど…」 

「あぁ、雫が言ってるのは別注の事だな」

「別注?」

「世間一般は夏休みだろ?大口の予約がはいるんだよ。」

「そうなんですか。」

「あぁ、夏祭りだの、宴会だの!我々が汗水たらして作っている時に!世間様は遊んでいるのさ!」

「確かに逆ですわよね…」

「千秋。おはよう。」

「おはようございます。」 

「そうだろ?皆が連休明けたらやっと休みが確保できる。」

「ま、私はそっちの方が何処へいっても空いてるからいいんだけどな。」

「私も同じですよ、人混みは好きではないし。」

「そうなんですねぇ」 

「業界あるあるだな!」 

「さ、ひな子。おにぎりの別注仕訳にいくわよっ」

「はぁい。」

「頼んだ!これリストな」 

「えーっと。北自治会さんが…」 

「鮭と梅とツナ、昆布が100個づつ。」

「ツナと昆布まかすわ」 

「はぁい」

「次は?」

「西自治会さん。鮭、梅、おかか、ツナ、高菜、各100個」

「ツナ、高菜やって」 

「はぁい」

「ははははは」

「どうした?」

「なんか面白いですね!東西南北の自治会さんが揃いましたね。」

「しかも数が全然ちがうしね。(笑)」

「どこに人がいっぱい住んでるかわかりますね(笑)」

「でも、数が多いと数え間違ってないか不安になるのよ」

「あ、ほんとだ。」

「作るより全然楽だけどね(笑)」

「今日だけでおにぎり2000個!」

「機械だけど、つくるメーカーも大変でしょうね(笑)」

「作ってる所みたーいっ!」

「私見たことあるわよ。」

「えーっ!いいなぁ。どこで見たんですか?」

「TV」

「おぅ…TV…」  


ポコッ


「いたぁーいっ!」

「早くわけろ。ひな子も(おぅ…TV)言ってる場合じゃないわ(笑)」

「優さんひな子には優しいのに!」 

「安心しろ、千秋。今だけだ(ニヤッ)」

「こ、こわいです…」

「明日も4件あるから、頼んだぞ」   


『はぁい』


「優さん、おにぎりの別注以外になんかあるんですか?」 

「あるぞ!唐揚げ100キロ!だったりオードブル50パックとか」

「ふむふむ(メモメモ)」

「私が1番嫌だったのは1500円のお弁当を100パックって言われた時だったな!」

「作ったんですか?」

「あぁ、深夜の1時にきて作ったよ(笑)」

「夜中……」 

「まぁ、従業員の体調もだけど、そんな時間に火を使ってもしもの事があったら駄目だから、そんなのはもう受けないようになったけどな。」

「よかった…」

「ははは!そう言うのはプロの仕出し屋さんか、メーカーに頼む方がお互いにもうかる!」

「分業ですね!」 

「おう?分業…だな!」 

「どの仕事も大変ですねっ。」

「さて、始めますか。」

「はぁいっ!」

「朝から本当に元気よね、ひな子は。」

「はいっ!それが取り柄ですっ!」


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


「最近私達も出番ないねっ!」

「無い以前にまだ2回ぐらいしか登場してないわ。」

「私達は勉強が仕事だしねっ!」

「だとわかっているならもう少し真面目に勉強しなさい」

「次回!『宿題しないと駄目なんです!』 お楽しみにっ!」

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