CLⅩⅠ noitasseC sraW aitlA (アルティア大戦 終戦 )
ゼフィロスを〈余墳の禍根〉で殺した際、俺は魂のごく一部をゼフィロスの魂に混ぜていて、いつでも好きなように操れるように細工を施していた。
朱雀と蒼龍は〈唯一神〉の術式で圧倒できる自信はあったのでその後隼人に加勢しようと考えていたが、フルカスもそれを見越したのか速攻で決着をつけたのだろう。
烏丸事変を生き残った6名の幹部と〈四神〉の2名のうち、3名が死亡し、現状魔王軍の幹部はかなりの壊滅状態。
レイは強いが、正直かなり神としては頼りない部類だ。
神造神剣は死んでこそないものの分身の力をかなり失っており回復にかなり時間がかかるだろう。
ガルは弱くはないが、レイ同様かなり頼りない。
ミカエルは自分1人ではあまり真価を発揮できないだろう。
俺は〈唯一神〉の神の駒の所有者でかなり力を得たことにはなる。
だが、この力はかなり様々な人に恐れられる能力だろう。
〈四神〉の神の駒4つも回収しているが、〈唯一神〉の神の駒は神の駒の合成効果を持っているのか、〈七人の邪神〉の駒や、〈獣神〉、〈療癒〉、〈四神〉など持ち主が死亡した神の駒は全て〈唯一神〉の神の駒に統合され全てが俺の力になっている。
ほとんどの神の能力は俺が扱えるとなれば、俺がどれだけ「誰かを殺すことは絶対しない」と言っても市民の不安を払拭はできないだろう。
「俺は俺を天牢監獄の最重要人物牢に自主収監する。」
それが俺が出した結論だった。
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俺は終活を始めることにした。
できれば3日以内に済ませたい。
天牢監獄側には連絡を入れているので大丈夫。
魔王軍の最高幹部をこのような形で収監することは初めてだからか、かなり慌てていたが俺が天牢監獄に入ることに異を唱えられることは無かった。
空中に浮かぶ堅牢。
中では魔法も術式も発動不可能という最高の監獄が天牢監獄だ。
〈闇への贈り物〉で持ち物を全てしまったあと牢屋に入れば俺は誰に怯えられることもないが誰とも、今後連絡を取れない。
そのための終活だ。俺が安心して自分を隔離できるように。
サタンファクトリーの跡取りはレイ。
アランに面倒を見させればあとはどうにかなるだろう。
「アラン。俺に何かあっても、アレを頼んだぞ。」
アランはかなり信用できる人物だ。
レイの面倒を見るのは大変だろうが頑張ってもらおう。
神造神剣は放浪の旅に出るらしい。
ガルは魔王城周辺の森を守り、そこに住むものや元魔王軍構成員の面倒を見るそうだ。
ミカエルは〈天界〉に帰り復興を助けるそうだ。
魔王軍は解散し、各々別の道を歩くことにした。
アルティアで、みんなが笑って過ごせる未来のために。
終
本編は完結です。
今までありがとうございました
この次にあるあとがきですが、長いので本文は読みたい人だけ。
興味がない方もあとがきの後書きだけ読んでください。
割と重要な告知があります




