CⅩⅩⅩⅣ Ⅶ sraW aitlA (アルティア大戦 Ⅶ )
「〈遊霊・白銀・拡散〉!!」
俺は大きく飛び上がり、玄武に攻撃を当てた。
そう。当てたはずなのだ。
その黒光りする甲羅は、そのウメウメとうねる触手は、まるで何事もなかったかのような無傷なのだ。
「………は?」
相手も神だ。
さすがに一撃で殺せるとまでは思っていないがここまで攻撃を防がれるとかなりショックな部分がある。
反撃として飛んできた玄武の触手をかわした瞬間、白虎の爪による斬撃が飛んで来る。
遊霊の反動をうまく使い触手を避けたばかりのこの体勢ではうまく避けられない。
だから、「〈闇からの贈り物〉!!」
亜空間から1つ目の〈神器〉を取り出す。
〈弾翔盾〉。
盾に取り付けられたビー玉を投げることでどんな攻撃もその玉にしまうことが可能。
その玉を再び投げると攻撃を相手に繰り出すことも可能。
さらに、
「〈神器解放〉……!!」
味方全員の体を球状の盾で覆う。
〈四神〉の攻撃能力がいかほどかはわからないがある程度対策はできた。
蒼龍の吐く炎は盾に塞がれながら消えていき、不発に終わる。
とりあえず目下の目標は蒼龍の撃破だ。
白虎や玄武との殴り合いに挟まる形で遠距離攻撃をされるとかなり厄介だ。
玄武はおそらく硬いだけ。
白虎もおそらく速いだけ。
なら面倒な蒼龍は片付ける。
「〈闇からの贈り物〉」
2つ目の〈神器〉。
〈剛穿弓〉。命中さえすれば確実に対象を貫通し、致命傷を負わせるこの弓ならば、ダメージは入る。
しかし、命中させなければならない。試しに魔法で作った金属矢を撃ってみるが避けられた。
「〈神器解放〉!!」
〈剛穿弓〉の力で矢を1本、弓から放つとその矢が何百本にも分裂し蒼龍に襲いかかる。
その矢は数本だけ蒼龍に刺さるも、その矢は致命傷にはならなかった。
そしてそこに割り込むようにして現れたのは………
「「「「破壊神…………!!」」」」
〈四神〉、〈魔王軍〉、〈破壊神〉
神々の三つ巴の争いがまき起こる。




