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その時、俺の携帯が鳴り響いた。
「もしもし……」
俺は携帯にそのまま出る。
「先輩、調べましたよ例の件……」
「ほんとか? 早いな……」
「すぐ本署に戻ってきてください!」
俺はいったん、警察署に戻ることにした。
「……で、いったい何がわかったんだ」
ほとんどの職員がいない警察署内で、部下は俺に内容を話す。
「あの神社なんですが、どうやらどこぞの国会議員と太いつながりがあるようですね」
「そうなのか」
「はい……毎年たくさんの大金があの神社に事務所を通して支払われているそうです」
「そうか……」
「まさか……この神社を使って政治資金を隠蔽しているんじゃないでしょうか」
「どうだろうな。ちゃんと調べないといけないが、だとしたら”あいつら”が言っていたことにも説明がつくな」
「”あいつら”?」
「ああ……お前には関係ない話だ。もしかするとまだ何かあるかもしれないからもう少し調べてくれないか」
「わかりました……調べときますよ。新人は暇ですから……」
嫌味を言いながら、年下の部下は俺を睨む。
「頼むぞ。この件はお前だけが頼りなんだ」
「はいはい……」
あきれたように部下は相槌を打った。




