↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある失踪事件  作者: 正騎
PR
9/22

9



 その時、俺の携帯が鳴り響いた。


 「もしもし……」


 俺は携帯にそのまま出る。


「先輩、調べましたよ例の件……」


「ほんとか? 早いな……」


「すぐ本署に戻ってきてください!」


 俺はいったん、警察署に戻ることにした。


「……で、いったい何がわかったんだ」


 ほとんどの職員がいない警察署内で、部下は俺に内容を話す。


「あの神社なんですが、どうやらどこぞの国会議員と太いつながりがあるようですね」


「そうなのか」


「はい……毎年たくさんの大金があの神社に事務所を通して支払われているそうです」


「そうか……」


「まさか……この神社を使って政治資金を隠蔽しているんじゃないでしょうか」


「どうだろうな。ちゃんと調べないといけないが、だとしたら”あいつら”が言っていたことにも説明がつくな」


「”あいつら”?」


「ああ……お前には関係ない話だ。もしかするとまだ何かあるかもしれないからもう少し調べてくれないか」


「わかりました……調べときますよ。新人は暇ですから……」


 嫌味を言いながら、年下の部下は俺を睨む。


「頼むぞ。この件はお前だけが頼りなんだ」


「はいはい……」


 あきれたように部下は相槌を打った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。