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年下の部下に神社のことを頼んだ俺は、男子大学生が失踪した場所へ、向かうことにした。
そこはよくある繁華街で、夜の様々なネオンの中、人々がほろ酔い気分で歩いていたりする。
その中、俺は失踪した男子大学生が最後に見かけられた路地の交差点に立つ。
「ここが最後の場所……」
あたりをぐるりと見回す。すると、ある道路標識が目に入る。
”通行禁止”
それは一見、どこにでもある普通の道路標識だった。しかし、ここは交差点。道の上には何もなく、普通に人々が行き交っている。
なのに”通行禁止”。
不思議がっていると、俺の背後で声がした。
「すみません……邪魔です……」
後ろを振り向くと、白いフード付きのパーカーを着た人間が立っている。
「あっすみません……」
俺は思わず道を開ける。
その時、白いフードの人間の顔が見える。
目の焦点が、合っていない。
左右の目が右目は右端、左目は左端を見ている。
「ちょっと!」
俺はすれ違った白いフードの人間を呼び止める。しかし返事はなく、そのままその人間は進んでいく。
俺は思わず、白いフードの左腕を掴む。すると、
「おわっ!」
俺はその場で前のめりに倒れこんだ。がくっとなってしまい、その勢いのまま地面に倒れてしまっていた。
「いてっ……何だ……?」
俺はその場に起き上がり、あたりを見回す。
周りには誰もいなく、ただ道の上に俺がいるだけだった。




