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警察署に戻ってきた俺は、自分のデスクに向かっていた。
「あのー、大丈夫ですか?」
まだ少し痛い腹をさすりながら、自分の席に座る俺を、最近配属されてきた年下の部下が心配する。
「何かあったんすか?」
「いや、大丈夫だ」
「顔苦しそうですよ?」
「ああ、殴られたからな」
「殴られた!?」
静かな署内に、部下の大声が響く。
「なんでまた……」
「担当になった事件、相当やばそうだ……」
「あの失踪事件ですか?」
「ああ……何かやばいことになるかもしれん……後のことは頼んだぞ」
「そうやってまた……まだ配属されて3か月ですよ?」
年下の部下は、俺に不安そうに答える。いつも俺はこいつに、後のことは頼んだと言っている。
「関係ない……もうお前は立派な刑事だよ」
「無茶言わないでくださいよ。俺はまだペーペーですよ」
「ふっ……いてててててて」
俺は痛みに腹を抑える。
「大丈夫っすか。医務室行きますか?」
「大丈夫だ……そんなに酷いもんじゃない。ただの打撲だ」
焦る部下を落ち着かせ、俺は説明する。俺は、年下の部下に提案した。
「この事件、ちょっとお前調べてくれないか」
「俺がですか?」
「ああ……軽くでいい。○○神社のことについて調べてくれ。ただし、神社の奴らや俺以外の奴ら全員に、バレるなよ……」
「そんな……マジですか?」
「頼む。深くは調べなくていい。あの神社の噂程度の情報を調べてくれ」
「それならまぁ……調べてみますけど」
部下は、俺に頷いた。




