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勇者は王妃の『推し』ですわ!  作者: gen.
第二章

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18/43

18. 王の会議





 北方神殿の議事堂では、中央と周囲で焚かれる火ではまかないきれない寒気と、それ以上の苛立ちが満ちていた。


「ええい、まだか。中つ国の王は!」


 こらえきれず卓上に拳を落としたのは、ドワーフの王国タタローナの巌から招かれた(いわお)御館(みたち)こと国王ランドーリである。


「まさか道中でくたばっているのではあるまいな」


 低く唸りを上げたのは、何重にも重ねた毛皮のマントに身を包んだ獅子族の王、ハイダル・アル=マリクだ。彼は大陸でも内海を挟んだ最南端の王国ネブハの王であり、染み入るようなこの寒さが最も身に堪えていた。さきほども円卓の中央に据えられた炭を足せないのか、と注文をつけたばかりである。


「…………」


 そんなハイダルの隣の席に座る最北の国、シシリの女王イングリディアは、この寒中に慣れ切ったトナカイ族の長然として、静かに瞼を閉じたままその時を待っていた。


『酒でも持ってくればよかったのだ』


 張り詰めた空気を、のんびりとした声が押し退けていく。ランドーリがすかさずその剣呑な視線を向けた先には、用意された椅子に片肘をつきながら、常と変わらず杯を傾けるエルフの王、森の御前の姿があった。


『酒はよい。芳しく、体を温め、喉を潤す――――この場に最もふさわしいものではないか?それともさすがのドワーフも北の火酒は喉が参るか』

『やかましい!酒好きと酒狂いを一緒にするな!貴様のそれは』


 ランドーリの声が、外から響き渡る角笛の音に途切れる。

 王者の到着を告げるその音色は、彼らが待ちわびていたものであり、ようやくことが動き始めると報せるものだった。

 フン、と鼻を鳴らしたハイダルが議事堂の扉を一瞥する。


「どんな言い訳をするか、見ものだな」


 複数の靴音が近づきつつあった。イングリディアの耳がぴくりと震え、長い睫毛の揃った瞼が緩やかに開かれていく。

 その場の――森の御前を除いた――全員の視線が議事堂の大扉に集まった。

 やがて、それが経た年月と重みを象徴するような重厚な音と共に開かれ、回廊の日差しが差し込んでくる。

 不満を押し込めながら席に深く座り直したランドーリや、傲然と円卓に肘をついていたハイダルは思わず息を呑んだ。イングリディアもまた微かに目を見開く。


「遅参の義、誠に申し訳ない」


 なぜなら毛皮のマントを翻して現れた中つ国の国王エゼルレッド、彼の従えている侍従らしき服装の者や騎士たちは、皆大戦を潜り抜けたばかりのような物々しさに満ちていたからだ。

 そこに色濃くにおう戦闘の残り香を、感じ取れないランドーリたちではなかった。

 わずかに落ちた沈黙を、くつくつと漏れる笑い声が拭い去っていく。


『路傍の小石にでもつまずいたか』

『そんなところです』


 その声の主はやはりというべきか、エゼルレッドらの様子に驚いた風もない森の御前のものだった。

 淡泊に返したエゼルレッドに笑みを深めた彼は、杯を飲み干すと傍らに差し出す。

 注がれる酒の音と共に、円卓をぐるりと巡ったエゼルレッドが自身の席――主催者が座るべき席へと向かう。そこは本来の長卓が置かれていたなら、最も上座となるだろう創世神の神像を背後にした席だった。

 壮年の騎士が椅子を引き、マントを翻したエゼルレッドがそこへと深く腰を下ろした。その後ろに、彼の連れてきた六名の従者と騎士が居並ぶ。これは他の王と比べても異例の多さだった。


「まず、遅参の義を重ねてお詫びする。そして、こうして全ての長が集ってくれたことに感謝を」


 エゼルレッドは自身の胸に手をあてながら、躊躇せずに首を垂れて見せた。

 円卓会議とは、その名の通り円形の巨大な卓を用いて執り行われる。これはただの卓ではなく、集った者たちがみな等しい立ち位置にあることを約束した、初代開催時からの伝統であった。

 今回も例にもれず、エゼルレッドは主催者の席には着いたものの、決して上座に着いたというわけではない。よって、その謝罪もまた等しく、参加者らに送られて然るべきものだった。


「……もう良い。中つ国の王。我らとて武の者だ」


 それ以上は言わせるな、というランドーリの言葉に、エゼルレッドは顔を上げて一つ頷いた。鼻を鳴らしたハイダルが、その座席に深く腰掛け直す。


「お言葉有り難く、巌の御館よ。では、早速だが今回の議題を確認したいと思う。今回の議題は初代勇者の末裔、『要の一族』と、我ら表世界の代表の会談について、だ」

「それについてだが、中つ国。『要の一族』など、我らの伝承では聞いたこともない。一体どこから出てきたのだ。それは」


 待ち構えていたかのように、即座に声が飛んだ。ハイダルは毛皮を巻き込みながら腕を組んで、エゼルレッドを睨みつける。

 しかしその眼光を浴びながらも、エゼルレッドはその表情を崩さず答えた。


「彼らは現在――――魔族と呼ばれている」

「なにッ……!?」

「!!」


 円卓を中心にどよめきの波が広がった。ランドーリは素早く森の御前へと視線を飛ばしたが、当の御前は相変わらず杯を傾けているだけで、会議自体を聞いているのかも怪しかった。だが、否定も肯定も、彼の口からは出てこなかった。

 収まらないざわめきを貫くように、エゼルレッドは続ける。


「そもそも三千年前に我らが戦ったのは『魔族』ではなく、『軍勢を率いた邪神』だったということは伝承でも知られているはず」

「……!」


 その言葉を否定する声は出なかった。ドワーフにも、獣人族たちにも、共通して伝わっている伝承と合致していたからだ。


「その邪神を討ち果たした初代勇者の末裔、それが現在の『要の一族』、すなわち我らが呼ぶところの魔族なのだ」


 言い終えるなり、エゼルレッドの目線が杯を口にする森の御前へと向けられる。


『訂正は御座いますか』

『ない。続けよ』


 エゼルレッドはここで頷きつつ、密かに小さく息を吐いた。予想していたとはいえ、共通語での発言を森の御前がどこまで理解してくれるかは、一種の賭けだったからだ。

 だがエルフという種族は気高いだけであり、決して頑迷ではない――その長ともなれば。

 ゆえに、訥々とした精霊言語での確認を終えたエゼルレッドは、息を呑んでいる一同へ再び視線を戻してから、自身の背後を見やった。


「ユーリヒト」


 煤けた侍従服姿の少年――勇者ユーリヒトが、呼ばれるままエゼルレッドの傍らへと駆け寄る。

 その背中に手をあてながら、エゼルレッドは王者たちを順繰りに見渡した。


「ここに四代目の勇者を紹介する。初代は邪神――冥王を討ち、二代目は瘴気に染まった世界を救い、三代目は天竜の襲来から大陸を救った。そしていま四代目の勇者が誕生したが、我らの世界に差し迫った危機は訪れていない。これは、裏世界の危機を表しているのではないかと私は考える」


 意見が出ないのを確認し、エゼルレッドはユーリヒトへと視線を移す。


「彼の誕生を予知したエルフ族からの知らせはこうだった。『一つの世界を滅ぼし、一つの世界を救う勇者が生まれる』と」

「……!!」


 議事堂内に緊張が走った。その予知を知らされていたのは、勇者を生む存在、つまり人間の国の王のみであったのだから無理もない。


「みな知っての通り、エルフ族の予知は外れない。当初我々はこれを魔界を滅ぼし我らの世界を救うものと捉えていた。だが、我らの世界は滅びに瀕しているだろうか。勇者は滅びが迫ったときにのみ誕生する存在だ」


 エゼルレッドが、一つ一つの理由を提示していく。

 ランドーリやハイダルは唸り、イングリディアは沈黙を保っていた。森の御前は、変わらず酒を呑んでいる。エゼルレッドの言葉通り、近年はモンスターの発生はあっても、それは少なくとも彼らが王座に収まる以前からのものと等しく、一国を滅ぼすに足る脅威ではなかったからだ。


「ここで我らは考えを改めた。滅びようとしているのでは我らではなく――――魔界で瘴気を抑え込んでいる『要の一族』たちではないのだろうかと」


 エゼルレッドは一つ息を吸い込み、再び声を張った。


「それを確かめるためにも、我らは彼らと戦いではなく会談の場を設けたい。これは人の世だけの問題ではなく、この表世界全ての種族が知るべき話だ。よってこの円卓会議を設けた」

「……仮に危機に瀕しているのが魔族で、魔界をその勇者が救うのなら、滅ぼされる世界とはどこだ。我らの世界ではないのか」


 ハイダルが低く唸った。彼の琥珀色の瞳はエゼルレッドを、そしてその隣にいるユーリヒトを厳しく睨みつける。

 ユーリヒトは薄く緊張を刷いた面持ちながら、ハイダルのその眼光を真っすぐに受け止めた。

 エゼルレッドもまた、平静を保ったまま応える。


「それは違うと我らは考える。滅ぶのは、『瘴気で汚染された一つの世界』。すなわち表裏を合わせた我らの一つの世界。救われるのも、表裏を合わせた一つの世界であると」

「なぜ、そこまで魔族に肩入れする?」


 ランドーリが怪訝そうに、豊かな眉毛を揺らしつつ眉間の皺を深くして問いかけた。


「ベルグリンデ――――エルフの血を汲む我が妻が予知夢を見た。『要の一族』が瘴気の源たる冥王の鎧を封じこんでいること。その七つに分かたれた鎧を御した者は瘴気もまた御することができることを」

「なんだと!?」

「瘴気を――ばかな……!!」


 瘴気を御する。その言葉にハイダルが愕然と顎を開き、ランドーリがその髭に触る手を止めた。有史より以前から、地中深くより湧き出で動植物を狂わせるそれは、最早自然現象の一つとして受け止められていたのだから、無理もない。

 エゼルレッドの発言は、地震や嵐を御する力があると言うに等しかった。


「夢の中で、鎧を御したのはほかでもない。ここにいる勇者ユーリヒトだったのだ」

『……森の御前、いまの発言は』

『真実だ。一つのな』


 イングリディアの初めての発言へ、森の御前はさらりと応える。

 領地を二つのダンジョンに挟まれ、常にモンスターの脅威にさらされてきた最北の王国シシリ。その脅威に対応するための知略を求められ即位した聡明な女王にとって、エゼルレッドの言葉は希望の灯火ともいえた。


『未来は移ろう。戦をしたなら滅ぶのはいまの人の世。一方、裏の世は救われるだろう。しかしかの王と和議を結び、鎧を御す者が現れたならば……』


 初めて、杯を口元から離した森の御前は、自身がその場の全員の注目を浴びていることにも頓着せず、その緩やかな口調を崩さなかった。


『流れは止まらぬ。その筋を変えることだけが許される』


 議事堂に静寂が満ちた。誰もが喉元からなにかが出そうになりながら、それを無理に押し込んでいるような重苦しい沈黙でもあった。

 ここでの発言が、文字通り世界の未来を左右するのだと、今度こそ彼らは痛感していたのである。それ故の沈黙だった。


「――――俺は、魔界に行きたいんです」


 その沈黙を突き破ったのは、年若い、張りのある一声。


「そこに、困っている人がいるなら助けてあげるんだって、約束をしたから。だから、お願いします。俺を魔界へ行かせてください。魔族の、『要の一族』の人たちに会わせてください」


 いうなれば愚直とも言える、拙い言葉だ。しかしそれを笑う者はこの場にいなかった。

 ほかならぬ勇者が、表裏を合わせた世界を救いたいと懸命に訴える姿を、どうして笑えようか。

 勇者は、少年の姿をしていた。だがそこに満ちる力を、ハイダルは感じ取っていた。その物腰から武芸の極みのほどを、ランドーリは察していた。イングリディアは魔力を、それ以上の彼の誠実な魂を感じていた。

 先ほどの重苦しさとは違う沈黙が、ふたたび議事堂に満ちる。

 ユーリヒトの背中に添えた手で、ぽん、と一つそこを叩いたエゼルレッドがこちらを見上げる青い瞳に頷いて見せる。

 そしてその薄青い瞳で、円卓につく表世界の代表者たちを見渡した。


「みな聞いての通りだ。ここに我らの同胞の末裔、『要の一族』の危機を救うため彼らとの会談を設けたい。反対する意見のある者はいるだろうか」

「ッ……!」


 ハイダルがこぶしを握り、ランドーリは腕を組んで深く椅子に座り直す。

 彼らの態度を見、エゼルレッドが口を開こうとした時だった。静かな声がその発言を押し留めたのは。


「……反対する意見のある者は、そなたの国にいるのではないか。中つ国の王よ」

「!」


 イングリディアの眼差しが、エゼルレッドとユーリヒト、そしてその向こうに控える破れた侍従服姿のカイドウ、同じく一部が破けた騎士服姿のタクサス、負傷の手当のあとが見える騎士たちへ順に注がれる。


「そなたたちの国からこの北方神殿までは、この時期、獣、野盗の類は出てもモンスターの発生はついぞ聞かぬこと。また、そなたたちが手練れの者であるのはこの場の誰もに知れること……」


 その聡明さで知られた女王は、淡々と続けた。

 シシリは草食の獣人を中心とした移動型の国家であり、モンスターの動向やその兆候については他の国より一つ抜きんでた知識を有している。それだけに、彼女の言葉は相応の重みを帯びていた。


「ならばその戦いは人と人の間で起こり――――それも人間の代表、中つ国の王を人が襲ったということ」

「……ご明察の通りだ。白角の女王よ」

「勇者もまた人の子。円卓の皆が定めた使命と責任、人の国は誠に負い切れるのか?」


 今度はエゼルレッドが沈黙する番だった。シシリの女王の眼差しは静かに、だが凍原の厳しさを秘めて自らに注がれている。


「我らの国で、意見の相違を持つ者が出たのは確かなこと。しかしそれはこの世界を動かすためではなく、私個人を狙ったゆえのものであるとすでに判明し、手を打っている」

「その言葉を信じるとして、次なる者が現れない保証はない。人の命は短い。ゆえにその判断も時に拙速だ。凍原に生きる、我らがそうだったように」

「だとしても、今回の合意は人によって覆されることはない。人の命を費やそうとも、私がそれを許さない」


 シシリはかつて、ヘラジカ族の男が王朝を担っていた。しかしその巨躯と力強さのみではモンスターたちの荒波に抗いきれないと歴史の中で悟った彼らは、知略をもってモンスターの波を時に避け、時に退け、国を守る者を玉座へ迎え入れることとなった。

 その歴史を背負うイングリディアは、一つの国で生まれた一つの謀――それこそ路傍の石のようなもの――が大事を生むことを懸念していた。

 冷厳とした態度をとりながらも、人の身であることから離れられるわけもないエゼルレッドが、かの女王をどう説得すべきかと静かに、だが必死に意識を巡らせていた時、両者の間の沈黙は思いがけない方向から破られた。


「円卓の決定は世界の決定」


 たてがみを揺らし低く唸るのは、誰あろう、武勇の国ネブハの王ハイダル・アル=マリクだった。


「ならば、その責を負うのは我ら全員。人の子だけになど任せておけるか――――ネブハはその勇者の旅路を監督する、全種族からの戦士の選出を要求する!」

「!ネブハの……」


 エゼルレッドは目を見開いた。議事堂を揺らすかのごとき咆哮の主はその視線が交錯すると、腕を組んだままフン、と白い鼻息を漏らす。


「勘違いするな。監督役だ。万に一つ仕損じたときは勇者だろうが命はないと思え」

「タタローナの巌もネブハに賛成する。世界を守る戦にドワーフの戦士を欠くなどあり得んことだ」

「!」


 ランドーリの言葉に、彼の背後に控えていたドワーフたちが顔を見合わせ頷き合った。


『エルフの矢の端は三千年前から番えられている――――』

「御前……!」

『長かったぞ、三千年は』


 思わず精霊語を欠いたエゼルレッドに、エルフの杯が掲げられ、そしてそれは森の御前自身が飲み干した。

 塗り替わっていく議事堂の空気の中で、沈黙していたイングリディアもまた静かに口を開く。


「監督役の選出に異議はない。……だが、我らシシリは冬場凶暴化するモンスターの対応に追われているのが現状だ。ゆえに、戦士ではなく凍原をも踏破し、北の魔界門へたどり着くだけの軍馬を供出しよう。瘴気にも耐えうる馬たちをな」

『瘴気の対応とあれば、魔界についた後も入用のこと。水の浄化を授けたミスリルの帷子なればそれも適おう』

「待て、浄化なら人間はドワーフ同様炎を用いてきたはずだ。ドワーフは炎の浄化を宿した武具も出す!!」


 森の御前へ分かりやすく対抗するように、ランドーリが声を張り上げる。後ろのドワーフたちもまた森の御前の後ろに控えるエルフたちと睨み合っていた。

 そんな両者へ、獣人族たちは呆れるような眼差しを送っていたが、エゼルレッドとユーリヒトは思わず顔を見合わせていた。

 円卓の中心で、炭が弾けた。古い炭が燃え崩れ、新しい火へ組み変わる音がする。


「――――では、ネブハ、タタローナの巌、御座の森からは監督役の戦士たちを。またシシリからは軍馬、エルフからはミスリルの帷子、ドワーフからは浄化の武具の供出を。これらをもって、我らは勇者一行を魔界へ送り出し『要の一族』との会談に臨む。異論はあるだろうか」


 エゼルレッドの声が議事堂に反響する。今一度、その場の全員の瞳を確かめた彼は、こう宣言した。


「全会一致と判断し、ここに連判状を作成する!」



 円卓へ広げられた大判の羊皮紙へ記す文言についての意見が纏まった頃、議事堂へ差し込む陽の光は茜色を帯び始めていた。

 神官たちの手で松明が追加される中、精霊語と共通語の二語で記された書面が円卓を一巡し、各国王たちの玉璽が捺されていく。

 再び手元へ戻ってきた連判状を確認したエゼルレッドは一つ頷くと、己の隣に立つ存在へあらためて目を向けた。


「あとはお前たちにかかっている。頼んだぞ――――勇者ユーリヒト」

「……はい!」


 こうして創世神の神像の御前で開催された円卓会議は幕を閉じた。

 しかしそれは、新たな時代へと表世界が目を向け、未知なる暗闇に一歩を踏み出す幕開けなのだった。





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