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031初級ダンジョン踏破 前夜

リュージは30階層に降りて、庭付きセイフティハウスを浮かせた後、明日のボスアタックのための準備をする。


でも、まずは腹ごしらえ。

夕飯もリュージたちと鬼人族とで作った。

特にイリスは自分で料理が得意と言うだけあって、与えらた食材を使ってどんどん料理を作っていく。

このサイムダンジョンは動物系のモンスターが多いダンジョンとされている。

ダンジョンの途中で、食材の確保ができるのはありがたい。

リュージはイベントリの中から、肉や野菜を出していく。

栄養価の高い野草も出していく。

ダンジョン中で得た食材もなるべく種類多く出す。

サソリ酒以外にも、食堂で出された冷えたエールも出す。

マテ茶、紅茶も出す。


火力があるのと、一気に調理できるので、外の竃で、全員で調理する。

ジローにテーブルと椅子を追加で設置してもらう。


テーブルに次々と出来上がった料理が並ぶ。

・土鍋で作った野菜肉鍋。

・鬼人族自慢の黒コショウで味付けしたワーム肉。

・ウルフ肉と野菜の炒め物

・クマ肉とキノコの煮物

・野草と野菜のサラダ

・ふやかしパンのハチミツがけ

などなど。


リュージのイベントリには沢山の食材が入っているため、いくら6人がたくさん食べても食べきれない。

おばちゃんズが作った弁当は別として、調理をするの前提なら、食材は6人が数ヶ月かかっても食べきれない量があると思われる。


「リュージ様、明日はボスアタックです。おそらく、リュージ様ならボスも簡単に倒してしまわれるでしょう。その後のことなのですが、私たち鬼人族4人は追われる身、リュージ様にご迷惑をお掛けするわけには参りません。勿論、リュージ様のお側を離れたくない気持ちで一杯です。どうしたらいいのか、私たちも決めかねています。」


「うむ。そのことは、俺も考えていた。最初は4人は非常に優れた戦士で、俺たちと行動を共にすることに意味はないと考えていた。寧ろ、4人の今後を俺たちが拘束することは良くないと考えていた。しかし、この2日一緒になって行動することによって、俺たちと非常に良い関係が築けたと思う。俺たちのスキルや力を見せても、必要以上に騒がないし、モンスターを倒す時も非常に頼りになる。だった2日一緒にいるだけで、今後も4人と一緒にいたいと考えている。もし、可能なら、少なくともダンジョンを出て、しばらくは、俺たちと一緒にパーティーを組んでみないか?」


「リュージ様、過分なお言葉、ありがとうございます。私たちはリュージ様とずっと一緒にいたいと考えています。これは4人の総意です。それでもあえて、言わせたもらいますと、私たちの懸念は追手にあります。追手はある有力貴族の子弟が雇った冒険者です。

おそらく、Bランク冒険者以上で、それなりに力もあります。追手は2パーティーほどいて、おそらく1パーティーはこのサイムダンジョンの入り口に見張りをつけていると思われます。ダンジョンクリアして、地上に出たら、すぐに遭遇戦になると思われます。リュージ様なら、1パーティーぐらいはすぐに蹴散らしてしまわれるかもしれません。しかし、相手は貴族、今回切り抜けても更に追手がかかるかもしれません。そういったご迷惑をかけてしまうのが、私たちです。リュージ様とずっと一緒にいたい、しかし、そうできない理由があるのです。」


「んー、4人の総意と心配はわかった。俺はそれでも勿論、お前らとパーティーは組みたいと考えている。貴族なんてクソ食らえだし、追手は全て叩き臥せる。」


「あー、そうだ。そうは言っても、お前らは納得しないだろうから、ひとつ俺から提案がある。これを試してみて欲しい。俺の勘だと全てうまくいくと思う。」


そう言って、リュージはイベントリからある物を取り出した。



鬼人族4人はリュージの提案を受け入れ、安心して寝ることができた。



リュージは寝る前に自身のアイテムボックス鑑定をした。


アイテムボックス鑑定


名前:リュージ

種族:人族

年齢:20歳

ベースレベル 128


スキル:鑑定小LVMAX、プチファイヤーLVMAX、プチウォーターLVMAX、プチウィンドーLVMAX、プチストーンLVMAX

魔力操作LVMAX、魔力回復LVMAX、体術LVMAX、棒術LVMAX、毒耐性LVMAX、麻痺耐性LVMAX、幻惑耐性LVMAX


[隠蔽中]経験値アップ、スキルアップ、隠蔽魔法、空間魔法LV62

[空間魔法スキルリスト]

空間把握LVMAX、アイテムボックスLVMAX、イベントリLVMAX、プロテクションLVMAX、エアースキャホルドLVMAX、エアーブリッジLVMAX、エアーサーチLVMAX、ディメンションワールドNew!


[称号]自衛王、無自覚タラシ、収穫の達人、採取の達人、鬼人族のホストNew!



ついでにジローも鑑定してみた。


アイテムボックス鑑定


名前:ジロー

種族:人族

年齢:19歳

ベースレベル 86

スキル:ホットウォーターLV5、プチファイヤーLVMAX、プチウォーターLVMAX、プチウィンドーLVMAX、プチストーンLVMAX、魔力操作LV8、ウィーク耐性LV2、テラー耐性LV6、毒耐性LVMAX、麻痺耐性LV8New!、幻惑耐性LV7New!、ユニークスキル:スコップLVMAX


ファイヤーブレスLV2


[隠蔽中]経験値アップ、スキルアップ、隠蔽魔法、土魔法LV36

[土魔法スキルリスト]

ストーンウォールLVMAX、ストーンバレットLV3、ストーンクリエイトLVMAX、ストーンピラーLV4、ストーンスピアLV2、ストーンアームズLV4


[称号]

孤高のスコップ使い、ポイズンマゾヒスト、麻痺マゾヒストNew!、幻惑マゾヒストNew!



『ジローの称号、2つも増えてる。耐性は予想通りだな。ジローなら、自力でMAXまで持ってこれるだろう。後も、少しずつスキルレベルが上がっているな。ベースが上がるとスキルレベルも上がりやすいのかな。この辺はまだ、謎が多いな。』


『俺の空間魔法も遂にLV62、倉庫番のマスバックルの親父の話だと、空間魔法を極めると[ディメンションワールド]というスキルが発現することがあると言っていたが、極めていないのに、発現したな。

どういうことだろう?あまりに大物を入れたり出したりしたせいか?』


『まぁ、ドワーフ族でも、発現した例はほとんどないらしいし、口伝で伝えられているぐらいらしいからな。極めるというのがどういうことかと聞いても、わからないだろうな。』


『まぁ、試してみるに限るな。』


「ディメンションワールド!!」


リュージは唱えた。

すると、目の前にドアを開けたようなサイズの空間が開いた。


明るい。

眩しい。

今は夜なのに、空間の向こうは眩しいくらいに明るい。


「んー、んん、ガフ、リュージさん、どうしたんすか?」


ジローが眠そうに起き出してきた。


「あぁ、ジロー、起こしちまったか、すまんな。」


ジローは夕飯時、飲みすぎて、早々にベッドに横になっていた。


「リュージさん、どうしたんすか?ん?もう朝スカ?」


「いや、ジロー、違う。あぁ、もう、面倒だ。こっちにきてみてくれ。」


ジローは寝ぼけながら、リュージが示す方向に向かって歩き出す。


空間をくぐる。


「なんじゃこらこらぁー?えっーーー、こっこっこっこって、どこですかーー?ダンジョン?」


「いや、ダンジョンはここだ。そっちはディメンションワールドだ。」


「何です、リュージさん、遂に世界作っちまいましたか。やっぱり、リュージさんですね。いつか世界を取ると思っていました。」


「いや、ボクシングじゃないから。ジロー、それよりも、このディメンションワールドを見てくれないか? 見た感じ、何もない。だけど、空間はある。下はあるようで、何も見えない。上も同じだ。あるのにぼやけてよく見えない。認識できないと言う状況だ。」


「ストーンクリエイト!!」


ジローはディメンションワールドに[ストーンクリエイト]で土を生成した。

ストーンクリエイトなのに土なのである。

すると、不思議なことに、今までぼやけていた地面が、ストーンクリエイトの土を入れた途端に、地面と認識できるようになった。


リュージさん、地面できました。

もっとやってみますね。


「ストーンクリエイト、ストーンクリエイト!ストーンクリエイト!!、ストーンクリエイト、ストーンクリエイト」


30分後


「ストーンクリエイト…。ストーンクリエイト! ストーンクク…。スト…。リュージさん、魔力枯渇っす。」


「ジロー、よく頑張ってくれた。ありがとよ。おかげで、かなりの範囲が地面と認識できるようになった。こんな方法で認識できるとはな。でも、この雰囲気、何処かと似ているな。」


「リュージさんの言っているのは、異世界くる前のあの洞窟のことですね。あそこも、洞窟なのに範囲が朧げでした。」


「ジローの言う通りだな。確かにあの洞窟と良く似ているな。そう考えると、あの洞窟ま誰かのディメンションワールドだったのかもしれないな。」


「うん、だいたい把握できた。ジロー、オメーがストーンクリエイトで作ってくれた範囲はだいたい、200メートル四方、40000平方メートル。まだまだ、その先ぐあるが、今のところ認識できない。地上に戻ったら地面を掘り返して、イベントリに入れて、ここに持ってこよう。」


そう言うと、リュージはジローが作ったストーンクリエイトの土を僅かに摘んだ。


「全く、土にしか見えない。不思議だなぁ。」


「エアーサーチ!!」


リュージは[エアーサーチ]を唱えた。


「うーん、低層ダンジョンぐらいはあるな。30キロ四方といったところか。ワールドと言うにはまだまだだな。でも、ここは空気もあるし、天気だし、明るい。 いろいろ持ち込めば、隠れ家みたいになって、楽しそうだ。」


「よし、ディメンションワールドはここまでにして、戻るか。」


『あー、そうだ。とりあえず、これ置いとくか。』


リュージはイベントリから、コピーしたセイフティハウスを取り出す。

そして、土の上に置く。


「隠れ家いっちょあがりーぃ!!」


楽しそうなおもちゃを見つけたような気持ちになった。

プロットの予定以外のことが色々。

なんか書いているより書かされている?

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