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107 中級ダンジョン41階層2

白竜とサンダードラゴンは60人からいるチームに次から次へとローテーションで攻撃されていた。

2人一組のバディーシステムで構築された攻撃システムをさらに進めて、バディーごとにナンバーをつけて1〜30番として順番に攻撃するようになっていた。

敵が3体なら3組に分かれて敵1体に付き10組のバディーが当たる。

敵か10体なら敵1体に付き3組で当たる。

敵が30体以上なら手に余るが、これまでにそこまでなったことはなく、あえていうなら40階層のボス戦だったが、全体の1/3はリュージの身内グループが受け持っていたので結局は一度に極端に30体以上になったことはないと言える。


白竜は1体だけだが、サンダードラゴンは2体だったので、3組に分かれての対応となっていた。

ナンバー1〜10までが白竜、ナンバー11〜20までがサンダードラゴン1、ナンバー21〜30がサンダードラゴン2といった配分だ。

白竜は自身とサンダードラゴンに防御魔法をかけて、魔法や物理攻撃を防いでいる。

サンダードラゴンは攻撃魔法を使って向かってくる敵を薙ぎ払うように攻撃している。

しかしながら、サンダードラゴンの攻撃は攻撃力はあるが遅い。

サンダーブレスは一度吐くとしばらく使えない。

サンダーボルトは的が威力はあるが的が早すぎて当たらない。

サンダーボールなどは多少誘導できても、ボルトより遅いため、当たるわけがない。

唯一当たるのが範囲攻撃のサンダーブレスなのだが、それも一瞬当たる程度ですぐに反撃される。


それでも何とかサンダードラゴンが生き残っていたのは、白竜からの支援魔法が通っていたからだ。

白竜の支援魔法は物理防御と魔法防御系の魔法と攻撃力強化系のものだったが、やがてそれも限界がきた。

支援を行っていた白竜が倒されたのだ。

白竜は苛烈な攻撃を受け続けながら、サンダードラゴンへの支援を行いつつ自身の防御魔法を張っていたが、遅れた。

受ける攻撃が苛烈すぎたからだ。

連続攻撃により、支援と支援の隙間を縫ってダメージを与えられしまったのだ。

一旦、ダメージを与えられるとそこからはもろかった。

バディーが交代せずに四方八方から攻撃する。

反撃しようものなら、後退してまた、別のバディーが攻撃するといった戦法である。

白竜としてはいくら丈夫な鱗や爪があっても、魔法による防御が消えた今、全くなすすべがない。

鬼人族の一人が急所の一つである目を切りつけた。

目と言ってもかなり大きな目で分厚い膜に覆われている。

それを突き刺す形で切りつけた。


グギャーーァァァァァァァァァァーーーーー


白竜に限らず、目は大体の動物の急所だ。

白竜は苛烈な攻撃を受けて地上に落ちた。

同時にサンダードラゴンも白竜からの支援が切れて、総攻撃を受けて、地面に激突した。

レベルが高く、防御力の高いドラゴンズは倒された。

かかった時間は遭遇から地面に落ちるまでで約10分ぐらいであった。

天下のドラゴンがものの10分もかからず倒されドロップアイテムに変わった。


白竜のドロップ

・白竜の鱗

・白竜の宝玉

・白竜の骨

・魔晶石 小


サンダードラゴンのドロップ

・サンダーボール

・イエローオパール

・ドラゴン肉

・イエロー炭酸


鑑定 大

・白竜の鱗:非常に硬いウロコ。物理耐性、魔法耐性の両方が高い。

・白竜の宝玉:非常に珍しい白竜の宝玉。激レア。

・白竜の骨:非常に硬い。物理防御、魔法防御に富む。

・魔晶石 小:魔石が結晶化して固まったもの。魔石 大より密度が濃い為、価値があるとされる。

・サンダーボール:スキル [サンダーボール]が使えるようになるスキルボール。

・イエローオパール:黄色いオパール。宝石だが、ドロップのイエローは黒みがかって珍しいとされる。

・イエロー炭酸:強い炭酸水。酒と一緒に飲むと美味いらしい。


ドロップはなかなか珍しいもの揃いだったが、リュージは既に使いきれないほどの宝玉や宝石、お金もあるため、そこまで嬉しくはなかった。

しかしながら、鬼人族や獣人族にとっては貴重な収入源なので、しっかりと確保してもらいたい。


貴族や王族にとって、金貨や白金貨での蓄財ではなく、それ以上の価値のある宝石や宝玉で溜め込むことも多いため、常に宝石や宝玉は不足しているとのことた。

そう言う意味ではダンジョンドロップで一番高く売れる一番価値の高いものは宝石や宝玉であろう。


その後、5〜6回程度、白竜とサンダードラゴンの複数体の組み合わせのモンスターたちがリュージたちに襲いかかってきた。

そのいずれも、10分から15分程度で倒してしまった。


『中級ダンジョンでもこの調子ならクリアできそうだな。』

リュージがそんな風に考えていたら、


「リュージ様、次の階層の階段見つかりました。どうしますか?」


「全員交代だ。今、ワールドワンへのゲートを開く。ただし、俺とジローは交代しない。俺はチームJの様子も見たいし、ジローも今、ゴーレム作成に夢中なようだからな。」


42階層に降りてから、リュージはワールドワンへのゲートを開けて、チームJと合流したのだった。

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