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【九千PV感謝ですっ!】魔葬少女【連載版】  作者: 暗黒神ゼブラ


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閑話その9

閑話その9



私には復讐しなければならない女がいる。


その女は相棒の玉藻前(たまもまえ)を奪い、恋人の鹿波(かな)の命と雲外鏡を奪った女、


先輩たちが行方不明の原因もおそらくその女だ。


私が魔葬少女になったのはあの女に近づくためだ。


そのために私は化け猫、(さとり)、大天狗、狂骨、水虎、セイレーンを喰らった。


あの女のシステムならば覚の能力でシステムを通して"声"が聞こえる可能性がある。


どれだけ異形の姿になろうと化け猫の能力で姿を変え、水虎の能力でその姿を消す。


もしも声が聞こえた時のためのセイレーンと大天狗だ。


あの女は人を殺しすぎている、ならば狂骨で亡霊の声を聞き祟ることもできる。


化け猫にも人を祟り死人を操る能力がある。


その点、姿も変えられ祟ることも死人を操ることもできる化け猫はうってつけだった。


しかしこれだけ喰らって強くなろうともあの女の足元にも及ばない。


そこであの女の作った魔葬少女のシステムを利用することにした。


感情を減らす魔法とからしいが、私は玉藻前に感情の増やし方を事前に教わっている。


まあ理由は……鹿波をその気にさせたかったからなのだが。


ある一定の時間が経てば私自身を死んだことにし、姿を変えて荒川咎を突き止め落とし前をつけさせる。



あの女に正体がバレるわけにはいかないのでその度に名前を変えた。


今回は琴桐松(ことぎりまつ)から神城真白(かみしろましろ)へと変えた。



そしてあの女を探る過程で魔葬少女ではコンビの片方が殺されるもしくは堕ちるともう片方も堕ちやすくなるらしい。


なので私はそんな存在を喰らい糧にした。


相方に殺されたらどうなるかと言う説明はされなかった。

それに私は堕ちようが堕ちまいが、肉体は人間じゃないのだから何の問題もない。


荒川咎に娘がいるという情報を掴んだのは復讐への大いなる一歩になる。


利用できそうな人間なら利用してやる。


私を人間と妖怪のキメラ実験に利用した荒川のようにな。


実験が失敗していれば、私はこんな中途半端な身体にはならなかった。


……だけど、成功したから鹿波にも出会えたのは確かだ。


複雑なのは確かだが、鹿波を殺した時点で絶対に始末する。


「篠原嬢、君は行方不明だったはずではなかったかな?」


面倒なのに見つかった上に正体に気づいてるのは何故だ。


……まさか、霧谷がぬらりひょんを使役している影響か?


「冬子がいたのか!? どこだ!」


相変わらず浅霧はバカだな。

実力が本物なのが気に食わないが、荒川咎とコンビを組んでいたのは事実……ならば利用する。


「浅霧と霧谷に相談なんだが、荒川咎を止めたいんだ。協力してくれないか?」


こういえばこの二人、特に浅霧は協力する。


「冬子が協力してくれるのは、心強いぞ。なあ深雪!!」


「そうだね、篠原嬢が協力してくれれば勝算も立つというものだよ」



霧谷は私のことを懐疑心を向けているのは明白だが、浅霧が協力すれば霧谷も協力する。


それが付け入る隙というものだということを理解しているのだから対処するべきだろ。


まずはコイツらが知っている情報を全て盗む。


二十分後


ほう、良いじゃないか!


二人に対しての認識を改める必要があるな。

一度でも荒川咎を止めた経験があるのなら利用価値が一番高いのではないか?


このタイミングで再会したのも好都合というものだな。

それに魔女会というもの利用価値がありそうだな。


「霧谷に聞きたいのだが、魔女会というのはどこにあるんだ?」


実際に魔女会に利用価値があるのかを私自身の目で確かめる、復讐のために。


読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来る時にしますね

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