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【七千PV感謝ですっ!】魔葬少女【連載版】  作者: 暗黒神ゼブラ


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第三十九話

第三十九話



……待って、朱莉のお姉さんになんて説明したらいいのこれ!?


付き合い始めましたって……なにそれ恥ずかしすぎる、いやでも結婚の挨拶とかするときのために…………それまで生きてるかな、朱莉が結婚出来る年齢ぐらいだよね僕たちの寿命


嫌だな、朱莉ともっと過ごしたい。


「朱莉に提案なんだけどさ、琴桐さんに指輪作ってもらわなにゃい?」


噛んだ、こんな大事な場面で噛んじゃった!?


さっきからなんなのこれ……声が裏返ったり噛んだり、恥ずかしすぎる。


朱莉は僕が噛んだのを見て表情筋が緩んでいた。


「ちょっと笑わないでよ〜! 僕だって恥ずかしいんだよ」


というか付き合ってすぐに指輪って重すぎないか!?


これも全部丸聞こえなのは…………やっぱり心が繋がってるみたいで嬉しいな。


でも指輪を作ってもらって、その年齢まで生きようって約束にすれば、重くはないよね。


……だとしても、クラスのみんなはもっと長く生きて大切な人ともっと長い時間過ごすんだよね。

正直言って羨ましい、だって二年ってことは大学卒業までの時間も僕たちは生きられないってことになる。


どうにかして朱莉と過ごせる時間を増やしたい。


それなら、琴桐さんたちにも聞いてみればいいんじゃないのか?


感情のコントロールの仕方は人それぞれ違うのなら、その人がやっていることを僕たち自身が試してみれば正式に近づけるかもしれない。


そうとなれば最初に聞くのは朱莉だよね。


「朱莉がどんな感じに感情のコントロールをしてるのか聞いても良い?」


「私の場合簡単だよ。風香ちゃん好き、愛してるで良いんだもん」


愛を感情に使っているならそうなのか、僕の恐怖だって最近は朱莉を失うことへのことばかりだし、似たようなものかも。


「ありがとう教えてくれて……」


僕が聞いたからなのか朱莉も僕に聞いてきた。


心を読んでるんだから分かってると思うんだけど……まだ僕には恥ずかしいんだよ。

だけどそうも言ってられないよね


「そっ、その僕は朱莉を……その失いたくないって思って」


「うん、それでそれで」


目を輝かせないで


「朱莉を失わない自分を想像してコントロールするようにしてる」


恥ずかしさで身体が溶けそう。

うにゅ〜って。


「風香ちゃん、何そのうにゅ〜って、可愛いよ!!」


「ちょっとそういうのは聞かなくても良いのに!」


もう抑えなくてもいいんだよね


「あっ、朱莉その…………きだよ」


言えた、今度は言えた!



「風香くん、朱莉くん……いちゃつくのは後にしてその人形について教えてもらえないかね?」


……もしかして、みんなの前で言ってたの僕!?


「教えてよ朱莉!」


「風香ちゃんが可愛いなぁって思ったら教えるの忘れちゃった」


みんなの前ってことはお姉さんもいるってことになる。


ギギギギ


そう考えたら、身体が硬くなって


「オネエサン、アカリトオツキアイスルコトニナリマシタ」


口が上手く動かなすぎてカタコトになってる!


…………何か、空気がおかしい。


「……! みんな下がって!!」


僕の勘は当たったようで、敵に狙われていた。


パチパチパチ


「よく気づいたね、褒めてあげるよ。あんな情けない姿晒しても戦闘の勘はあるみたいだね。雛の言ってた以上だよ」


僕が何者なのかと問い詰めると嬉々として自己紹介をし始めた。


「わたしは源綾音(みやもとあやね)雛と同じく咎様に見そめられた初期の魔葬少女であり、最初の魔物だよ! 君たちの成れの果ての魔物化の最初の事例として咎様の記憶に刻んでもらえた存在、それがわたしさ!! 咎様に覚えてもらえるなんて成仏しそうで怖いよね!」


理解出来ない、何を言っているんだ。


「君たちを……いや風香、君を可愛がりながら堕とすよう命じられているんだよ。そのための顔合わせとでも思っておいてくれ……安心してすぐには壊さないからねぇぇぇ!!」

読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来る時にしますね

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