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【七千PV感謝ですっ!】魔葬少女【連載版】  作者: 暗黒神ゼブラ


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第三十八話

第三十八話



僕たちが生きれて長くて二年……朱莉との約束を守りたい、だけどこのまま守ってたら僕の場合伝えられないままになりかねない。


……というか、二人で元の生活に戻るが叶わないってことなるよな。

何か方法はある……正直そう信じたい。


「あのさ朱莉に聞いてほしいことがあるんだけど良いかな?」


朱莉は優しく頷いて僕についてきてくれた。


この住居に近くには広場があったので僕は朱莉とそこで話をすることにしたのだ。


「この際だから単刀直入にいうね。僕はあ、あか…………ちょっと待って」


正式な魔葬少女になるためには感情のコントロールが必要になる。

それなら付き合ってコントロールしやすくした方がいい…………って違う。

僕は朱莉が好きだから付き合いたいんだ。


僕は朱莉の頭を撫でた。


すると朱莉は僕に抱きつきてきた。


「いいんだよ、無理しなくても。本気で考えてくれてありがとう風香ちゃん」


僕は正直に朱莉に気持ちを伝えた。


「ちょっともう無理そう。さっきもう少しだけ頑張るって話したばかりで謝りたいんだけど……余命宣告されて、後悔したくないって思っちゃったんだ。朱莉は分かってるだろうけど、僕は朱莉と結婚したり……出来れば養子とかもらって、一緒にさ……お迎えしたりしたいって…………」


僕が伝えている最中朱莉の頬には大粒の涙が溢れていた。


「朱莉どうしたの!? もしかして失望しちゃった? もしそうなら治すから!」


「違うんだよ風香ちゃん! 私も……私も同じ気持ちだから、嬉しくて……でも利用されたらどうしよう」


「……それで提案なんだけど、僕たちがアイツらを消せるほど強くなろう! 正式な魔葬少女で強くなれば可能性は十分にあると思うんだ! 理想論かもだけど」


「それなら、利用されても対処は出来るよね。たとえ今では理想論だとしても、正式な魔葬少女になれれば現実的になると思う」


「そっ、それでなんだけど……僕と付き合ってくれないかな!!」


声が裏返っちゃった!!

どっ、どうしよう言い直そうか、いやでも恥ずかしい。

というかこれも聞かれてるよね、諦めてもう一回伝えよう、いつも朱莉が伝えてくれてるみたいに。


「僕は朱莉が好き……だから、付き合ってくれたら嬉しいんだけど、どう……かな?」


「聞かなくても答えなんて分かってるでしょ、私は風香ちゃんのことが世界で一番愛してるんだから、当然付き合うよ。風香ちゃん、これからも一緒にいようね」


「うん。不謹慎かもしれないけど、たとえ堕ちても朱莉と一緒にいたい」


「…………それは私もだよ」


今の間はなんなのかと疑問に思ったけれど、僕と朱莉の目標はこの日から『正式な魔葬少女になって契約霊を変える』から『正式な魔葬少女になった上で利用されても契約霊を殺せるように強くなる』へと変化した。


しかし元の生活に戻ることを諦めたわけじゃない、方法を模索しながら強くなる方向へ舵を切ったということなだけだ。


これからはもう"利根島さん"とは呼ばない。


ちゃんと恋人らしく"朱莉"と呼ぶんだ。


朱莉を失うことへの恐怖は強くなるけど、後悔するよりは良い。

それに恐怖が強くなれば、僕の魔法は強くなるのは目に見えている。

ならばその方が朱莉と一緒に戻る方法が見つけやすくなるはずだ。


「朱莉、人形神を琴桐さんたちのところに持っていこう」


「うん、そうだね。風香ちゃん!」

読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来る時にしますね

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