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魔葬少女【連載版】  作者: 暗黒神ゼブラ


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閑話その3

閑話その3



依頼は簡単だったから、すぐフィギュア貰えて私は幸せだなぁ。


せっかくお金も入ったことだし、新作ゲームでも買おうかなぁ。

私が買い物に行こうとした時、魔女会の先輩美作琴葉(みまさかことは)が依頼書を持って近づいてきた。


「ちょっと久蔵(ひさくら)新しい依頼入ったけど、どうすんの?」

「ほらほら依頼書かも〜ん」


どれどれ、ふむふむ


「いいねぇ、その依頼のご褒美は何にしようかなぁ、やっぱりあのゲームかなぁ」

「まあ久蔵の場合その方が魔法が強くなるから……別で私も報酬あげようか?」

「えっ、いいの? かもんかも〜ん」

「はい、これあげる」


私が渡されたのは一日限定で販売された推しのフィギュアだった。


「琴葉これ本当に貰ってもいいの!?」

「うん。これぐらいあれば、必ず勝てるでしょ久蔵なら」

「琴葉にも報酬を分けてあげる」

「別にいいよ。久蔵が戻ってくれば」


私が今回受けた依頼、それは契約霊アツミの始末。


依頼というものは基本的に地域の人たちからの困りごとみたいなサブクエストが多い。

だけど時たま契約霊からの頼み事みたいなメインクエストもある。


今回は契約霊同士のいざこざでブチギレた契約霊のユミが依頼を出してきた。


アツミについては私が一番知っている。

だって私をこの地獄に叩き落とした張本人だからだ。


って言っても産まれてきた以上必ず死ぬ、だから私は後悔しないように欲しいものは全て手に入れる。

それぐらいの気持ちでやってるんだからね!!


「そんじゃあ行ってくるね〜」

「いってらっしゃい、死ぬなよ」


今は死にたくないかなぁ、いや限定フィギュアゲットしたし、死んだっていいかもね。



「なんのようだ(つむぎ)、私は今無性に腹が立ってるんだ。用がないなら去れ」

「アツミは相変わらずつれないね。用ならあるよ」


私はアツミに即座に銃弾をぶち込んだ。


「ったいな。急に何をする!!」


「依頼だけどそれ以外に何があるの?」


「私を裏切るのか紬……だが、紬お前は接近戦は苦手だったはずだ。私の勝ちだ」

「アツミは知らないんだった。私接近戦も出来るようになったんだよね。こんな感じで」


ボンッ!!


「お前身体に何を入れている」

「何をって小型爆弾だけど、どうかしたの?」

「頭がおかしくなったのか?」


私の戦闘スタイルは基本的にはライフルでの射撃だが、接近戦が出来ないわけじゃない。

私は魔法で体内に爆弾を生成させている。

魔法の本来の使い方は物の生成だ。

だからこういう生成系の魔法の人たちは武器を生成する。

だけど、私には狩猟免許を取った時に親から貰ったこの子がいる。

だから苦手な接近戦のために体内に爆弾を生成したってわけだね。

感情が物欲だから爆弾が欲しいって気持ちでも感情が回復するから私の場合ほとんど感情が減らないと言ってもいい。


そして物理で攻撃した際に爆破させ攻撃する。

ちなみに欠損ぐらいなら一秒もかからず治せるから心配なんてナンセンスってやつだね。


欠損の治療と同時に爆弾も生成される。


これぞ人間爆弾ってね。


「ふざけるな、こんなふざけた戦い方があってたまるか! 紬は死にたくないのか!!」

「生き物として産まれたからには必ず死は訪れ、形あるものは必ず壊れるそれが宿命だよ。死にたいだの死にたくないだの関係ないじゃん」


「本当に狂ったか!?」

「それでさ思ったんだけど、アツミってこんなに弱かったんだね」


私はアツミをワザと挑発した。


そうすればアツミは私に魔法を使う。

アツミは自分より弱いと思っている奴に馬鹿にされたら必ず最大火力で魔法を放つ。


まあそうされた時点で私の勝ちなんだけどね。


だって私の物欲の魔法の一番怖いところは、相手の魔法(感情)を奪うこと。


「嘗めるのも大概にしろよクソガキャアァァァァ!! ……は!?」


「今更気づいても遅いよアツミ。じゃあね〜」


「絶対にテメェに復讐して…………」

感情のなくなった契約霊は肉体ごと消滅する。

何度も見てきたからね、分かっちゃうんだ。


「こ〜んな、弱いならもっと早くやっとけばよかったなぁ」


さて依頼も終わったことだし、新作ゲーム買いに行こっと。


「簡単すぎだよね、この依頼」

「限定フィギュアのおかげだろ」

「それな!」


私は魔女様から報酬を貰い、新作ゲーム"ドキドキ!? オカるんと魔術学園〜真夏の幻大作戦〜"を買いに行くんだ。

PV見た感じ、ゆるい見た目に反してホラーがガチっぽかったから期待大なんだよね〜。

ほんっと楽しみで仕方ないよ。

読んでいただきありがとうございます!!

更新は出来る時にしますね

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