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第五話 ”稲妻の証”雷轟 ”毒の証”毒魔
雷轟と毒魔は街の中を警備していた。
「今日も平和ですね」
「ええ、主の統率力。本当に尊敬しております」
街は活気に満ち溢れている。魔獣の脅威も、宵の国の脅威も知らない。
「このような日々が毎日続けばよいのですが……」
「それは叶うことはできません。当たり前がないからこそ、このような平和な日々が大切になってくるのです」
「それはすいませんでした雷轟」
2人はそろそろ休憩をとベンチに腰掛けた。
「昔はもっと寂れていましたからなぁ」
「主が我々を拾ってくださったとき、”この力”を与えてくださったとき、この国は崩壊寸前といったような有り様でした」
「その恩は忘れません」
「我らの忠義はすべて主にあります。主の生を脅かすものが現れるのならば、命に替えてでもお守りします」
「それが我々にできる唯一の恩返しです」
忍び寄る波乱の足音……




